●お菓子の食べ頃 時間が味を作りだす
お店でケーキ(生菓子）を買うと「本日中にお召し上がりください」というシールが必ず貼られていますね。
賞味期限や消費期限って、必要に応じて気になるところです。
では、「食べ頃」はどうでしょう？
お菓子も、食べ頃、一番おいしく感じるタイミングがあります。
いつ？
お菓子によって違います。
作りたて
焼き立て
と聞くと、それだけで魅力的ですが、意外と”そうでもない”と感じています。
いや、もっと言うと何を優先するかで、美味しさのとらえ方は変わるし、最終的には、好みです＾＾。
好み～なんて言うと、困っちゃいますかね。。。
焼き立て冷めたて、当日中、翌日、色んな食べ頃があります。
作りたてがベストなものも、時間をおくと、また違う美味しさに出会えることも。
例えば、ベイクドチーズケーキは、日持ちがして、時間をおくとよりおいしくなる、というイメージをお持ちの方も多いかもしれません。翌日、翌々日、明らかに味わいが変化しています。自分が食べるなら、それ以降も試してみる、の十分ありですよ。
当日中とされるカスタードクリームも、時間をおくと「コクが増す」美味しくなると感じています。その場合は、十分な温度衛生管理が必須です。
シフォンケーキなら、しっとり感が増し全体にまとまる。少し目立って感じていた甘味が、そうでなくなる。
パイ菓子については、パイは焼き立てが最高にちがいないと思いきや、アップルパイなども時間をおいたほうがフィリングの味が変化して全体の調和がして、より美味しくなる、と感じています。
パイの「サクサク感」のみフォーカスすると、それはダウンしていますが。お菓子の美味しさはハーモニーですね。
時間がコクや一体感を生み出す
とはいっても、作りたて限定の”その時にしかない味わい”が確かにあります。
新鮮な作りたてならではの味わい
そして、作りたてを食べてるからこそ翌日のほうがおいしい、翌々日のほうが〇〇、と感じることができます（笑）
作った当日食べて「あれ？なんか」と思ったけれど、翌日は「あれ？いける？」といい感じになる。逆に
やっぱり”当日がベスト”というお菓子もあります。
お菓子を作ったら、色んなタイミングを食べてみると面白いですよ。
そしたら、ベストなタイミングに合わせて作って渡すことができます。
せっかくなら美味しく食べていただきたいですもんね。
お菓子作り、楽しくできますように。
・・・・・・
大切にしたのは”再現性”
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