1982 8月号 No.21
中国に伝わる謎のテクノロジー
●風水
台湾の板橋(バンチャオ)という街に、林本源邸という場所がある、ここは
台湾でも1、2の風水的に良い場所として知られている。
ここに家を建てると数百年は栄えるといわれ、実際この場所を見つけた
風水師の林一族は、約100年にもわたって台湾一の富豪として名を轟か
せた。
この大地には不思議な力をもった流れがあり、ところどころで地上に顔を
出し、その力をほとばしらせているという、この場所を竜の穴 ‟竜穴”(りゅ
うけつ)と呼ぶ。
竜穴は、小さいものは個人の家や墓を作れる程のものだが、大きいもの
は、都市全体を包含しまうものもある。
竜穴の上に、意識的に建てられた都市は、中国や韓国に多い、日本でも
昔は風水の原理によって、京都(平安京)、奈良(平城京)都が定められて
いる。
竜穴とは、生物エネルギーを調和させ、活動力を高めるような場所をさして
いると思われる。逆に、生物エネルギーを低下させ、活動力を弱めるものを
凶地と呼ぶ。
このエネルギーとは何か、こういった説明をしている人がいる
「地球上のあらあゆる自然現象は、地球内部から生じる電位傾斜に支配さ
れていて、電位傾斜が、最も低くなっている低位交差点では、物質の電気
的構造がひずんで、もろくなる。病人、精神障害、交通事故、火災など、す
べてこのことに関係がある。」
これがソックリそのまま、当てはまるか分からないが、交通事故多発地点や
魔の踏切は、こうした低位交差点にあるそうだ、こういう場所では、人間の
頭脳(神経叢の1つ)は、一時的な機能の低下をおこし、ボーッとして状態に
なって事故にあうのだという。