第151話 楓、逝く。 | 鈴鈑工業のブログ

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板金屋さんの一喜一憂

鈴鈑工業の敷地で出逢い、


ブログ著者が引き取ったネコ、


『楓(かえで)』


が、


本日(2011年9月13日火曜日17:30)、


旅立ちました。

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1週間前から、急に容体が急変し、


両手両足の神経がマヒしたかのように、


大の字に開いた状態で、


歩行はおろか、自力で立つことさえも


困難となり、オシッコが全く出なくなった上、


自ら食べることもできなくなりました。




その夜中に、夜間動物救急病院でもある


兵藤動物病院(希望ヶ丘)


連れて行き、「腎不全」治療の注射を施し、


翌日、かかり付けの


オアシス動物病院(上草柳)


入院し、インターフェロン注射と、


流動食、栄養剤の点滴を一昼夜


施しました。



3日前に、家に連れて帰ってきた時は、


やはり自力で食事も歩行もできなかったのですが、


3度目のインターフェロンの注射、


(インターフェロンは3回続けて注射しないと、


効果がでないらしい・・・)


をしてもらった時、


なんと立ち上がって普通に歩き出したのです!



・・・ですが、


昨夜から息を荒げる状態が続き、


今日、必死に生きた「楓」の生涯が閉じました。


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17:25、


私の妻から携帯に電話が入り、


「楓が苦しそうに舌を出している!」


という、連絡を受けました。



即座に、帰宅し、


家の扉を開けた時には、


すでに「楓」は・・・。



電話を受けてから帰宅までの間に、


逝ってしまいました・・・。

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写真では、


「穏やかに眠るように」


逝ったかに見えますが・・・、


妻に後で話を聞いたところ、


楓は、


苦しそうに動き回りながら、


全身痙攣(けいれん)を起こし、


眼と口を大きく見開いた状態で、


今までに聞いたことのないような、


うめき声をあげて、


逝ったそうです・・・。



あれほど、苦しまないで最期を迎えて


欲しいと願ったのに・・・。



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私自身は、その壮絶な最期に


立ち会っていません・・・。


ただ、冷たく硬くなった楓の手を


つかみながら、


「また、来世で逢おう」


、と心の中で言いました。


鈴鈑工業のブログ-kae1
我が家に来て、来月10月で3年を迎える


その前に、楓は旅立ちました。

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鈴鈑猫・楓との出会いは、


第28話


を見て下さい。




ここから、数話に渡り、


鈴鈑で出逢った、


「楓」の回想録を


綴(つづ)らせて頂きます。