ISC バルブの整備 | Impreza GC8G STi Ver6 (213,730 km 〜) ♻︎ ⎈

Impreza GC8G STi Ver6 (213,730 km 〜) ♻︎ ⎈

        スバル・インプレッサ WRX STi Ver.6 維持管理・改良・運転記録
        Records of Maintenance, Modifications and Driving
        About my SUBARU Impreza WRX STi Ver.6, 1999 (GC8G4ED)

数年前にも整備して生きながらえている ISC バルブだが、

夏頃から、偶に停止のためにクラッチを切るとエンストするようになった。

10月頃には、時々停止のためにクラッチを切るとエンストしだした。

 

 

先日は、ガスステでガソリン補給後、エンジンをかけようとセルを回しても無しのつぶて。

アクセルを少し踏んでセルを回すと、いきなり 4〜5 千回転で回り始め、

慌ててアクセルを戻すとエンスト。アイドリングができないようだ。

 

しょうが無い、僅かにアクセル踏んでエンジンをかけよう。

と、一旦、キーを切りにしてから入れ直す。(ISC バルブ位置の初期化が行われる)

セルを回すと、即エンジン始動。あれれ、アイドリングする。

その後は、また、しばらく問題無し。

 

 

12/06、ようやく重い腰を上げて ISC バルブの整備をすることに・・・

まずは取り外して、上の黒いバルブ部分を清掃して、煤を取る。

(バルブ部分を 1cm 程引き抜いた状態)

 

次に、このバルブ部分をひっこ抜いて、バネとネジ部を清掃するが、

結線したまま、軍手の中に ISC バルブを入れて、キーを入りにすると

バルブ部分が伸び切り、バネで飛ぶ。(前回、 1m は飛んでいった。)

 

 

飛び出したバルブ部分とバネ。バルブ部分のネジ部とバネにも煤が付いている。

ネジ部とバネにシリコンオイルスプレーでオイルを吹きかけて煤を拭き取る。

バルブ駆動部の中心のネジ受け穴にもシリコンオイルを吹き込み、煤を流し出す。

 

 

綺麗に煤を拭き取り。

シリコンオイルをたっぷり吹きかけ、バネを入れてバルブ部分を持ち、左右に回し揺すりながら

バルブ部分の金属部が隠れるまでネジ部をゆっくり押し込む。

(きっちり、押し込んで置かないとバルブ穴に入れた時にネジ締めできない。)

 

 

バルブ穴部もシリコンオイルを吹き込み拭き掃除。

よく見えないし、拭き難くて・・・・・これで良し。

バルブ部分を元通り取り付けて整備終了。

試動してみると、4千回転でアイドリングし出す。一旦切って、再始動すると

3千回転程でアイドリング。まだバルブの動きが悪いのか・・・・・と焦りつつ

もう一度、切って再始動すると、2千回転から徐々に低下した。

大丈夫なようだ。

 

 

ついでに、エンジンオイル量の確認して、上り坂車庫での中間量相当の低になっている。

まっ、アイドリング試運転から直ぐの測定なので、ほぼ満量だろう。

 

クーラントは追加して上り坂車庫での満量相当の中間まで入れた。

 

 

総走行距離 326,526 km

 

手抜き整備だが、その後、アイドリングの不調、停止前のエンストは起こらず、

冷間始動のアイドル安定性は向上した。