No.15 【瞑想】危険!!潜在意識の深淵!!①
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～【瞑想の危険性】～
いきなりですが、みなさん瞑想は危険と聞いたことはありませ
んか？
こう聞くと この分野の瞑想に詳しい人だったら クンダリニー症候
群 や 禅病 と言われている症状が頭に浮かんでくるんじゃないでし
ょうか？
それよりも前の段階で難関が待ち受けています
この瞑想レベルの段階が第4段階というものになり、この段階はヴ
ィジョンという映像が見え禅では 魔境 と呼ばれているようです。
その映像を観察したり映像自体をコントロールする段階になりま
す。
これをコントロールするためには通常意識を持ったまま潜在意識
の領域にアクセスし働きかけなければいけません
そのため
ある危険性が出現する場合があります
というわけで、今回は 魔境 の危険性についてお話したいと思いま
す。
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～【魔境について】～
以前、 魔境 についてのお話を作成しましたが
そのときに 話しきれなかったこと、そして瞑想を実践する中で
新たに経験し体験したことについて今回紹介していきたいと思
います。
では 魔境 とは、いったい何なのかまずは、そこから調べていき
ましょう。
禅では修行が進むにつれ魔境といわれる現象が現れる場合があり
ます
ヴィジョンもこの 魔境 と言われるものの１つと考えられ、この
段階を禅の教えでは退けろとしているようです
何故、退けなくてはいけないのか？
魔境 といった状態について簡単に説明すると修行者が深い意識状
態に達すると、幻聴が聞こえたりブッダや仏といった幻覚が現れ
たりするそうです
こういったことを経験すると修行者は悟りに到ったと勘違いした
り、または、自分が特別な人間なんだと思いこんでしまい、心理
的に悪影響を及ぼす、といったことに陥る可能性が生まれてしま
います。
禅の究極の目的は悟りを得ることでしょうから、この段階で心が
留まってしまい修行がストップすることを防ごうとします
こういった状態が 魔境 と呼ばれ脱け出す必要があるとされている
のでしょう
この 魔境 は禅の言葉になりますが、もちろん禅だけで起こる現象
ではなく他の瞑想を実践している人達にも起こることです。
しかし神秘行的な瞑想を行っている場合は、禅の考えとは逆で、
積極的に、この 魔境 といった段階で現れる幻覚といった現象を
探求していくことになります。
意識が深まることにより現れる、この幻覚である映像を神秘行の
世界ではヴィジョンと呼んでいます
ヴィジョンは真面目に瞑想を続けていると数か月ほどで見えはじ
めると思いますが、もちろん個人差はありますが
ヴィジョンでは、どういった映像が映し出されるのか？
初期段階では自分の記憶にない風景や建物、人物 といった映像
などがランダムで次々に映しだされます
何故こういった映像が見え出すのか？
普段我々が、日常生活をしているときの意識状態は顕在意識と呼
ばれている状態で、
これは自分の意志で考えたり行動したりといった自覚している意
識状態のになります
顕在意識は常に忙しく何かを考え続けていて瞑想では、そういっ
た、考え続けている状態を、何か一点に心を集中させることによ
り深い意識状態に持っていきます
意識が深まることにより脳波は普段の日常生活時に発している
β波から
リラックスした状態であるα波へと変化し
更に深まるとθ波といった脳波に移行していきます
ヴィジョンが出現するのは、このθ波状態のときになります
ではヴィジョンとは一体何なのか これは潜在意識に収納されて
いる自分の記憶とされているようです
今回は ヴィジョンがメインではありませんのでヴィジョンの詳
細については また別の機会で深堀したいと考えています
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