日帰りで35都道府県に! | 車内販売でございます。

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車内販売を13年半で10000回を利用してきた「車内販売大好きな乗客」が書くブログです。 各地の観光列車に乗り鉄しています。

私は、千葉県の東京寄りに住んでいます。

そして47都道府県の全部に出かけたことがあります。

関東地方に住む私ですが、

「日帰り」で出かけたことがある都道府県は、35都道府県です。

《宿泊無し》《夜行列車の利用も不可》となると、

47都道府県のうち35となります。

(訂正・全47都道府県なのに49都道府県で最初アップしていました。なぜか夏の甲子園出場校と混同してました)

地図の緑の斜線は、日帰りで出かけた都道府県です。↓

 

日帰りで出かけていないのは、本州は和歌山・鳥取・島根・山口。

九州は全部の8県で、福岡・大分・宮崎・佐賀・長崎・熊本・鹿児島・沖縄です。

(白地図はフリー素材を利用)

 

 

 

遠い都道府県に行くのに、どのくらいハードな日帰りだったのか、まとめることにしました。

【1】「札幌まで日帰り往復」北海道 2226.6km

北海道には、新幹線「はやぶさ」と特急「北斗」で、日帰りの弾丸乗り鉄を2017年に実施しました。

東京駅6:32発の1本目の「はやぶさ」に乗って、新函館北斗で「北斗」に乗り継ぎ。

札幌駅に到着したら4分後の「北斗」で即座に戻るプランでした。

【1本目】東京6:32発→(はやぶさ1号)→新函館北斗10:57着《4時間25分》

【2本目】新函館北斗11:09発→(スーパー北斗9号)→札幌14:41着《3時間32分》

【3本目】札幌14:45発→(スーパー北斗16号)→新函館北斗18:09着《3時間24分》

【4本目】新函館北斗18:36発→(はやぶさ38号)→東京23:04着《4時間28分》

まあ、私は車内販売を利用するのが目的でしたから、観光無しで1日乗りまくるのも楽しかったですけど。

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長万部の「かにめし」↑、大沼公園の「大沼だんご」↓を購入。

今思えば、車内販売で注文して買えるなんて、贅沢な時代とも言えました。

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1日で2226.6kmの乗車は、当時は自己最長でした。

現在は、東海道新幹線山陽新幹線東北新幹線で、1日4000km前後の乗車を実行しました。

 

 

【2】「リゾートしらかみ」青森・秋田1603.8km

「大人の休日倶楽部パス」が利用できる年齢になって10年。

青森や秋田に、激安で行けるのは有難いです。

乗り継ぎパターンがこちら。

東京6:32→→(はやぶさ1)→→新青森9:51

新青森9:58→→(普通列車川部乗換)→→五所川原11:05

五所川原12:00→→(ストーブ列車往復)→→五所川原14:22

五所川原15:10→→(リゾートしらかみ)→→秋田19:01

秋田19:10→→(最終こまち)→→東京23:04

日帰りで「ストーブ列車」と「リゾートしらかみ」に乗れるのです。

始発でスタートして採集で帰るコスパ抜群のコースです。まあ、体力は激しく消耗しますけど。

怖いのは、「リゾートしらかみ」と「最終こまち」の乗り継ぎが9分間しかない点で、もし20分遅れたら東京に帰れなくなりかねません。(実際は、冬の五能線が強風でダイヤ乱れ必至となり、2回計画を立てましたが一部修正しましたが)

 

 

【3】「サンダーバード最後の車販」福井・石川・富山

北陸線の「サンダーバード」「しらさぎ」の車内販売が、2014年の9月で廃止されました。

その前に、車内販売を利用しに、福井~金沢を3往復しました。

観光客でなくて、地元の乗客は多く乗っていましたが、車内販売の利用者はほとんどいない寂しい状態でした。

乗りに行く前は「9両編成もあり、1時間に2~3本も特急が走って、需要あるはず」と思っていましたが、

満席に近くても、車内販売のワゴンが通っても1両に1人くらいしか呼び止めません。

これは打ち切りも仕方ないと実感したのでした。

 

 

【4】「高速バス&18きっぷで明智鉄道」岐阜

岐阜県の明智鉄道・食堂車に乗りに行きました。

岐阜県なら十分日帰り圏内ですが、費用をケチりました。

バスタ新宿6:50→→(京王高速バス)→→高速恵那11:42

恵那12:25→→(食堂車)→→明智13:19

明智13:52→→(折り返し明知鉄道)→→恵那14:42

恵那→→名古屋経由で青春18きっぷ→→東京22時ころ

往きは高速バスで、割引価格で2900円。

帰りは青春18きっぷで激安往復しました。

 

 

【5】「しまかぜで伊勢まで」三重・奈良

名古屋で1時間ほど用事があった。

新幹線で日帰りの割引切符を利用しました。

午前中で用事は終わり、午後は空いたので、近鉄に乗りに行くことにしました。

上りの「しまかぜ」でカフェを利用。

そして当時車内販売があった「アーバンライナー」に乗車。

結局、大阪難波まで近鉄で往復しました。

奈良県は通過しただけでホームにも降りていません。

ただ、昔は元日にJR東海が「こだま」乗り放題の切符を発売していました。

これで京都まで出かけたついでに、東大寺も参拝しましたので、日帰りで奈良県に行ったのは変わりません。

 

 

【6】「灘中学まで見学」兵庫

私は中学受験指導の仕事をしています。

関西のトップ校、兵庫県の灘中学高校に4回ほど出かけたことがあります。(甲陽、東大寺、大阪星光、洛南、神戸女学院にも見学に行きました。洛星と西大和には行ってません)

5月3日の灘高校の文化祭には3回ほど行きました。そのうち1回は日帰りでした。

受験指導の業界は、正月も仕事ですが、そのかわりゴールデンウイークは3連休くらいにはなりますから、混雑するものの旅行に行きやすいのです。

直近に行った2013年↑

 

【7】「日帰り新幹線で四国へ」香川・徳島・高知1908.6km

2023年に、日帰りで四国に出かけました。

主な目的はJR四国の観光列車「四国まんなか千年ものがたり」に乗ることです。

下りに乗って大歩危駅に降りた後、上りに乗りたかったのですが満席でした。

そこで、往復1万円近く追加して、高知県の須崎まで行って「鍋焼きラーメン」を食べて新幹線で帰りました。

この時には東京から岡山倉敷まで、観光客向けの日帰り割引切符があったのです。

今は無いのが残念。

 

【8】「伊予灘4本を日帰りで」愛媛

大好きな観光列車「伊予灘ものがたり」に乗るために、成田空港から松山空港までLCCの「ジェットスター」に何十回も乗っています。

一番過激だったのは、2015年の1日4本の乗車です。

成田空港6:20→→(ジェットスター)→→松山空港8:15

JR松山8:26→→(伊予灘・大洲編)→→伊予大洲10:31

伊予大洲10:51→→(伊予灘・双海編)→→松山13:12

松山13:28→→(伊予灘・八幡浜編)→→八幡浜15:52

八幡浜16:06→→(伊予灘・道後編)→→松山18:08

松山空港20:20→→(ジェットスター)→→成田空港

ジェットスター機が早く着いたため、1本目の大洲編に奇跡的に乗車できて、4本ともコンプリートできたのです。

成田空港6:20発に乗るには、始発電車でも間に合いません。

でもコロナ前は、都心を1:00頃発車して、遅くまで酒飲んだサラリーマンを千葉県内の住宅地に送り届ける。それと共に早朝の成田空港発車の便に乗る客を途中から乗せて、早朝4~5時に成田空港に着くという深夜バスが走っていたのです。これは早朝3時頃発車であり、ギリギリ日帰りと考えます。今はバス運転士が激しく不足しているため、運休中です。

 

 

【9】「JR発足10周年フリー」広島

かなり前の1997年4月に、「JR発足10周年記念謝恩フリーきっぷ」が発売されました。

JR全線の特急自由席に3日間乗り放題で3万円という過激な切符でした。

東海道新幹線でも自由席なら乗れる非常に珍しい切符でしたから、私は東京駅で自由席に並んで、広島方面に向かいました。

こまかな計画は立てずに、原爆ドームとか宮島観光をしようかと思いましたが、広島県に入ったばかりの福山駅に停車しようとした瞬間、駅前の福山城の桜が目に飛び込んできました。

急遽予定を変更して、福山で下車。桜を鑑賞しました。

次に広島駅方面に向かおうかと思いましたが、頭が痛くなり体力も消耗してきて、おとなしく東京に帰ることにしました。

結局、翌日(乗り放題の最終日)は、具合が悪くなり、寝込んでしまいました。

鉄道ファンにとっては、全国乗り放題の1日を放棄する形になったわけですから、痛恨の一撃です。

当時なら東京~博多を「ひかり」、博多~熊本を「つばめ」に乗って、熊本往復できたのですけど。(山口・福岡・佐賀・熊本に日帰り!)

あと3か月後の8月の九州乗り鉄は、1泊の予定ですが、2日目に仕事が入れば福岡・大分・山口が日帰りとなります。

 

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日帰りで35都道府県に達した人は、非常に少ないだろう・・・と思っていました。

でも、記事を書いている途中で気づきました。

飛行機で上級会員になるためにマイル修行をしている人なら、43都道府県くらい達するのは、わけないのでは?

まだまだ修行が足りないのかなあ。