鈴鈑工業の敷地で出逢い、
ブログ著者が引き取ったネコ、
『楓(かえで)』
が、
本日(2011年9月13日火曜日17:30)、
旅立ちました。
-------------------------------
1週間前から、急に容体が急変し、
両手両足の神経がマヒしたかのように、
大の字に開いた状態で、
歩行はおろか、自力で立つことさえも
困難となり、オシッコが全く出なくなった上、
自ら食べることもできなくなりました。
その夜中に、夜間動物救急病院でもある
連れて行き、「腎不全」治療の注射を施し、
翌日、かかり付けの
入院し、インターフェロン注射と、
流動食、栄養剤の点滴を一昼夜
施しました。
3日前に、家に連れて帰ってきた時は、
やはり自力で食事も歩行もできなかったのですが、
3度目のインターフェロンの注射、
(インターフェロンは3回続けて注射しないと、
効果がでないらしい・・・)
をしてもらった時、
なんと立ち上がって普通に歩き出したのです!
・・・ですが、
昨夜から息を荒げる状態が続き、
今日、必死に生きた「楓」の生涯が閉じました。
私の妻から携帯に電話が入り、
「楓が苦しそうに舌を出している!」
という、連絡を受けました。
即座に、帰宅し、
家の扉を開けた時には、
すでに「楓」は・・・。
電話を受けてから帰宅までの間に、
逝ってしまいました・・・。
------------------------------------
写真では、
「穏やかに眠るように」
逝ったかに見えますが・・・、
妻に後で話を聞いたところ、
楓は、
苦しそうに動き回りながら、
全身痙攣(けいれん)を起こし、
眼と口を大きく見開いた状態で、
今までに聞いたことのないような、
うめき声をあげて、
逝ったそうです・・・。
あれほど、苦しまないで最期を迎えて
欲しいと願ったのに・・・。
立ち会っていません・・・。
ただ、冷たく硬くなった楓の手を
つかみながら、
「また、来世で逢おう」
、と心の中で言いました。
その前に、楓は旅立ちました。
------------------------------------
鈴鈑猫・楓との出会いは、
を見て下さい。
ここから、数話に渡り、
鈴鈑で出逢った、
「楓」の回想録を
綴(つづ)らせて頂きます。