あまうま王国へようこそ -27ページ目

番外編:新作の思ひ出

甘味の国からこんにちは、甘味大王です。


典医の言い付けで休養中でございます。


しかし、せっかくの休みなのに、甘味詣でには行けませんし…むしろフラストレーションで症状悪化でございますな。


気を紛らわすために、徒然と。


本日は甘味写真はございません、悪しからずご了承下さい。




よく拝見するシェフパティシェさんblogにて、夏の新商品に関するアイディア募集(?)が。


それを見て、ふと思い出したのが、今や芸能人と見紛うにまでなった某シェフパティシェさんとのかつてのやりとり。



一年前の冬、

シェフ:大王さん、食べたいスイーツ、何かあります?

大王:そうですねぇ、1月~2月にはやっぱりクレープが食したいですかね~?プレーンなものが1番好みですが、クレープシュゼットなぞでもよいですねぇ。

シェフ:あー、クレープですかぁ……一枚一枚焼く時間がちょっと…カウンターで焼ける火もないし……。

大王:無理ですかー。

シェフ:んー、そーですねー、ちょっと難しいかなー。



その直後、シェフが席を外した隙に、スタッフの若造君登場、



若造:大王さん、クレープお好きなんですか?

大王:うむ、プレハブやら車で焼いているものは興味ないが、お店で焼かれているものの中には美味しいものもあるから。

若造:自分、専門(学校)で講師から、1番原価安くて利益あげられるのはクレープだって習いました。

大王:それはそうだな……しかし、大王が好むのは、そこいらのカフェで供する、パートさんやどこの馬の骨ともしれぬ異人さんが、『粉混ぜましたー、焼きましたー、トッピングしましたー』的なものではなく、パティシェが幾重にも技を凝らしたものである。例えば、生地に十何種となく香りづけして香ばしくもしっとり焼きあげた○○○○○ールのクレープとか、そういった、自宅で自分では作り出せないものしか認めておらぬ。



そしてそれから一年、今年になって最近、そのお店のメニューにクレープ シュゼットの文字が…。

ちょっと微妙な心地…。


クレープ生地は、朝から焼きまくって置いておくらしいです。

クレープ シュゼットなので、ソースと一緒に生地をオーブンで温めるのですと。

成る程…………でも大王は、少々待ってでも焼きたてクレープが食したいですねぇ、せっかくのイートインでしたらば。


うどんの中には‘ゾンビ麺’と呼ばれるものがありますね。

アルファ化というでんぷんの働きを利用した、茹でおきして数時間経過したうどん麺のことですが、クレープ生地を焼き置きで後からソース浸して再度火入れと聞いて、ゾンビ麺を思い出しました、甘味大王。


それにつけても…甘味が食したいですねぇ………もう三日程食してませんね、ゾンビクレープでも構わないかも知れませんよ。



もうひとつ、新作絡みの思い出を。


某店の店頭にて、スタッフの若造君その2が、


若造:大王さん、いまシェフが新作で大王さんの好きな桃を使った○○を出す構想ですよ。

大王:おぉ、それは是非出して戴かねば。


中に入ってシェフと遭遇。

大王:シェフ、桃の○○はいつ頃から登場ですかな。

シェフ:ええっ、それ、一体誰から聞きましたっ!


普段、営業スマイルしかしないようなシェフのあまりの鋭い目つきと怒った口調とマジ顔に、正直に若造の名前を出したらもしかしてクビなのでは、と思った大王、


大王:……風の噂で………。

シェフ:…そうですか~…。



怖かったですねー、夏なのに冷や汗が出ましたよ。


若造の言うことを真に受けてシェフに話をふると、危ないという教訓でございます。


シェフと新作について語らうとあまりろくなことになりませんね………。

林檎養生

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甘味の国からこんにちは、甘味大王です。



3月も残すところ、あと一週間で終了でございますね、早いものです。



新生活に突入する準備でご多忙な方々も多いのでは。


かくいう甘味大王も多少の変化がありますので、のんびりぼんやりのほほんしていそうで、これがなかなかの忙しぶり。



そんな中、疲労で体が弱ったせいか、常日頃居座っている体内のウィルスが活発化…。



前置きが長くなりましたが、今の時期、病の定番果物といえば、林檎でしょう、ということで、杉並は荻窪 ル クール ピューから「アップルロールケーキ」です。



実は買う予定ではなかった部類の甘味でしたが、‘新商品’、なる言葉に、負けました…また誘惑に負けてしまいましたよ…。



温めると、より一層美味しく戴けますというアドバイスに従い、数十秒温め。


取り出すと、シナモンと林檎の幸せの香がふわっと広がります。



シナモンとキャラメルで甘く煮詰められた林檎がごろごろとシュー生地に似た生地でぐるりと巻かれております。



中心にはスポンジ生地がふんわりと。



サワークリームを主としたこってりクリームが添えられております。


クリームを乗せた状態で温めますと、とろけてまた違う味わいが愉しめます。



ちなみに、写真を撮るため、一本丸まるをお皿に乗せましたが、ちゃんと切って、温めて、食しておりますよ、一気に一本は戴いておりませんよ。



店名:Le Coeur Pur(ル クール ピュー)
電話番号:0353355351
所在地:東京都杉並区荻窪5-16-20
営業時間:7時30分-21時00分月曜日~金曜日、9時00分-20時00分(土・日・祝日)



大王の症状は、何度となくリピートしていてもう持病と呼べるくらいなのですが、発症する度に主治医が言うことには、


「疲れないようにしてね。」


…無茶を言います…無理でございましょうに。


とりあえず安静を仰せ付けられ外出禁止でございますが、………守ってられませんよ…。



皆様も疲労にはお気をつけ下さいませ。

小菓子の小部屋

甘味の国からこんにちは、甘味大王です。



本日の幸せ小菓子は、京都の料亭和久傳から「柚香(ゆうか)」、和菓子になります。


和素材の洋菓子ではなく、洋素材の和菓子………訳が分かりませんね。


要は、美味しければ伝統にも革新にも、あまりこだわりません、甘味大王は。


皆、可愛い甘味達ですから。



さて本題に戻りまして、まず箱が、これこの通り、


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美しい唐草模様、雅やかでございますね。



中身がこちら、


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柚子皮の蜜漬けを薄くチョコレートコーティングになっております。



チョコレートがかなり薄いのでパリっとした食感と柚子皮のむちっと感の比較が愉しめます。



柚子皮の香が良いですねぇ、寿ぎの香でございますよ。



寒の戻りの今日この頃、冬の名残を惜しみつつ、お茶のお供に如何でしょう。