サンダーバード | 車内販売でございます。

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車内販売を15年半で11000回を利用してきた「車内販売大好きな乗客」が書くブログです。 多数の観光列車に乗り鉄しています。

 北陸本線の特急「サンダーバード」は、2014年の9月15日で、車内販売が廃止されました。(この記事は廃止前の2014年7月のものです)

 長い9両編成が中心で本数も多いだけに、車内販売がなくなるのは残念だ。

 私は車内販売のマニアだから、今のうちに利用しようと北陸に出かけた。

 今回しか利用する機会がないわけだから、観光はほとんどせずに、車内販売を利用しまくった。どうしたかというと、福井と金沢の間を3往復するという無茶苦茶な方法を選んだ。

 サンダーバードは、金沢止まりもあるし、富山行でも車内販売は金沢までだったりする。そうすると車内販売を一番効率良く利用するのは、福井・金沢間ということになる。


 車内販売の有無は、JR西日本のホームページにも掲載してある。

http://www.jr-odekake.net/railroad/service/train/sale.html

 3月に「SLやまぐち号」の車内販売が無かったので、いい加減な情報かもしれないと感じていたが、確かに大ざっぱだ。


駅に掲示されていた車内販売の情報を掲載する。

 まずは福井駅。


 そして富山駅。特に「しらさぎ」は、すでに多くの列車で車内販売が廃止されていることがわかる。

 



 福井・金沢間を3往復(6回乗車)したが、車内販売を4回利用した。1回は車内販売が来なくて、1回は「しらさぎ」の乗車だった。

≪1回目≫ 金沢から大阪行きのサンダーバード18号に乗車。ポカリスェツト140円を購入。

≪2回目≫ 福井から金沢まで「しらさぎ」に乗車。車内販売は金沢までと放送で案内があったが、小松を発車してから回ってきた。

アイス280円を買う。なかなか解けない固いアイスだが、手間か時間がかかるのが良い。

≪3回目≫ 金沢から福井までサンダーバード。5号車に乗ったが、金沢発車5分後にワゴンが来てくれた。ホットコーヒーと黒糖棒のセット410円を買う。

 実は、弁当を買いたかったが、良い弁当が積んでいなかった。この日の朝に「ちらし寿司」の弁当を食べたので、寿司以外の弁当が良かったのだが、積んである弁当は、寿司・寿司・寿司・・・・。

 そこで、福井駅前の店で、「ソースかつ丼」と「越前そば」を食べる。無理せずに車内販売を利用しなくては。

≪4回目≫ 「サンダーバード19号」に福井から金沢まで乗るが、車内販売は来なかった。残念。

≪5回目≫ サンダーバードで金沢から福井に折り返す。写真はないが、スポーツドリンク140円を買う。

≪6回目≫ 福井城跡を散策して腹を減らしてからサンダーバード25号に乗る。福井から富山まで。もう夕方なので、ビールとウインナーに手を出す。モルツ310円、おつまみウインナー210円。

 富山で、富山地方鉄道の窓口に行き、車内販売について尋ねる。5月の連休や夏休み中は車内販売ありと聞いていたが、詳しい話がきければいいなと情報収集。

 このあと、「はくたか」利用で東京に向かったのだった。「はくたか」がICカードSuicaが使えるのと比べると、サンダーバードでSuicaが使えないのが不便で残念だ。



 本末転倒の車内販売の利用の仕方だったが、乗客がそこそこ乗っている割には、車内販売の利用が少ないと感じた。特急に乗る前に、買いこむ習慣がついてきたようだ。

 ワゴンは、多くの路線で使われているものだ。3段で、多くの品を載せることができる。お土産品からアイスまで積んであった。 

 また、サンダーバードには、飲物の自動販売機がある。お茶・コーヒー・水と種類は少ないが、車内販売がない列車・区間がある現実を考えると、設置してあるだけ良いかと思う。

 でも缶コーヒーワンダが140円というのは高いなあ。