果たして悪いのはどちらか?
(NHKWEB 2018年11月15日 14時11分)
15日午前、能登半島沖の日本海で、山形県の漁船が韓国の漁船と衝突しました。けが人はいないということで、新潟市の第9管区海上保安本部が事故の詳しい原因を調べています。
15日午前9時半すぎ、能登半島沖の北西およそ250キロの日本海の日本の排他的経済水域で、山形県酒田市の漁船「第38正徳丸」が韓国の漁船と衝突したという通報が第9管区海上保安本部に寄せられました。
海上保安本部によりますと、第38正徳丸に浸水などはなく、乗っていた8人は全員無事だということです。
韓国の漁船に乗っていた13人は近くにいた韓国の船や海上保安本部の巡視船に救助されて無事だということです。
現場付近の天候は晴れで波も穏やかだということで、海上保安本部は第38正徳丸の乗組員から話を聴くなどして事故の原因を調べています。
とりあえず衝突の事実を伝えるのみの記事ですので、今のところ、事故原因は分かりません。
ただ言えるのは、日本の漁船の方が船体が大きかったため、日本漁船は浸水などの被害はなく、韓国の漁船の方が船体が小さかったので、沈没の恐れがあるという報道もあります。
そして天気は良かったということなので、悪天候による不慮の事故という線は、ありません。
ただリンク先の産経新聞の記事にもあるように、『大和堆は、日本だけでなく、韓国や北朝鮮からの漁船も多く出漁しており、日本漁船とのトラブルが絶えなくなっている』ということです。
もしかすると、日本漁船が韓国の漁船の操業を妨害しようとして、それを韓国漁船が阻止しようと行動した結果が、事故になったのではないか?
船体をすれすれに接近させて、日本漁船をひるませて退去させようとしたが、誤って衝突したと考えると、つじつまがあるように思います。
あくまで、私の憶測ですが。
あと、もう一つ。
韓国漁船が仮に漁業の操業を目的とした行動をしていたならば、即、違法操業です。
なぜなら日韓漁業協定は失効しており、日韓双方が、相手側のEEZ内での合法な操業は、出来ません。
もしかしたら、それを日本漁船が咎めたことに腹を立て、船体をぶつけてきた可能性も、あるように思いますね。
あくまでこれは、私の憶測ですので、それが真実かどうかは、分かりません。
やがて入ってくるであろう続報に、注目したいと思います。