こんにちは!
マレーシアに留学中のゆうなです
今年(2023年)の9月からマレーシアに留学することになったアラサー女子です。大学院修士課程を卒業したため人より就職が遅く、社会人生活もうすぐ3年目の26歳です。元々英語が嫌いだったけど、学生時代の国際交流の経験から一念発起して社会人留学を決意しました!
準備とか現地の生活とかを記録して、将来同じように留学する同世代のアラサー女子の方の参考になったらいいなあという気持ちでブログを書いてます。
日本人に人気の覇王茶姫(CHAGEE)
日本だとショッピングモール内のカフェというと、大抵スタバかドトールコーヒーか・・・という感じがする。個人的にはタリーズも好きだけど。
マレーシアはというと、日本よりもショッピングモール内にたくさんドリンクショップが入っている気がする。日常的に昼ごはんと夜ごはんの間に甘い物やおやつ的なものを食べる人が多かったり、そもそも暑いから水分補給が大事だということがあるのだろう。
BOOSTというフレッシュジュース屋さんや、タピオカドリンクやアイスが激安の蜜雪(MIXUE)などがあることが多い。
そんなドリンクショップ激戦区なマレーシア・クアラルンプールにおいて、友人の日本人たちが口を揃えておすすめしてくるお店がある。
それが、「覇王茶姫(CHAGEE)」だ。映画「さらば、わが愛/覇王別姫」ではない。
中国発信の新世代中国茶ドリンクブランドで、マレーシア進出にあたってハラル認証も獲得しているそうだ。
コーヒーは無いのだが、本場中国の本気というか、烏龍茶・鉄観音茶・ジャスミン茶などなど、お茶だけでもたくさんの種類があるのが特徴だ。
まさかの漢文ネーム
今回アウトレットモールに行った帰りに、KLIA2のCHAGEEでJASMINE GREEN MILK TEA(ジャスミングリーンミルクティー)を頼んでみた。
カップのイラストが超絶にかわいい。今回頼んだレギュラーサイズでRM11。マレーシアの物価で考えると、ちょっとしたランチを食べられるくらいの値段になってしまうが、店員さんが目の前でお茶を入れて作ってくれる様子を見たり、カップのクオリティだったりを考えたら、時々はいいかもと思えるレベル。
もともとジャスミンミルクティーが好きだったので、お味も最高!マレーシアでよくある、ミルクティー甘過ぎ問題も全然無い。ミルクティーなので甘みはあるが、日本人にとってもちょうどいいくらいだ。
なお、こちらのミルクティーには別名(中国語名)があって、[伯牙绝弦]となっている。中国の故事が由来になっているのだ。
伯牙は古琴の名人で、鍾子期はその良い聴き手だった。伯牙が高い山に登る気持ちで琴を弾くと、鍾子期は「すばらしい、まるで険しい泰山のようだ」と言い、伯牙が川の流れを思い浮かべて弾くと、鍾子期は「すばらしい、まるで広大な長江か黄河のようだ」と言った。鍾子期が死ぬと、伯牙は琴を弾くに値する人がいなくなったと思い、琴を壊して絃を絶ち、生涯琴を弾かなかったという[1]。またこの故事により親友を「知音」ともいう
(Wikipediaより)
大学院生の時、専攻は日本古典文学だったけど、和漢比較文学の勉強会に参加していて、その中で「李嶠百詠(りきょうひゃくえい)」という漢詩文の作品集?的なものを読んでいた。
ちょうど「琴」の作品を担当した際、この故事を扱ったというのを思い出した。まさかここで再会するとは思わなかった。当時は辛い思いで文献にあたっていたけど、今回は美味しくて幸せな再会になった。
他の飲み物は中に入っている材料や味と関連した名前であって、故事成語じゃない気がするんだけど(私の知識不足で判断しきれない)、なんでこれだけ原料とも全然関係ない故事成語の名前が付けられているんだろう。ちょっと謎だ。
CHAGEEぜひお試しあれ
最初にも書いたようにマレーシアは暑いので水分補給が欠かせない。甘すぎず、本格的な中国茶をおしゃれに楽しめるお店として、見つけたらぜひおすすめだ♪
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