注目記事913~交渉は日本が譲歩するものだとしか考えないコリアン | 朱雀ひのでのブログ

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話が通じない相手と交渉するのは、(エスパー国防長官も)苦労したでしょう。

 

韓国大統領 GSOMIA破棄の見直しは難しい

(NHKWEB 2019年11月15日 20時10分)

 

韓国のムン・ジェイン(文在寅)大統領は、ソウルを訪れているアメリカのエスパー国防長官と会談し、今月23日に失効する日韓の軍事情報包括保護協定= GSOMIAについて、日本側が輸出管理の強化を撤回しない状況では、破棄の決定を見直すのは難しいとの立場を伝えました。 

 

韓国のムン・ジェイン大統領は15日夕方、アメリカのエスパー国防長官とおよそ50分間、大統領府で会談しました。

 

韓国大統領府によりますと、この中で ムン大統領は、安全保障上の理由だとして輸出管理を強化した日本と軍事的な情報は共有しづらいと伝え、日本側の対応に変化がないかぎり、GSOMIAを破棄する決定を見直すことは難しいとの立場を示しました。 

 

一方で、ムン大統領は、日米韓3か国の協力は重要だとも強調し、エスパー長官はGSOMIAの問題が円満に解決されるよう、日本に対しても努力するよう要請すると応じたとしています。

 

韓国大統領府は、今月23日の失効までにまだ時間が残っているため状況が改善するよう願っているとしているものの、韓国と日米のあいだの立場の隔たりは埋まっておらず、事態が打開できるかは不透明な状況です。

 

 

文在寅は、人の話を聞くことが出来ない人なのでしょう。

日米ともに、GSOMIAと日本の輸出管理の問題は、まったく別次元の話で、そもそも交渉材料としないと、何度も言っているのです。

そして実際、日米ともに韓国の要求に沿った交渉を一切行っていません。

日本に至っては、正式な首脳会談を一年以上、拒否し続けています。

 

それでも同じ要求を繰り返す、文政権の面々。

これ、やくざの交渉とそっくりです。

 

・自分に非があり、まったく理がなかろうとも、自分の主張を押し通す。

・相手がどんなに理路整然と説明しようとも、巌として相手の主張を認めない。

・相手がわずかな失言でもしようものなら、それをとっかかりにいちゃもんをつける。

・強引に自分のペースに持ち込み、勝ち目ゼロのものを、五分五分の勝負に持ち込もうとする。

・相手が音を上げるまで延々と反論し続け、譲歩を引き出そうとする。

・相手に弱みがあるなら、そこを付け込み、相手に勝負を降りさせようとする。

・相手が譲らない時は、怒鳴るなどして、感情的な揺さぶりをかけてくる。

 

最近は法による規制が厳しくなっているので、暴力団もあまり強引なことはやりづらくなってはいますが、法に触れないぎりぎりのラインで、やっているようですね。

 

比較すると、ものの見事にそっくりです。

まあ程度の差はあれ、食い違う主張に対するコリアンの交渉術、というかごね得狙いは、文在寅に限らず、コリアン達に共通して言えそうですね。

 

慰安婦問題、徴用工問題や、火器管制(FC)レーダー照射事件などは、日本政府に非を問うことに無理筋のある事か、あるいは全面的に韓国側に非がある事ばかりです。

 

日本のEEZ内での韓国漁船の操業ついての漁業交渉についても、それまでの漁獲枠の10倍以上を要求、さらに密漁を防ぐためのGPSの漁船搭載義務付けを拒否するなど、韓国は自分の主張を押し付けようとする一方、日本が求める条件を一切呑まなかったため、交渉は決裂したまま数年経過しており、その間、韓国漁船が相変わらず密漁を続けています。

そのためか日本と韓国漁船の衝突なども発生しています。

 

こういうことが最近次々発生するのも、コリアンが最近ますます人の意見を聞かなくなり、自分の意見を100%呑むことが当然という態度を取るようになってきたからでしょう。

それでは自分が譲歩すればまとまる交渉も、まとまらなくなります。

何しろ韓国国防のトップからして、こうですからね。

 

 

GSOMIAの維持には日本側の歩み寄りが必要 韓国国防相

(NHKWEB 2019年11月15日 19時09分)

 

今月23日に失効する日韓の軍事情報包括保護協定=「GSOMIA」について、韓国のチョン・ギョンドゥ(鄭景斗)国防相は、「まだ時間が残されているので、日韓の政府がよい方向で協議を行い、GSOMIAが維持されたらよい」と述べ、韓国向けの輸出管理を強化した日本に対して、改めて歩み寄りを求めました。

 

アメリカのエスパー国防長官と韓国のチョン・ギョンドゥ国防相は15日、ソウルで会談し、終了後、共同記者会見に臨みました。

 

この中で、エスパー長官は、今月23日に失効する日韓の軍事情報包括保護協定=「GSOMIA」について、「日米韓が効果的かつタイムリーに機密情報を共有するための重要な手段だ」と指摘したうえで「日韓の摩擦の恩恵を受けるのは中国と北朝鮮だけだ」と述べ、韓国に対してGSOMIA破棄の決定を見直すよう求めたことを明らかにしました。

 

一方、チョン国防相は「これまでも私はGSOMIAの重要性を強調してきた。まだ時間が残されているので、日韓の政府がよい方向で協議を行い、GSOMIAが維持されたらよいというのが私たちの考えだ」と述べ、GSOMIAは維持されるのが望ましいという考えを示しました。

 

ただ、「日本が輸出管理を強化したことを受けて、韓国政府は熟慮の結果、破棄を決定した」とも述べ、GSOMIAの維持には、日本側の歩み寄りが必要だという認識を改めて強調しました。

 

エスパー国防長官「常に柔軟に」

 

エスパー長官は会見で、北朝鮮が中止を求めている米韓両軍の合同軍事訓練について「敵を抑止し、必要であれば打ち負かすためにアメリカ軍と韓国軍の即応体制を確実にすることが目的であり、チョン国防相ともその考えを共有した」と述べ、訓練の意義を強調しました。

 

その一方で、「外交面での進展を可能にするどのような扉も閉ざされることがないように、常に柔軟でなければならない」とも述べ、今後、米朝の外交交渉を支援するため、近く実施する予定の訓練について計画を変更する可能性もあるとの認識を改めて示しました。

 

官房長官「韓国側に賢明な対応強く求める」

 

菅官房長官は、午後の記者会見で「これまでも日韓の外交当局間で、意思疎通を継続することを確認してきており、きょう行われた日韓の協議も、そのような文脈において実施されるものだ。今後も、わが国としては旧朝鮮半島出身労働者をめぐる問題や日韓GSOMIAといったさまざまな問題に関するわが国の一貫した立場に基づき、韓国側に賢明な対応を強く求めていきたい」と述べました。

 

 

予想通り、アメリカの使者(国防長官)の説得を、受け入れませんでした。

「日本でなくアメリカが」、『日韓』GSOMIA破棄の撤回を、わざわざ韓国まで出向いて要求してきたことの意味を、理解していないようです。

 

エスパー国防長官が韓国に出向く直前には、アメリカの制服組トップであるミリー統合作戦本部議長が日本に立ち寄り、『韓国にガツンと言ってくる』と茂木外相に語った上で、エスパー国防長官と文在寅の会談の前日(11月14日)に、韓国軍の韓国軍の朴漢基(パク・ハンギ)合同参謀本部議長と会談したと報じられていました

 

その結果は、エスパー国防長官と文在寅との会談の結果を見れば、お察しですね。

 

既に日本政府の中では、23日のGSOMIA失効は不可避であるという見方が広がっていると報じられています

 

これが急転直下、韓国がGSOMIA破棄の撤回に踏み切るとすれば、韓国が全面譲歩するしか道はありません。

アメリカが制服組トップと国防長官を韓国に派遣してまで翻意を促したのに、受け入れなかったのですから、その可能性はないに等しいですね。

 

注目すべきは、アメリカが韓国の主張を認めて、日本に対して輸出管理の優遇措置回復を説得するといった事を、一切約束していないことですね。

 

韓国にGSOMIA破棄の撤回をさせる、最も有効な方法がそれですが、アメリカはそれをしようとしていない。

 

つまり韓国より日本の主張の方が、正しいと認めていること。

日韓GSOMIA維持よりも、フッ化水素などの輸出管理の方が大事であるということ。

これまでのように、日本に我慢を強いる形での問題解決は、もう行わないということ。

 

明らかに、アメリカも韓国の説得にさじを投げたのでしょう。

 

これでは今日(11月16日)にタイで行われる予定の日韓国防相会談で妥結する可能性は、ゼロに等しいでしょう。

 

韓国が本音ではGSOMIA破棄の撤回をしたいと思うなら、これまでの日本が折れるのを待つというやり方を改めないと、その方向にはまとまらないことを理解して、自分の方が折れるべきです。

メンツのためか、国民世論が許さないからと言ってそうしないならば、少なくとも今後、日米とともに歩む未来を失うでしょうね。

まあ日本人としては、厄介払いできるので、このまま突っ走って23日を迎えてほしいものですが。

 

めでたく(?)GSOMIA破棄相なった時には、韓国との交渉に奔走させられた政治家と官僚の皆様に対して、まさに『勤労感謝』する日として、過ごしたいと思います。