車内販売&観光列車、再開が続く! | 車内販売でございます。

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車内販売を13年半で10000回を利用してきた「車内販売大好きな乗客」が書くブログです。 各地の観光列車に乗り鉄しています。

新型コロナの感染者が減っています。

緊急事態宣言も解除され、油断はできないものの、低い水準で落ち着いています。

それに伴い、車内販売の再開、観光列車の運転再開が、発表されています。

今回は、中止されていた車内販売の再開と、運休していた観光列車の運転再開に関するまとめです。

 

【1】4月5月は、車内販売が壊滅

4月から、多くの感染者が出ていました。

全国に緊急事態宣言が出されて、不要不急の外出をしないよう強く呼びかけられていました。

この時期は、大部分の「観光列車は運休」「車内販売は休止」でした。

例外的に、東海道新幹線だけは車内販売がありました。JR東日本の販売員と異なり、一部の車掌業務を務めるなど他の業務があったという事情もあるようです。

また、「大組織だけに運休には準備が必要」「観光列車でも地元の移動手段になっている」という事情もありました。

 

【2】車内販売が、再開!

6月になり、各地で車内販売が再開されると発表がありました。

★JR東日本・・・6/19再開

JR東日本の「はやぶさ」「つばさ」「あずさ」などの車内販売が、6月19日に再開すると発表されました。

6月19日というのは、都道府県をまたいだ移動を控える呼びかけが解除される日です。

普通列車グリーン車の車内販売も、この日から再開するようです。

これで、車内販売を楽しめます。今年2020年になってからの車内販売の利用は、現在280回でストップしています。

ただし、

(1)北陸新幹線は、再開までにまだ時間がかかるそうです。

(2)ビールなどアルコールの販売は、当面休止です。

(3)「サフィール踊り子」のカフェテリアの再開日は未定です。

 

★小田急ロマンスカー・・・6/6再開

6月6日から、「実施本数は少なめ」「弁当は完全予約制」という制約はあるものの、車内販売が再開されました。

私は1番電車に乗って、早速利用しました。

ここで、あれ?と感じました。

観光列車以外の車内販売は、実に少ないと改めて感じたのです。

東海道新幹線、JR東日本、小田急以外の車内販売と言えば、山陽新幹線と東武スペーシアくらいです。

減ったなあ~。

山陽新幹線は大丈夫だと思いますが、東武スペーシアがこのまま長期間休止・車内販売廃止にはならないか心配で・・・。

 

【3】観光列車の運転再開

観光列車の運転再開も発表されました。

★JR四国・・・7/4再開

「伊予灘ものがたり」と「四国まんなか千年ものがたり」は運休が続いていましたが、7月4日から運転再開と決まりました。

そして!デビューが延期となっていた「志国土佐時代の夜明けのものがたり」が、7月4日から運転されることが決まりました。

私は、ゲットした初日の指定券が、運休となって残念でした。

7月下旬に、休みをとりますので、新しい列車に乗りたいですし、伊予上灘駅・下灘駅・五郎駅など沿線の人にまた会いたいです。

★JR九州・・・6/19再開

「ゆふいんの森」「指宿のたまて箱」などJR九州の観光列車は、6月19日から運転再開と発表されました。

「あそぼーい」は、豊肥本線が災害で復旧する8月8日からの運転となります。

私は3月に乗りに行って、乗客が少ないなか頑張っている「ゆふいんの森」のアテンダントさんに、元気づけられて帰ってきました。また乗りに行きたいです。

★近鉄「しまかぜ」「青の交響曲」・・・6/13から

近鉄の観光列車「しまかぜ」「青の交響曲」では、6月13日からカフェで飲食物の提供が再開されます。

唯一の食堂車とも言える「しまかぜ」しまかぜのカフェ車両が再開するのはありがたいです。「青の交響曲」も、ケーキセットをはじめ、品物が充実していて、魅力が大幅にアップするでしょう。

今までも、グッズの販売だけは実施していましたが、これは朗報でしょう。

★西鉄キッチン・・・5/29再開

車内で焼き立てのピザが楽しめる斬新な列車です。

福岡市周辺は、落ち着いたためか、いち早く運転再開しました。

私は3月に申し込んだのですが、運休となりました。また乗りに行きます。

 

★ろくもん・・・6/22再開

大好きな観光列車、しなの鉄道「ろくもん」が、運転再開します。

いくつかの列車は、三密を防ぐため座席数を半減させていますので、経営的にも苦しいと思います。

アテンダントさん、まっててね(笑)

★雪月花・・・6/20再開

えちごトキめき鉄道の「雪月花」。

観光列車ランキングでも上位の大人気列車です。

この夏は、車両検査で運休しますから、なかなか乗る機会がありません。

やはり6/19の移動自粛解除を見据えた対応でしょう。

★一万三千尺物語・・・6/20再開

富山の寿司を食べられる観光列車です。

まもなく運転再開となります。

地元の富山県民は、何と半額になる観光交通スーパーチケットキャンペーンを実施すると発表しました。

15000円が7500円になるのは、激安です。

 

★くろまつ・・・6/5から

京都丹後鉄道の観光列車は、5月中は運休していましたが、6月5日から運転再開しています。

やはり、人気の観光列車「くろまつ」「あかまつ」が運転されるのは、嬉しいです。

「くろまつ」くろまつのスイーツ

 

 

運転再開、車内販売再開は、小さい鉄道会社なら臨機応変に対応できると感じます。

大きな鉄道会社だと、職員の配置や組合対策など、様々な調整が必要で、パッと対応するのは困難でしょう。

ですから、1両に2~3人で特急を運転しているかと思ったら、緊急事態宣言が解除されて人の移動が増えつつある時期に「減便の実施」を発表することになってしまいます。まあ規模が大きいだけに仕方ない面はありますが。