プレミアムフライデーに生ビール | 車内販売でございます。

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車内販売を15年半で11000回を利用してきた「車内販売大好きな乗客」が書くブログです。 多数の観光列車に乗り鉄しています。

車内販売が縮小しつつある現在、生ビールを車内販売で飲める機会は、めったにない。ところが昨日は、生ビールが車内販売で飲める貴重なチャンスに恵まれた。
 
【1】プレミアムフライデー企画
小田急電鉄では、プレミアムフライデーを盛り上げる一環として、月末の金曜夕方に運転される「はこね」一往復で、生ビールの販売を開始した。
新宿17:10発「はこね43号」と、箱根湯本18:50発「はこね44号」に、エビスビールの樽を積み込み、一杯300円で販売をする。
先月末のプレミアムフライデーは、事故で生ビールを販売する「はこね号」が運休になってしまった。私は来月から金曜夜は仕事だから、今回が最後のチャンスになる。今度こそ、という想いで新宿に出かけた。
写真は新宿駅に張られたポスター。
 
【2】特急券を買って乗車
私が特急券を買ったのは、発車25分前。発車15分前には、満席になったから、ギリギリセーフ。帰宅する通勤会社員もいるが、買い物袋を提げた女性がラッシュ前に帰る姿が目立った。
私が窓口で要望した席は、10両編成の真ん中付近の通路側だ。
3号車と8号車のカウンター、どちらにも行きやすいからだ。
VSE車両が入選すると、ビールの樽が運ばれる。
 
 
【3】生ビールを飲む
車内販売された生ビールは、これ!
「ヱビスビール」だ。ガラスではなく、プラスチックのカップに入っているが、これは素敵だ。
ワンランク上の「ヱビスビール」が、何と300円!車内販売の缶ビールと同じ値段だ。
ヱビスのロゴか入っていて、分量も予想していたのより多い。
ここで生ビールを飲むために、3時間前から水分をとっていなかった。
一口目は・・・・美味いっ(^^)/
カウンターに行けば、カップにビールを入れる光景が見られる。
ヱビスビールのファンで、車内販売のマニアだから、見ているだけで、気分良い。飲めるのだから、更に快感だ。
結局、生ビールを3杯も飲んでしまった。
考えてみれば、日常的に生ビールを販売できる設備があるわけだ。
収支を考えると、1杯500円にしないと厳しいだろうなあ。手間もかかるし、ロマンスカーでは「サッポロ黒ラベル350mL」が340円とやや高めで、車内販売サービスを維持しているのだし。
 
【4】買った品物
ビールと共に、食べ物も買った。
1回目は、たいめいけんのカツサンドを生ビールと一緒に。
2杯目は、カウンターでおつまみとのセット500円。
300円のビールと230円のつまみで、500円となる。
私はミックスナッツを選んだ。
 
【5】ん?シートサービスの復活!?
結局、生ビールを3杯飲んだ。
2杯目と3杯目は、2つあるカウンターに出向いて、その場で飲んだ。
やはりカウンターが2つあるわけだから、2か所ともチェックしたい。
1杯目は、ワゴン販売のアテンダントに「カツサンドください。生ビールはカウンターで買うのですか?」と尋ねたら、「生ビール、お持ちします」と言ってくれた。同じ車両の離れたところに座っていた客は、何杯か頼んだようで、シートサービスで使われていた見覚えのあるカゴで、客席まで運んでくれていた。月1回のイベント限定とはいえ、シートサービスの復活とも言える。
昨年廃止されたVSE車両の「シートサービス」では、注文したら、このように↑品物を届けてくれた。
 

最後にシートサービスを利用した話はこちら↓

http://ameblo.jp/syanaihanbai/entry-12143126993.html

http://ameblo.jp/syanaihanbai/entry-12143515226.html

 

 

【6】他には「スーパービュー踊り子」でも

JR東日本で車内販売を担当するNREでは、スーパービュー踊り子でも生ビールの販売を行っている。

写真のように、ワゴンの上部に取り付ける形式だ。

1杯550円は安くないが、缶ビールより気分が良い。

4年ほど前だったか、東北新幹線に、生ビールのサーバーを取り付けたワゴンが1台あったが、販売員の方に聞いたら、すでに取り外されて、現在は生ビールは買えないとのこと。

 

各地のローカル線でも、イベントとして生ビール列車を運転することがある。こういうのって、美味いんだよね。好きな列車に乗りながら、綺麗な景色を観ながら、美味しいビール飲めるんだもん。

 

※今晩、サンライズに乗って、乗り鉄に出かけるぞ。ワクワク。