フレンチラベンダー キューレッドの剪定の仕方 | Love Flower and Ohana 2

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自然の不思議や美しさ、命の神秘を感じて自然の恩恵を生かしながらアトリエにて創作活動、レッスンなどの日常で感じたこと、
アトリエにいるオカメインコ、ウサギ、熱帯魚などの動物たちやベランダガーデンでの自然考察もアイデアメモとして綴っています





春先に綺麗に満開だったピンクのラベンダーキューレッド なんだかバタバタしている間にも剪定するのがのびのびになってしまい こんな状態に(^^;)あららかわいそうに☆ よくみると葉色が悪くなってきてます。。。。 この子達ももう限界ね、早くなんとかしてあげないと。。。。 重い腰を上げてやっとキューレッドの剪定に着手☆ でもやっぱりまとまった時間とれなかったので 二日にわたって剪定しましたよ。 2ハンギングバスケットに4株のキューレッドがあるので。。。 今日は私の失敗談も合わせてお話したいと思います(^^) ではいざ剪定!




これは剪定前の写真 

あとで剪定後の写真が出てきますので比べてみてくださいね(^^) でもあらら~~のびすぎてどこから剪定していいのかわからないくらい。 そうなったらまずデンタータラベンダーの剪定でもお話した 


ラベンダーの剪定の基本 「2,3段葉を残してその上を切る」 なのですけどね、これすらどこがその2,3段なんだかわからない状態 そう、キューレッドは背丈が伸びないかわりに枝ぶりが多いしゅるいなんです☆ その場合にはまず このフレンチ独特の頭から少し下を全体に刈ってみるといいでしょう♪ ワサワサしていてどこまで切ってしまっていいのか見えにくい状態から ここまでなら大丈夫というポイントが見やすくなります。 それと、これは必ず切るべきものがあるので それを整理するところからはじめるとまたよりわかりやすくなります♪ その必ず切るところっていうのは、、、、




昨日もちらっとお話に登場したひげみたいなか細い枝 キューレッドの場合こんなのがいっぱいあります 春先伸びたこんな細いところにさえ花が咲くんです でも剪定はらいシーズンのことを考えますから このか細い枝がこれ以上先に枝分かれできても余計に重たくぶら下がるだけで 来年以降きれいな枝ぶりをつくることは出来ません。 なのでここに花が咲いていても ひげみたいなか細い枝はカットしてしまいます。 この時季になるともう育たなくて枯れてしまったそんなひげ茎もあるので それも綺麗に取り除きます。






あとこんな枯れ枝も! キューレッドは枝が多いのでそのモサモサした中に意外と枯れた枝がまぎれています。 なのでそんなのも綺麗に取り除きます。 花だった頭がとれて、枯れた枝やひげ茎がとれると かなり一枝一枝がみえやすくなるので あとは 「日当たり具合を考えながら細かい剪定をします」




剪定before





剪定after



剪定前の写真と比べるとこれだけすっきりとします。 枝があまり長く伸びないこのキューレッドは スペースの限られるベランダガーデニングに向いている種類といえるでしょう でも、そのベランダは日の当たり方に偏りがでてしまうので 剪定が充分されていないと 花が咲いたときの重たい頭を持ち上げられるだけの しっかりした茎が育ちません。



 私の失敗談です。。。(^^;) 富良野のラベンダー専門の方にお話伺ったので舞い上がって 「日当たりをよくする」の意味を間違って捉えていたのです。 

「日当たりをよくする」=「日当たりのいいところに置く」 と思い込み、南側でほとんど日中日が当たるところにおいているから大丈夫!!と 全体を2,3段残して切ることの意識だけでカットしてました。 

キューレッドはあまり背丈が伸びる種類ではないので 剪定はこの花後の剪定だけで充分なようで、 その剪定がうまく行かないと、次の春には。。。。 花は咲きましたが その重たい花の頭をもちあげるだけのしっかりした花茎を育てることができずに 花が付いたのはほとんど重たく頭をもたげてしまっていました。。。。 


そこで間違いに気がついたんです! 


しっかりした花茎を育てるには まんべんなく日がどの枝にも当たるようにしなければいけないのだと! そのために 株をドーム状にカットするようにするとどの枝にもまんべんなく 光が当たってしっかりした枝が伸びるようになるよといわれたことも思い出しました。



 いかがでしたでしょうか? 

ポイントまとめて見ますね(^^)


 キューレッドの剪定のポイントは

 2,3段残してカット(株を離れてみてグリーンが残っていると感じれればOK) 

ひげ茎や枯れ枝をしっかり除去 

どの枝にもまんべんなく光を当てるためにドーム状を少し意識してカットする




しっかり剪定終えると密集していた葉っぱがすっきりしてどの枝にも光が当たりやすくなりました。 さてあとは綺麗な新芽が伸びるのを待つだけですね♪ 剪定していきなりのかんかん照りではキューレッドもかわいそうでしたが この雨が恵みの雨となってくれたのかもしれません。。。




追記でラベンダーの管理を


ラベンダーの根っこはコガネムシの幼虫に

やられてしまいます

この大株にそだったキューレッドも

コガネムシの幼虫で全滅してしまいました💦



なので株下をたっぷりの水苔かバークチップなどでしっかりマルチング(株下の土を覆うこと)するといいです


ラベンダーは風通しが一番大事になります

梅雨で蒸れる前に剪定を終わるようにしておきましょう😉



剪定した花穂はサシェ(匂袋)にして

もうしばらく香りを楽しむことができます