車椅子で押されながら
うなってる自分がわかる
たぶん髪の毛もボサボサ
靴もちゃんと履けてない
あらゆるアクセサリーは傾いているだろう
荷物も客室乗務員さんがまとめてくれたみたいだけど全部あるか確認してない
この先どうなるのかな
てか友達がいない!
「わたし友達と来てるんだけど、◯◯番に座ってた◯◯って子だから、わたしの今の状況をどうにか彼女に伝えて欲しい」って頼んだ
「ok伝える」と客室乗務員さん
(結果、これは友達に伝わってなかったんだけど。)
車椅子を押してくれた空港のスタッフさんはすごく優しくて
心が少し落ちいた
でも病状は悪化するばかり。
医務室がないってことでとりあえず人がたくさんいるトランジットルームに連れてかれた。
1番奥の人が少なめの場所の
連なった椅子に寝かされ
知らない人が毛布を掛けてくれる。
人の優しさがこれでもかってほど沁みる。
現地の空港のスタッフさんがたくさん集まってくる
その辺あんまり覚えてないんだけど
ここで、友達とも無事合流!
この日に限って空港のWi-Fi環境がダウンしていて
友達は私を探すために
1日2000円とかする海外パケットを買ってくれていたm(._.)m
友達にはひたすら不安な思いをさせてしまったm(._.)m
そこで1人、同じフライトだった日本語を話せる現地の人が話しかけてきてくれた!
関西弁だった
「大丈夫??何かさっぱりするもの飲みたくない??」
飲みたかった!
「ちょっと待ってて」と彼。
そして意識朦朧のなか、
彼に財布を渡そうとする私。
「 “ キナ ” 持ってないやろ〜大丈夫やから〜」
(キナは現地の通貨)
た、たしかに。まだ “ 円 ” しか持ってないや。
少ししてスプライトみたいな炭酸の柑橘系のジュース買ってきてくれた
口にした瞬間、すっごく生き返った気がした
でも次の瞬間ぜんぶもどした、、、
(この時点で空港のスタッフさんが30枚くらいゲ◯袋持って来てくれてたのでご安心を)
見ず知らずの人がジュースを買ってくれた
しかも日本語が上手!
なのでここでも
彼に対して
私は点滴しか道はないと思うんだと
掛け合ってみた笑
どんだけ点滴にかけているのだ 笑
すると、ひとまず病院に行こうと言ってくれた。
ふと、100万円の罰金の件が頭をよぎった
成田空港での一連の流れを
お兄さんに説明してみた。
「そっかその契約についてはなんとも言えんけど
でもこれは緊急事態やから!ちょっと待ってて」
すると空港のスタッフさんのPaulも来てくれて
Paulがイミグレに相談してくる!って行ってくれた
この時点でケアンズ行きのフライトはあと4時間後くらいに出発。
万が一フライトがすいていて
横たわったまま行けるよ!って言われたら
なんとか行ける気がした
それでケアンズで病院探せばいいやって思った
(100万円の件あるし)
ここからケアンズは1時間半くらいだし!
しかし
こんな時に限ってフライトは満席らしく。
ひとまず、イミグレに掛け合ってもらい
病院で治療して治ったら搭乗しよう!ってなった。
この苦しさから解放されるなら100万円払うって思いながら
少し眠りに就いた
目覚めたらPaulと何人かのスタッフさんがいた
イミグレに掛け合い、緊急VISAを発行してもらえたと!!
ありがとう!ありがとう!ありがとう!!
これでなんとか点滴にありつける!
車椅子で押され、入国ゲートを出て
医務室に通された。
医務室あるやん!
トランジットにはないってことね。
救急隊員が来た。
その間もずっとPaulがお世話をしてくれた。
点滴にありつけるという希望から
少しずつ落ち着きはじめる。
でも喉が渇いて仕方ない
水を一口舐めただけでも、すぐダメ。
その繰り返し。
救急隊員にも1から説明をした。
うなっている中でも
自分のアレルギーや服用してる薬まで伝えれたので
少しずつよくなってる気がしてた
ケアンズに行けるかも?と思った
でも熱が38.8で
血圧がやたら低い、と現実は違った。
すると看護師のおばちゃまがずっと私の手をさすってくれて
大丈夫だよ、安心しなって優しくしてくれた。
涙が出そうなほど
癒された
パッとおばちゃまの顔を見たら
額に十字架のタトゥーが彫られていた
おぉ。
思い返すと、ポートモレスビーで出逢った女性のほとんどは
額に模様が入っていた
ガッツリのタトゥーってより
ヘナみたいな薄い模様!
で、そこから救急車に乗って
ポートモレスビーの病院へ運ばれた。
Paulも、もう1人の空港スタッフのISABELAもついて来てくれた。
つづく