斎藤英喜の 「ぶらぶら日記」 -13ページ目

「不思議」がいっぱい、不思議谷へ

ほんとに、肝心な報告があとになってしまい、

いろいろとご心配かけてしまい、申し訳ありませんでした。

 

「謎」が解ければ、まぁ、そんなことか…、ですね。

 

 

 

 

夕方から天気もよくなったので、近所を散歩。

 

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氷室町から、不思議谷のあたり。夕陽に照らされた木々がきれいです。

 

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不思議堂には、治してほしいところを撫でて拝んでください、というのがあったので、

鼻のあたりを撫できました。

 

竜神の池とか、このあたりは、ほんとに「不思議」がいっぱいです。

 

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「入院する」までの経緯につきまして

SNSで「入院します」とか、情報流していて、具体的なことがわからないので、

よけい心配していますというご連絡をいただきました。申し訳ないです。

 

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べつにもったいぶるほどのことでもないのですが…。じつはこんな経緯がありました。

 

昨年末ぐらいから耳の調子がおかしくて、なんか詰まった感じが続いて、

近所の耳鼻科にいったら、最初は、べつにどこも問題ないとか言われて、

しばらく鍼灸医とかに通っていました。

 

しかしぜんぜんよくならないので、ふたたび耳鼻科にいったら、

精密検査を受けてください、ということで大きい病院に繋いでもらいました。

 

そこで精密検査をしたら、鼻の奥にほうに「おでき」があって、それが詰まっている感じのもと、ということで、さらに「生体検査」やらMRIとかで調べたら、なんとそれは悪性腫瘍であった、ことが判明したのでした。

 

お医者さんは、残念ですが、これは悪性です…と。正式な病名は「上咽頭がん」。

けっこう稀なケースらしい。

 

ただし鼻の奥は直接、切除できないので、放射線治療と抗がん剤の併用の治療になること、けっこう時間がかかるので、ひと月半ほどの入院になること、ただし連休に入るから、入院は連休明けに…という感じで、どんどん話は進んだのでした。

 

その後、さらにPET(ペット)検査とかもして、いまのところほかには「飛んでいない」とかの結果も出て、一安心。(最初、ペットって、何?でしたが)

 

まぁ、それにしても、耳の不調から、よくここまで判明したものだと。考えようによっては、幸運だったともいえますね。というか、最近の医療技術の進歩はすごいと。

でも最初に結果がわかったときは、なんか現実感がなくなってしまい、自分と「現実の世界」とが分離されてしまった感覚でした。

 

なので、即座にメールとかで大学の休講や講演会の予定の変更、出版社のほうへの連絡、また研究会の仲間たちへの連絡などをして、なんとか「現実」との繋がりを回復させた、という思いでした。まぁ、病気という非日常的出来事を「日常」に戻した、という感覚ですね。

 

それはともかく最近の医療技術は進歩しているので、「完治」させることを前提に、治療計画を立ててくれるので、まぁ、これはもう専門家に任せるしかない、という気持ちです。

 

ということが、「入院する」ことまでの経緯です。

 

なんかあちこちに「伏線」をはっていた推理小説の謎解き、って感じ(笑)

ということで入院中は、読みたかった長編の「本格探偵小説」を読んでいようと思います。

 

なお、病院内はまだ「コロナ」を警戒していますので、

家族以外の面会はできないそうです。

 

病室はWi-Fi完備で、メールとかもふつうに出来ますので、FBでの「続報」も。

とくに「手術」するわけではないので、なんか時間を持て余しそうです。

 

 

 

 

 

 

 

 

持って行く本をリュックに詰めて

なんだかんだと言っているうちに、入院まで、カウントダウンになりました。

妻のほうは、「入院セット」の一覧表をみながら、いろいろと準備してくれています。

僕のほうは、持って行く本をリュックに詰め始めたら、膨らんでしまい、どれを後回しにするのかなど、本の選定。それと見ていない映画のDVDも持って行こう…と、まったく何しに行くのか(笑)

と言う感じで元気なので、入院する、ことの実感がないです。

写真は、居間の端っこの書棚。澁澤龍彦とか、生田耕作とか「趣味系」の本。

 

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左にあるのは、中設楽の花祭りでもらってきた添え花。それと「妖怪」などのフィギア。本棚には、フモフモさん。