ベルトの張り具合とECUの自己診断、ISCバルブ清掃 | Impreza GC8G STi Ver6 (213,730 km 〜) ♻︎ ⎈

Impreza GC8G STi Ver6 (213,730 km 〜) ♻︎ ⎈

        スバル・インプレッサ WRX STi Ver.6 維持管理・改良・運転記録
        Records of Maintenance, Modifications and Driving
        About my SUBARU Impreza WRX STi Ver.6, 1999 (GC8G4ED)

チュルチュルとベルトの滑りが疑われたので、

ベルトの張り具合を再点検した。

オルタベルトはプンとピンの間くらいの弾き音で、

コンプベルトはプンくらいの弾き音にしてみた。

これで様子見だ。

 

SmartTension で張り具合を計測すると、

ベルトのスパン長が 250 mm 以上しかない。

EJ20は180 - 240 mm 程しかない。

コンプベルトを250 mm で測定してみると

225 N となった。22 kg 程の張力のようだが・・・わかりません。

 

 

すっかり忘れていたが、OBD に頼ることなく、

GC8 にはECUの自己診断機能があったのだ。

 

黒1ピンコネクターを繋いで、エンジン警告灯の点滅を見ると

「24」ISCバルブの不良が示された。「33」の速度センサーの不良は出ない。???

 

アイドリングは安定しているが、明瞭なエアコンのアイドルアップはない。

 

まず、ISCバルブのコネクターを外して始動。

1500 rpm 位でアイドルする。接続しても同じく変わりなし。???

これは可笑しいと、ISCバルブを外してバルブの動きを見てみる。

 

キーオンでISCバルブが伸び出し、縮む。固着はない。

キーオフでバルブが少し伸びる。

 

動きが悪いのかと、バルブを引っ張ったり、押し込んだりすると

抵抗を感じながら、引っ張り出し、押し込める。ちょっとバルブを伸ばし気味に

(バルブの軸にネジが切ってあり、ステッピングモーターの回転で出入りする。)

 

で、コネクターを接続しキーオン、バルブが伸びて縮んだ。

滑らかかどうかはわからない。

(キーオフで少しバルブが伸びてくるんだが・・・・・)

 

キーオフでバルブが伸びて・・・飛んだ😱😱😱

心配したようにだ・・・

 

 

バルブは飛んで地面に落ちていたが、写真のスプリングがない。

おろおろしながら、あちこち見ていると、オルタネーターとインマニの間に

 

あった。😰

 

 

バルブはスプリングで本体に押し付けられているようだ。

シャフトのネジで開口調整されるのだ。

 

 

ネジ部を差し込み、左右回転して揺すり捻じ込むように押し込むと

このように差し込める。バルブの金属パイプ部まで押し込み

スプリングが見えなくなるまで押し込むと本体に取り付けできる。

 

 

なんとか元通りに取り付けでき、始動すると

3000 rpm で回り始め、焦って、キーオフ。

多分、初期設定で開き過ぎなのだろう。

 

再度、始動。3000 rpm で回り始め、10秒後には 1500 rpm でアイドリング。

しばらくすると 1000 rpm で安定してきた。

コンプレッサーが回ると、アイドルアップで 1500 rpm 程で回り、

切れると 1000 rpm に明瞭に落ちて調整されている。

 

エンジンも温まり、ISC が生き返ったようだな。

 

で、エンジンを再始動すると・・・・・

アイドリング 750 rpm で、アイドルアップするはずが、 750 rpm だ。

 

もう一度、ISC バルブをグリグリ可愛がってみよう。

 

総走行距離 299,365 km + 200 km 

 

明朝、ECUのエラーチェックを確認だ。

 

GC8 後期の6ピンISCバルブはステッピングモーターが使われ、

4つのコイルが使われている。1、2、3番ピンと4、5、6番ピンの2組で

2番と5番ピンが共用ピンである。コイルの抵抗は50Ω程であった。

コイルの断線はなかった。