タイトル通りです。ネタバレを避けたい方はご覧にならないよう、ご注意くださいませ。
ⅲのネタバレ
結局、美琴は攻略できませんでしたね…。
ぶっちゃけると、ループする過去の話でした。
霧が徐々に濃くなっていき、事件が悪化していく。
原因は葵ちゃんのかけた魔法でした。葵ちゃんは、自分の死を予知して、町の皆の悪意を媒体に魔法をかけたということです。
葵ちゃん√で清隆と一緒に解除しようとして失敗。そして、最終√で皆で協力して、さくらの持っていた桜の枝、つまり初音島の大桜を使って、皆の願いを叶えることによって、悪意を消し去り、ループ魔法を解除するということですね。
さくらは、その過程で、ループ魔法の禁忌の力で未来から呼び寄せられた模様。でも、さくらは「ボクを送り込んだ、大事な人」といっているので、純一が送り込んだ可能性もあります。
謎のメールの本来の文は
「桜が咲いたら約束のあの場所で、お花見をしよう」というのが本来の文。
過去から、シェルを使って、未来の清隆達に送った模様。
ⅲを通じてのD.C.シリーズの考察
ⅰ=D.C.
ⅱ=D.C.2
ⅲ=D.C.3
葛木(芳乃)清隆は、さくらと純一のおじいちゃん。さくらが、「孫にチェスを教えてあげて」といったことと、「可能性のひとつに過ぎない」といったことから、推測できます。清隆とリッカが結婚した√がⅰだったといえます。
リッカ・グリーンウッドは、さくらと純一のおばあちゃん。おばあちゃんはⅰから出てきています(要所要所での言葉とプロローグ)。ⅱでは最後にさくらに話しかけていたのがリッカでした。なので、以外にも、こう考えると全作に出ている人物といえます。
さらに、清隆がさくらの過去の記憶を探ったときのセリフで
「この人は、なんか根本的に姫乃に似ている」と音姫に言ったことから、以下のことが言えると思います。
朝倉音姫は、母から「正義の魔法使い」の役目を継いでいるのがⅱで明らかになっています。ここで、「正義の魔法使い」というのに注目します。姫乃の家の役柄も「正義の魔法使い」でした。つまり、音姫は「鬼の呪い」を継いでいるから、清隆が「根本的に」と言ったんでしょう。つまりは、正規√が由夢なのは、音姫は、「恋をすると、体内の魔力が弱まり、鬼の呪いが暴走して、すぐに死んでしまう」から、だったんでしょうね。
同様に
朝倉由姫の死因は、純一の息子と「恋をした」から、魔力が弱まり、「鬼の呪い」で死亡した、ということでしょう。よって、由姫の旧姓は「葛木」で、姫乃の子孫ということになるのではないかと思われます。
で、義之と由夢から芳乃清隆に引っ張っていますが、アレはあくまで予想ですし、気にしないように。一応関係があるかもというので、引いているだけで、血縁を示している訳ではないと言うことです。
さて、ⅲの現実初音島ですが、仮説として、義之が存在しなかったというのが考えられなくもないです。芳乃の姓は、さくら一人でしたから、実際に、純一とさくらが結婚していた√の可能性もありそうだなと思いました。
しかし、天枷美夏が存在していたという点で、その可能性の否定になります。桜内義之という人間がいなければ、天枷美夏は、おそらく目覚めていません。杉並一人では、けして手を出さなかったはず。だから、桜内義之は存在しています。なので、この、場合、義之が桜によって生み出された世界であるといえます。
つまり、桜内義之という人間が桜によって生み出された世界における「可能性の一つ」が、芳乃清隆、及び公式新聞部部員が初音島に存在しているということだったんです。
さて、他のネタバレですが、
シャルルは、サンタの家系で、エトという弟がいました。エトに、プレゼントとして、死を与えてしまうということになりますが、「ジャルル」「エト」「サンタ」という単語で思い出すのが、ⅱの杏の人形劇です。これはおそらく、これとほぼ同一の話でしょう。細部は異なるものの、いい話です。
シャルルはおそらく、アイシアのおばあちゃんにあたります。さくらのおばあちゃんはアイシアのおばあちゃんと親友だったといいいます。「リッカ」と「シャルル」。二人は親友です。この点から見ても、やはり、アイシアのおばあちゃんといえます。
さて、少し長くなってしまいましたが、ここで、一つ疑問が、「ⅰ、ⅱ、ⅲと通して、ほぼすべてが明かされました。あれ、ってことは、ⅳが出ることなくね。D.C.シリーズで出しても、さくらさんでてこないじゃん」という疑問が。
もしかしたら、D.C.はもう、先が出ないかも知れない。いや、ホント、D.C.ⅳだしてね。お願いしますよ、曲芸さん!