大回り四国乗り鉄《2日目3日目》 | 車内販売でございます。

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車内販売を15年半で11000回を利用してきた「車内販売大好きな乗客」が書くブログです。 多数の観光列車に乗り鉄しています。

前回に引き続き、四国の大回り乗り鉄の話です。

今回は、2日目・3日目です。

 

【1】お得な切符を利用

松山駅前のビジネスホテルに宿泊。

翌日は四国乗り鉄です。

まず購入したのは、フェリー利用客だけの限定発売の切符です。

「四国西南周遊レール&パスきっぷ」です。

予讃線の松山~宇和島

予土線の宇和島~窪川

土讃線の窪川~高知

土佐くろしお鉄道の窪川~宿毛

以上の区間を特急自由席も含めて乗り放題です。

宇和島や宿毛周辺のバスも乗れます。

2日目・3日目の行程にバッチリ合っていますので、利用することにしました。

 

【2】伊予灘ものがたり大洲編に乗る

この日の「伊予灘ものがたり」は、7周年記念式典が実施されるのでは?と多くの常連客が予測して、指定券を狙った日です。

そのため、「伊予灘ものがたり」に76回乗った私にとっては、半分近くが見覚えのある乗客でした。

(普段と違い、この種のイベントの日だけは、常連客の割合が一気に高くなることがあるのです)

他の路線、たとえばもう20本くらい乗っている「ろくもん」「ハイレール」「富士山ビュー特急」では、アテンダントさんと話は盛り上がりますが、他の乗客と話することは、ほとんどないのです。四国だけは別世界です。

五郎駅では、地元の人たちに加えて「すまいるえきちゃん」も登場!

ちなみに「伊予灘ものがたり・大洲編」の席は、2号車1番B席でした。

乗車の10日前にダメ元で、みどりの窓口の係りの方に打ってもらったら「1席だけ空いています」とのこと。

出てきたのが2号車1番B席・・・ここって常連客にとっては最高格別の席なのです。(写真の赤い〇の席)

ここは、カウンターに近く、ケーキセットやビールを頼みやすい席です。

下灘駅で下車する際にも、パッと降りることできます。

すぐ隣には「みきゃん」が鎮座していて、その下に大きな荷物も置きやすくなっている広い席なのです。

 

【3】宇和海で宇和島へ

「伊予灘ものがたり」は、終点の伊予大洲に着きました。

普段でしたら、折り返しの双海編に乗って松山に戻りますが、この日は宇和島・窪川に向かいます。

そのため、次の特急「宇和海」に乗りました。

写真↑は、反対のホームから手を振っていただいた伊予灘ファンの方々。

「お手振り」の名人の方々に、大きく手を振っていただきました。

偶然に八幡浜に行くことになっていた「あぁるびぃさん」と「50おやじの遊び三昧さん」とは1区間だけご一緒しました。

 

【4】宇和島駅

宇和島駅で特急「宇和海」から予土線に乗り換えます。

宇和島駅は、ツイッターで情報発信をするなど様々な取り組みを行っています。

改札の前に、プラレールもあります。

宇和島城や鉄道ホビートレインもいますね。

笹の飾りもありました。アンパンマンもいるぞ。

2時間以上トイレに行きにくい路線ですから、トイレに寄るのは必須です。

会いたかった駅員さんに、ほぼ3年ぶりに会えて超ラッキーでした。

 

【5】ウルトラトレイン号

宇和島12:18発、窪川14:23着の1両編成の予土線です。

ウルトラマンのラッピング車両が7月22日から走る気動車です。

この車両で窪川まで進みます。

ウルトラトレインの話はこちら↓

 

【6】志国土佐時代の夜明けのものがたり

窪川から、「時代の夜明け」の「開花の抄」に乗りました。

 

 

【7】高知からバス

翌日は8:26に「伊予灘ものがたり」の見送りを松山駅で行います。

そのため、この日のうちに高知から松山に戻る必要があります。

《1》予土線を通って、宇和島経由で戻れば、乗り放題区間ですから出費はありません。

ですが、予土線は本数が少なく、その日のうちには戻れません。

《2》そこで、高速バスを利用しました。

高知から松山まで2時間54分で、松山着が21:14になります。

前日のネット予約で1960円でした。

《3》土讃線から予讃線に多度津経由で乗り換えることもできます。

ただし、4時間4分もかかり、松山着22:38になります。

料金も自由席で9,390円と高く、乗り放題切符でないと割が合いません。

 

 

【8】ホテルで夕食

松山のホテルに帰ってから、軽く夕食をとりました。

ビールと一緒に食べたのは、「なめろうふわふわ天」です。

土佐久礼駅で地元の方から買った品です。「ハランボ推し」の常連客が多いのですが、私はこれが好きです。

 

高知駅でワッフルを売っていたので買いました。

期間限定の品のようです。

 

【9】2日目のまとめ

松山から、「伊予灘ものがたり」と「志国土佐時代の夜明けのものがたり」という2つの観光列車を大回りして乗りました。

結果的に、予土線の「ウルトラトレイン号」に乗りましたが。

この1日だけの「バスを除いたJRの運賃」と「宇和海の自由席特急料金」で、6070円です。

翌日も使えて6600円ですから、この日だけでほぼモトが取れました。

 

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3日目は、「伊予灘ものがたり」のお手振りです。

毎回手を振ってくれている沿線の人たちを、招待して「伊予灘ものがたり」に乗車してもらうのです。

地元の人たちが乗った列車に、感謝の気持ちを込めて手を振るわけです。

3日目【1】松山駅でお手振り

まずは、伊予上灘や下灘駅で「おもてなし」をしてくれている人たちが乗った「大洲編」を、松山駅で見送りました。

普段からお手振りをしている皆さんですから、お互い盛り上がりました。

 

3日目【2】五郎駅でお手振り

五郎駅で「伊予灘ものがたり・大洲編」を待っていると、五郎駅の手前でお手振りをする位置に、アテンダントさんが自動車で来ました。特に、3年前5年前にアテンダントをしていたOGと、地元の人は顔見知りですので、感激の再開です。

双海編では、アテンダントさんが追いかけました。

現役のアテンダントは黒いTシャツ、カラーのTシャツは元アテンダントでした。

わざわざ来てもらった先輩に敬意を表したのだと思います。

 

3日目【3】千丈駅でお手振り

八幡浜駅の1つ手前・千丈(せんじょう)駅近くのガソリンスタンドでお手振りをしました。

「マツコの知らない世界」収録の時にも尽力いただいた《ものがたり列車の責任者》をしていた方にも、久しぶりに会えました。

 

■3日目のお手振りの話は、こちらです↓

 

 

3日目【4】一緒に移動

この日は、ふたりの伊予灘ファンと一緒に「お手振り」に移動しました。

前日の乗車中に「明日は沿線でお手振りですよ」と言ったら、「一緒に行きましょう」と話が盛り上がりました。

五郎駅で降りると、同じく伊予灘ファンの方がいましたので話しているうちに、次のお手振りにも合流することになりました。

昼食も一緒にとれて、楽しかったです。

 

感染が広がり、「伊予灘ものがたり」が運休することになりました。

次に行けるのは、何か月後かなあ。

 

 

 

■1日目の乗り鉄の話はこちら↓