西日本の乗り鉄4日間、その最終日に乗ったのが、京都丹後鉄道「くろまつ」だ。
土曜・休日を中心に運転しているが、金曜日に運転されている「スイーツコース」「ランチコース」に乗車してきた。
【1】「くろまつ」とは
京都丹後鉄道の「くろまつ」は、食事やスイーツが楽しめるレストラン列車である。
「くろまつ」は、1両編成の黒いディーゼルカー。
カッコいいのと同時に、短くてカワイイとも言える。
車内は、4人用席が5つ、2人用席が5つ、配置されている。
1両で定員30人となっている。
座席は、豪華さを追及したものではなく、食事をとる実用性を考えて作られている。
ふかふかなソファーではなく、リクライニングはしない。
この上↑と下↓の写真は、以前に乗った時の写真。
窓は、手入れに手間がかかるすだれだ。
飲み物を出すカウンターもある。
アテンダントさんが回ってきてくれるから、カウンターに客が出向くことはない。
【2】申し込み
「くろまつ」は、京都丹後鉄道のホームページから申し込める。
https://travel.willer.co.jp/train/tantetsu/
「乗車」と「食事」がセットで、1週間前までの申し込みが必要だ。
「くろまつ」の運転は、土曜・休日を中心に1日4本。金曜日は1日2本の運転となる。
定期的に、食事の中身や料金は変更される。
私は2月に「くろまつ」に、2本乗ってきた↓
なお4月からの新コースは、このようになっている。
《森の朝食コース》4400円
《お伽御膳コース》11000円
《大人のスイーツコース》4200円
《丹後地肴コース》5100円
新コースは、「くろまつ」くろまつのホームページで紹介されている。
走る区間は、福知山→天橋立、天橋立→西舞鶴など、コースによって異なる。
【3】スイーツコース《その1》
福知山10:10発、天橋立11:53着。4900円。
京都発8:38「きのさき3号」に乗って、福知山に着く。
冬の平日となめていたら、団体客が入っていて、指定席は1席しか空いていなかった。
福知山駅で、クレジットカード払いしたメールを印刷したものを提示して、乗車券と引き換える。
すでにテーブルに、おしぼり、食器、記念乗車証が並んでいた。準備万端!
初めに届いたのは、「コウノトリ米のシフォンケーキ」と「ホットコーヒー」だ。
ケーキは、柔らかく、素敵な食感。
コーヒーは、京都丹後鉄道の「丹鉄珈琲」。
何種類か用意してあり、その日によって違うそうだ。
良い香りのコーヒーだ。美味いっ。
【4】スイーツコース《その2》
次に出されたのは、豪華9品のスイーツだ。
これは、見ただけで華やかで、美味しそうだ。(実際とても美味しかったけど)
運賃・料金・コーヒー代込みで、4900円。お得感がある。
揺れる車内だから、転がりやすいスイーツには、ジャムのようなもので台から離れにくいようにしていた。
車内販売を利用したいので、白ワインを別途頼んだ。
【5】メニュー
スイーツコースのメニューは、細長い紙で配布された。
何がどれかはよく分からない。
インスタ映えも無視できないけど、美味ければいいや。
【6】天橋立に着く
11:49に天橋立駅に着いた。
次に12:48発の「ランチコース」に乗るから、55分の余裕がある。
だったら、天橋立の散策だ。
日本三景に数えられるだけあって、景色は素晴らしい。
特に、この日は晴れていて、気分良い。
で、実は、お目当てはこれだった。↓
「ドラクエウォーク」だ。
天橋立に行くと、「お土産」がゲットできる。
お土産目当てに歩いて行ったのだが、かなり奥の方に合って、なかなかたどり着かない。
列車に遅れるわけにはいかないし、訳あってギリギリも避けたい。
やむなく、目の前にあるのに、引き返した。
天橋立からの「ランチコース」については、近いうちに。
京都丹後鉄道の他の記事は、こちら。