伊予灘ものがたりに日帰りで乗りに行く | 車内販売でございます。

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車内販売を15年半で11000回を利用してきた「車内販売大好きな乗客」が書くブログです。 多数の観光列車に乗り鉄しています。

 私が最も好きな観光列車は、「伊予灘ものがたり」だ。前回乗ったのは、4か月半前の2015年の8月末だった。
 また乗りたくなったが、1月は仕事が忙しく、休みが取りにくい。私が住んでいる東京周辺からは、交通費が高い。次に乗れるのは当分先かな、と思っていたら、絶好のチャンスが到来した。
 
↑写真は「伊予灘ものがたり」の2号車の「みきゃん」だ。新年らしい服を着て、歓迎している。なんて可愛いんだっ!

【1】激安で愛媛まで飛べる
 土曜・日曜・祝日の3連休の真ん中、1月10日が休みになったのだ。そして、この日は何と格安航空券で松山まで往復できることが分かった。
ジェットスターで、成田空港と松山空港間の「往復」航空運賃が、何と13600円!
 連休の中日とはいえ、成田空港に早朝6:30に出発するためか、往きだけなら、4000円でお釣りがくる超激安だ。(正確には空港施設使用料やカード会社の手数料が入り4000円超えるが)
 よしっ、愛媛まで日帰り弾丸旅行だ!

【2】成田空港までバス
 LCCは、6:30出発なら、決められた時刻(今回は30分前の6:00)に遅れたら、航空券は即紙くずになる。早朝の6:00に成田空港に着く方法は限られる。
 今回は便利なバスを見つけた。東京から成田空港に向かう深夜バスなのだが、東京から終電を逃した会社員を乗せ、途中から成田空港の早朝便に乗る客を乗せるバスがある。何と私の家から歩いて15分ほどの場所から、成田空港に一直線なのだ。料金は1000円と手ごろだ。風呂に入ってから深夜に乗れる、これは便利だ。
 
 土曜の深夜だけあって空いていて、都心からのサラリーマンは5人、成田空港の早朝便利用者が5人となっていた。

【3】成田空港
 早く着きすぎたから、ハンバーグカレーを食べて、フードコートに長居した。全く頼んでない客が多いから、問題ないでしょ。
 写真は撮らなかった。以前、成田空港駅でスカイライナーから成田エクスプレスに乗り換えようとしただけで、警官に「身分証明書!」と言われて押し問答になったことがある。非常にピリピリした場所という先入観があったから、撮ろうという考えが浮かばなかった。
 微熱が出て体もだるい。胃の調子も良くないため、1日に軽いものを5回食べる状態で、結果的に食後の薬を1日5回も飲んだ。(良い子は真似しないように!)

【4】ジェットスター機内
 格安航空会社でJAL、ANAほどのサービスはないが、許容範囲と感じた。座席は前との幅がやや狭かったが、気にならない。往きは4000円、往復で13600円と激安で愛媛まで飛べるのだ。
 
    (うわっ、右の方にカメラのストラップが写ってしまった)
 本当なら、機内販売を頼みたかった。ただ、感動的な接客をしてくれそうな乗務員はいそうもなかったし、何より体がガタガタだったから買わなかった。
 
 LCCでは、飲み物のサービスは有料となっている。缶ビール500円、コカ・コーラ250円、粉末を溶かすコーヒー200円となっている。
 
 前日から風邪気味で、風邪薬を飲んでいた。前日もハードな仕事して気合を入れるためにコーヒー2本飲んで、胃腸の具合も良くなかった。これでは機内販売は利用できない。

【5】松山空港からJR松山駅に
 今回の大きな目的は、五郎駅で手を振ることだ。そのためには、松山を9:03に発車する特急宇和海7号に乗る必要がある。ところが、8:15に松山空港に着いても、最初のバスは8:45発。15分ほどかかるから、9:03発の特急にギリギリとなる。
 タクシーに乗るしかないか、と思って松山空港のバス乗り場に行くと、8:45の直通リムジンバスの他、8:25発の路線バスもあるではないか。それもリムジンバス410円より、料金が100円も安い。
 早速乗り込んで、JR松山駅に向かった。

【6】特急宇和海
 
 特急宇和海に乗った。
 ここで、ケチなことをした。途中の伊予市まで普通列車に乗り、運賃をケチったのだ。この日・1月10日は、青春18切符の利用期間最終日だから、これで、190円の節約になる。セコイとは思うが、これで浮かせたお金で缶ジュースを飲む時の美味さは、たまらないんだな。
 
 すでに松山駅を出発した「伊予灘ものがたり」を、先に着いて待ち構えるのだから、「伊予灘ものがたり」は何とゆっくり、そして遠回りしているのかが分かる。

【7】五郎駅
 五郎駅では、ホームで住民の方々との隣で、伊予灘ものがたりに手を振った。この時の話はこちら↓
http://ameblo.jp/syanaihanbai/entry-12116196654.html

 
 4か月半ぶりに会ったアテンダントさんと目が合った。私のことを覚えてくれていたと確信した。(嵐のコンサートに行ったファンが「あっ、桜井君が今、私だけを見つめてくれていた」と何千人もが確信してるのだろうけど)
 
 この時に振ったのは、伊予灘ものがたり1周年のデザインのウチワだ。この写真のウチワは、昨年大洲城で「はたふり」をした時にもらったものだ。

【8】普通列車で松山に戻る
 五郎駅から一旦、伊予大洲に戻り、そこから松山に普通列車で戻った。
 
《伊予灘ものがたり双海編》
伊予大洲10:51→→→→松山13:12 (2時間21分)
《普通列車》
伊予大洲11:47発→→→→松山12:53着 (1時間6分)
 普通列車は、距離が短い内子経由、伊予灘ものがたりは遠回りの「愛ある伊予灘線」経由とはいえ、普通列車の方が圧倒的に早いのである。

【9】八幡浜編に乗る
 1日に風邪薬を無茶して5回も飲んだためか、風邪の症状がほとんどなくなった。とはいっても、昨日からの仕事が遅くまで続き、一睡もしておらず、体力的にはきつい。でも、待ちに待ったこの機会、居眠りするなんてありえない。リポビタンDのお世話にはならずに済んだ。
 
 松山から八幡浜編に乗った。1号車は半分が空席だった。八幡浜編の内容は、かなり長くなるので、まだ後日。

【10】道後編に乗る
 帰りの道後編にも乗った。詳しい内容は、こちらもまた後日。
 

【11】帰りもジェットスター
 帰りのジェットスターは、ほぼ満席だ。徹夜明けだったと改めてきづき、ほとんど寝ていた。
 土産もない、着替えもないから、荷物は少ししかない。愛媛が手軽な距離になったような気がした。

【12】成田空港から快速
 成田空港からは総武線快速に乗った。青春18切符を持っているから、京成の方が高いが、JRにした。青春18切符を、四国で使ってまた成田から使うのは、変な感じがした。
 ガラガラに空いていたが、総武快速はグリーン車だ。乗り慣れた列車で、日常に戻ったんだなと実感してきた。
 
 自宅に戻った時には、ちょうど0時。これで日帰りの弾丸旅行は終わった。疲れたけど、楽しかった~。

【おまけ】
成田から松山まで日帰りで往復すれば、私の感覚では「弾丸旅行」なのだが、数段上の人もいる。私が日ごろから読んでいるブログを書いている「のぶっち」さんは、関西空港⇒那覇空港⇒新千歳空港⇒関西空港と、日帰りで飛んだそうだ↓。
http://ameblo.jp/sunflower918/entry-12109722072.html
まだまだ私は精進が足りないなあ。