みなさまこんにちは。
中条律子と申します。
お歳暮の
お話を
書こう書こうと
思いながら
もう時季外れに。
さて、
お歳暮、お中元の他に
日頃のお付き合いで
欠かせないのが
手土産。
子供が
お友達のお宅に
伺うときも
ちょっとしたものを
持たせましたよね。
では
大人同士の場合
お食事に招かれたり
ホームパーティーに
お声掛けいただいたり
お子さまが小さいうちは
なにかと
家族ぐるみの集まりが
多くなるもの。
そのような時の
手土産。
その会の趣旨にも
よりますが
日本ですと
見栄えのするお品が
多いですね。
ケーキですとか
お酒ですとか
デパ地下のデリカとか。
もしくは
話し合える間柄でしたら
事前にホストから
リクエストを伺って
手分けして
持参する事もあります。
この形は
気軽でいいですよね？
わたくしも
子供が小さい時は
この形式で
招き招かれ
毎月のように
どこかでお誕生会があって
子供たちはケーキ
ママ達は
「カンパ～イ」
面白い事に
海外ですと
文化の違いと
いいましょうか
少し勝手が違っているようですよ。
日本ですと
歓声が上がるところですが
パーティー慣れしている
海外のかたがたは
ホスト側で
当日は充分に
準備をされているから
生ものだと扱いに憂慮すると
聞いたことがあります。
なので
日持ちのしないフレッシュケーキは
避けた方が無難ですね。
これもまた
日本では
老若男女
歓声があがるアイテム。
日本人と違って
確固たる信念を
お持ちのかたも多く
宗教上の理由から
ご迷惑になってしまうかも？
持参の際は
確認するほうが無難ですね。
もともと
欧米での贈り物の原点は
「庭に咲いていた花を贈る」
に端を発してしますが
日本も海外も
当日ゲストをお迎えするころには
その日のテーマに沿った
お花の設えは
終わっている場合が多く
しかも
ゲストの応対に
慌ただしいので
花束をお渡しして
お手を煩わせてしまう
場合もある。
そもそも
海外の文化は
プロトコールの一つに
ありますけれど
「答礼・相互主義」
がベースにあります。
おもてなしいただいたら
必ず同等程度の
返礼をすること。
その習慣が根付いているので
招待されたら
次には我が家へお招きする。
という暗黙のお約束が
あるのですね。
なので
そんなに
手ぶらを気にしないよ。
と仰るかたもいました。
ですが
時間をかけて準備くださり
招いてくださった
お気持ちに感謝を込めて
日持ちのする
焼き菓子か
チョコレートを
お贈りするのは
いかがでしょう？
滞りなくパーティーが終了して
ホッと一息つくとき
お茶請けにしてもらえたら
嬉しいですし
ご家族のお口に入って
喜んでいただけたら
それもまた嬉しい。
そうそう。
お花で注意したいのが
例えば
白百合の花。
日本では
美しく高貴なメージがありますけれど
西洋では
葬儀のお花らしいです。
このような
文化の違いを知ると
実に面白いものですね。
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