斎藤英喜の 「ぶらぶら日記」 -15ページ目

晴明が反閇

今夜(5/19)の『光る君へ』は、平安時代好きには、かなり盛り上がりましたね。

 

なかでも僕が盛り上がったのは、晴明が反閇していたところ。

 

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ということで、『歴史探偵』で、僕が反閇を実演しているシーンです。

ぜんぜん効き目なさそうですが。

 

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入院中もフィールドワーク

日曜日。雨模様の京都です。

本日は、病院もお休み。僕の治療もなく、なんか病室もがらんとして静かです。

 

妻からの情報で、下御霊神社の神輿が病院の前を通るとのこと。

妻と待ち合わせて、病院の玄関から神輿行列を眺めました。

 

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府庁のまえでは神輿の差し回しもあった模様。声だけが聞こえてきました。

ズームで撮影。

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という、入院中フィールドワーク。

 

妻からは着替えともに、自宅に送ってもらった論文の抜き刷りも。

杉田健斗さん(東大日本文化研究専攻博士課程)

・「日本古代における宮中鎮守祭祀の構造」(『史学雑誌』133編号)

・平安時代中後期の神鏡を巡る祭祀・信仰」(季刊『古代文化』73巻1号)

 

僕がむかし書いた関連論文をきちんと参照してもらえました。

これから研究交流をしたい若手ですね。

 

 

永井荷風の植物愛、庭への思い入れ

土曜日です。いい天気です。

本日、明日は、放射線治療は、お休み。皮膚への負担をへらすため、ということです。

なので今日は午前中からシャワーをゆっくり浴びて、休日気分。

 

さっぱりしたところで、ビール飲みたい、でも今はお預け…。と思って、窓の外を見ると、なんともおいしそうな生ビールの宣伝写真がついている酒屋さんの車が、目の前の道にとまっているではないですか。そんなぁ~。

 

シャックリは、「とんぷく」の薬を飲んだら、ほぼ止まりました。

あとはご飯のときにあわてて食べるから、「ヒック」となる(笑)

 

しかしここの「病院食」は、けっこう美味しいです。

 

朝は、チーズトーストとミネストローネスープ。

またはトーストとボイルドウイナーとか。

そして持参の紅茶やコーヒー。

 

お昼ご飯は、酢豚とワンタンスープ。

または和布ご飯、塩焼き、豆腐卵あんかけとか。

 

夜ご飯は、かき揚げの天ぷら、豚汁。または豆腐とキノコの洋風ソース。

あるいはチキンのプロバンス風。キノコのサラダとか。

デザートもリンゴやパインなどなど。

メニューも豊富です。

 

たしかに入院すると「ご飯だけが楽しみ」とか聞きますが、

それは間違いないですね(笑)

 

しかしこれだけ食事して(ほぼ完食)、まったく散歩もせず、運動しないので、やっぱり「お通じ」が不通に。でもアレのおかげで、いくらかすっきりしました。(尾籠な話題で失礼)。

 

ともかく時間がたくさんあるので、ほんとに「読書三昧」です。

昼間の読書は、坂崎重盛さんの『荷風の庭 庭の荷風』(芸術新潮社)。

 

造園学、風景計画学を学んだ「プロ」の目から読む、荷風の植物愛、庭への思い入れとか。これまでとは違う荷風本で、楽しく読めました。

 

著者自身が、荷風を読むことが楽しくてしかたがない、という気持ちが伝わってくる本です。でも、ちょっと「専門」の立場からの意見もはさまれていて、なかなか読ませますね。

 

荷風の庭 庭の荷風

 

なによりも荷風と日夏耿之介との比較なんていうのもあって、

日夏ファンでもある僕にはうれしい一冊でした。

 

Messengerで妻とやり取りしていたら、買い物帰りに紙屋川で鴨夫婦が一緒に居眠りしていたとか。寝坊助鴨ですね。

 

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写真は、以前に散歩途中で撮った鴨夫婦。

このときは雌が一心不乱にえさを食べているとき、

雄が回りを警戒しているみたいでした。