小田急ロマンスカーのEXE車両が、1編成リニューアルされた。
「EXEα」(エグセアルファ)車両だ。
6月7日に運よく乗車できた。今回はEXEαの話。
【1】鮮やかな車体
EXEαは、今までのEXE車両と、形は変わっていない。でも銀色を基調とした、明るい色になった。
先頭でも、4両増結できる方は平らになっている。
6両で運転される際は、前と後ろで形が違うことになる。
ちなみに、今までのEXEは、こちら↓
【2】座席
EXEαの座席を見て、豪華になったかなと感じた。もともと小田急ロマンスカーの座席で、最も座り心地が良かったのがEXEだったが、明るい雰囲気になった気がした。
リクライニングの角度は、もともと小さい。今までと変わっていない。
今までの旧型車両は、こちら↓
見栄えは良くなったが、座り心地の良さは変わらないようだ。
【3】こまやかな改善
新しいEXEαでは、傘を固定する部分が設けられた。
座席に点字で座席番号が描かれている。
防犯カメラも設置されている。一定の安心感がある。
【4】結構展望がきくぞ
EXEに続いてEXEαでも、展望席の区分は無い。
でも、先頭の席はかなり展望がよい席だ。新宿発の時点で乗車率25%くらいで空いていたから、窓口で希望したら、発車直前でも2列目の席は確保できたことになる。
【5】販売カウンター
車内販売の準備をするスペースは、東北新幹線と同様に、通路の左右の小部屋になった。この小部屋に、品物のストックがある。
自動販売機の飲み物も、今までのように買える。
ここからワゴンは出陣する。6両編成でワゴン2台も載っているというのは、車内販売を利用したい者にとっては有難い。
自動販売機では、お茶500mlが140円、缶コーヒー130円と定価販売だ。
今までのEXEでは、車内販売のカウンターから、ワゴンがスタートした。
水道の設備もある次の写真のカウンターだ↓。 こちらは趣があったのだけど。
【6】買った品物
新宿から町田まで往復した。
往きのEXEαでは、定番の「さがみ弁当」800円とお茶のセットを買った。
温かいお茶は、お湯に、スティック状の粉のお茶を入れて、提供していた。
粉のお茶は、車内販売では記憶にない。
帰りは、レモンサワーと小田原揚げのセット500円だ。氷ももらえるので、いつも頼む定番の品だ。
今回、仕事が急に休みになってしまい、車内販売を利用したくなった。
小田急で新宿~町田を往復すると、特急料金込みで1560円。普通列車グリーン車(平日料金)より割安のため、小田急ロマンスカーに乗った。
先月、2回ほど新宿駅の窓口で、「明日・明後日のEXEαの時刻教えていただけますか」と尋ねて教えてもらったことがある。今回は、何も調べずに行ったら、新型のEXEαが入線していた。ヤッタネ!