「ゆふいんの森」で弁当&コーヒー | 車内販売でございます。

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車内販売を15年半で11000回を利用してきた「車内販売大好きな乗客」が書くブログです。 多数の観光列車に乗り鉄しています。

JR九州の観光列車「ゆふいんの森」に、博多から小倉だけ乗車した話の続き。

前回の車両については、こちら

今回は、主に車内販売について。

 

【1】お弁当の販売

「ゆふいんの森」では、車内で弁当を販売している。

ワゴン販売では、種類が少ないため、カウンターに出向いて、弁当を選ぶのが基本だ。

今回、買った弁当が、これ!

「ゆふいんの森弁当」1000円だ。

派手さはないが、品数が多い。

そして、最大の特色は、カラダに良さそうな食材で埋まっている。

乗り鉄3日目で、偏った食事が続いている状態だから、これは魅力的だ。

 

ちなみに、2015年2月には、「ゆふいんわっぱ」720円を車内販売で食べた。

ボリュームはやや少ないが、見た目が美しかった。これも素敵な弁当と言える。

 

【2】買った品物

先頭の座席をゲットしたのだから、長時間席から離れるのはもったいない。

基本的にはずっと先頭の座席に座っていた。

ちょうど博多を発車してから1時間、9:45頃に先頭にワゴンが来た。

買ったのは、ホットコーヒー300円。

JR九州のコーヒーの容器は、保温性能に優れていて、揺れて滑りにくい材質でできている。美味しいのに加えて、容器に魅かれて買ってしまった。(紙コップの性能はこちら→「保温性能」、「すべりにくさ」)

 

そして、入荷したての「マスキングテープ」310円も購入。

拡大したのがこちら↓。「ゆふいんの森」の列車と沿線のイラストが、テープに描かれている。

 

【3】素敵な新人

アテンダントさんがワゴン販売をしにきた。

私が支払いで出した交通系ICカード「Suica」を、このアテンダントさんが見て、一目で首都圏の普通列車グリーン定期券と気づいた。(気づいただけでも凄い)

すると「2階建てグリーン車にお乗りなのですね」と、返してくれた。観光列車でなければ「大きなお世話!」と思われる可能性があり、この判断は難しい面がある。

しかし今回は、先頭の席に乗っている明らかな鉄道マニア相手だ。顧客満足度を上げるには、これは素晴らしい対応だろう。

 

【4】販売カウンター

列車の中央に、販売カウンターがある。

ワゴン販売の基地になる。弁当の販売も、ここで行う。

博多駅で扉が開いて、すぐ撮影した写真がこちら↑。まだ準備中だ。

 

営業中は、弁当やグッズも置いてある。

食べ物は、こちらにあるだけ。品切れが分かりやすい。

 

【5】メニュー

メニューが販売カウンターに置かれている。

本当は、アイスを食べたかったけど、弁当とホットコーヒーを食べて、すぐアイスは、きつかった。

ゆふいんサイダー、地ビール、つまみのウインナーもある。

座席にメニューが置いてあれば、売り上げアップしそうなのだけどな。

 

【6】乗車記念証

乗車記念になるのが、記念証とスタンプだ。

販売カウンターの近くに、用意されている。

乗車記念証は、ハガキの大きさだ。

自分で押してこそ価値がある。

 

【7】中国人が半分以上

博多から乗ってきた乗客は、半分以上が中国語を話していた。先頭1号車だと8割が中国語で会話する人たちだった。

ただし、4年ほど前とは激しく違っていた。

4年ほど前に、博多~久留米だけ「ゆふいんの森」に乗車した。短時間の乗車で、ワゴン販売を待つと買えなくなりそうだから、カウンターに行って買おうとした。しかし、カウンターの手前のスタンプに中国人が殺到して、前を通ることができなかった。10分経っても同じく通れず、断念した。まだまだ旅慣れていない様子だった。

今回は、全く違っていた。

私が通路を通ろうとすると、察知してすぐ通してくれたし、大きな声も出さない。

博多駅で「ゆふいんの森」の扉が開いてすぐ、私は乗り込んで、車内をパチパチと撮影したが、中国人は乗っていいのか不安に感じたようで乗ってこない。ようやく、乗って良いと分かって乗り込んだが、デッキに立っていた私に、指定券を見せて英語で、こちらで良いか尋ねてきた人が4人いた。英語も話せる人が多いとは。

発車してからも、大きな声を出さずに、楽しそうに乗車していた。日本人より行儀良いかも。

こういう外国人の方なら、大歓迎だ。

 

【8】乗車記念に

アテンダントさんが、子ども用の車掌&アテンダントの服を持って、記念撮影をすすめて巡回していた。

中国人親子が、帽子をかぶって記念撮影していた。周りの客も笑顔になる。

記念撮影ボードも、まわってきた。

日付が入った記念撮影をするボードだ。

先頭から記念撮影が始まるので、わたしが見本を見せよう!という気持ちもあって、積極的に撮ってもらった。

今回、博多~小倉の1時間40分だけ乗車した。

全区間乗ったら4時間50分になる。いくら車内販売がある観光列車でも、シンドイ部分がありそうだ。早く久大本線の水害からの復興が望まれる。