四国までの交通、新幹線?飛行機? | 車内販売でございます。

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車内販売を15年半で11000回を利用してきた「車内販売大好きな乗客」が書くブログです。 多数の観光列車に乗り鉄しています。

私は東京に近い場所に住む千葉県民です。

「伊予灘ものがたり」をはじめとする観光列車が大好きで、四国に何度も出かけてきました。

では四国には、どんな交通手段で出かけてきたのでしょうか。

飛行機か、新幹線か、サンライズ瀬戸か。

2014年の「伊予灘ものがたり」デビュー以来、四国に32回(往復64本)出かけてましたが、

その64本の交通手段をまとめました。

 

★新幹線・・・6本だけ

新幹線は、64本のうち、たった6本しか使いませんでした。

大好きな車内販売を利用できるのに、たった6本です。

更にその6本のうち半分は、途中で関西に寄って乗り鉄等をしましたから、新幹線で東京~岡山を直通で乗るのは、ほぼありません。

理由は2つ。

1つは料金が高いためです。

東京~岡山を新幹線に乗ると、定価で片道17660円(のぞみ普通車指定席)。

往復だと35000円を超えてしまうのです。(たいてい四国内は別途乗り放題切符利用)

(時間帯によっては、EX早割の片道14260円が使えますが)

もう1つは四国への到着が遅れるためです。

朝一番の新幹線だと松山着が12:10ですが、飛行機だと松山空港着が9:00前後です。

「伊予灘ものがたり」なら1日4本のうち2本しか乗れません。(飛行機だと3本乗れる)

「夜明けのものがたり」だと、高知12:04発の「立志の抄」に間に合いません。(飛行機なら間に合う)

 

★サンライズ瀬戸・・・6本だけ

サンライズ瀬戸は6本利用しました。

1本はシングルツインです。

5本は安いノビノビ座席(坂出まで14980円)

ノビノビ座席でもやや高く、何回も行くと費用がかさみます。

本来は、もっと利用したかったのですが、私は受験業界で仕事しています。

そのため、土曜日も遅くまで仕事です。

東京駅22:00発(現在は21:50発)に間に合わない可能性があり、怖くて利用しにくかったのです。

 

★夜行バス・・・たった5本

夜行バスは5本だけです。

探せば、閑散期で7000円前後の安いバスもあります。

ですが、50歳過ぎた者にとっては、やはり体力的にキツイのです。

実際に往復で夜行バスに乗って、全身がガタガタになりました。この話はこちら↓

そして、JRの夜行バスが、東京から松山便が消滅したのも大きいです。

 

★飛行機・・・47本も利用

(日本航空10本、全日空12本、ジェットスター25本)

64本のうち、47本と多いのが飛行機です。

安くて速いのが大きな魅力です。

■「ジェットスター」

安い航空会社LCCの「ジェットスター」を25本利用しました。

成田空港発着は、神奈川県民だと利用しにくいのですが、千葉県民の私は羽田空港より早く着くことができます。

手荷物が7kg超えると追加料金必要で、日程の変更不可や手数料必要という不便さがあっても、圧倒的な安さには驚きます。

先月の4連休の3日目・7月24日(土)の成田7:50発・高松空港9:20着の便が3840円と激安でした。

連休の最終日の夜は、さすがに高いですが、日を選べば往復で12000円前後で乗れる時が結構あるのです。

これだけ安いので、ジェットスターをもっとも多く利用してきました。

 

■「全日空」ANA

全日空は、日本航空より到着時間が早いのが魅力です。

四国の各空港だと、なぜか全日空のほうが観光列車の時刻にドンピシャなのです。

たとえば、「伊予灘ものがたり」の最後の便「道後編」に乗ると、JR松山駅に18:17着です。

松山空港まで車で約15分ですので、松山空港には急いで18:40頃の到着です。

最終羽田行は、「日本航空」が19:05、「全日空」が19:25ですから、荷物検査の時間を考えると「日本航空」の利用は怖いのです。

 

利用する際は、航空機と宿泊がセットになった《ANAトラベラーズダイナミックパッケージ》が安いです。

たとえば9月25(土)、26(日)の羽田発・松山着の往復航空券と、ホテル1泊(松山東急REIホテル)で33400円です。

往き13000円、帰り13000円、宿泊7400円というイメージです。冬の安い日は26000円前後です。

往復新幹線で松山往復ですと40000円超しますから、安くて宿泊費も込みで、なおかつ早く着くことになります。

 

■「日本航空」JAL

観光列車との接続時刻で結果的に不利な「日本航空」ですが、大きなメリットがあります。

《JALダイナミックパッケージ》で、往復航空券と宿泊を申し込んだ旅行者限定で、JR四国の乗り放題切符が購入できるのです。

JR四国フリーきっぷ「1日間コース」が4000円、「2日間コース」が6800円です。四国内の特急自由席に乗り放題ですから、これは助かります。今年2021年の10月から12月の『四国デスティネーションキャンペーン』期間は、乗り放題切符が増えますが、その先は「JR四国フリーきっぷ」が便利です。(上の写真は2015年7月利用。金額等が若干違っています)

 

同様に、九州でも《JALダイナミックパッケージ》利用者限定の乗り放題切符が発売されていて、これは便利です。

4月に九州新幹線含めて3日間乗り放題17000円の切符↓

全日空や日本航空の「ダイナミックパッケージ」は、公式HPからの申し込みが安くて手軽です。

 

 

この記事を書いて、32回も四国に出かけたのかと、改めて驚きました。

観光列車での飲食も入れると、1回乗りに行くと平均5万円を超えます。

1回5万円×32回で、160万円以上になります。

九州など他の路線にも行きますし、仕事を減らして減収の上で旅行に行くわけです。

うわ~、大変な道楽だなあ。

 

 

四国関係の過去の記事です。

★「伊予灘ものがたり」

 

★四国まんなか千年ものがたり

 

★志国土佐時代の夜明けのものがたり

 

★「JR四国」