Puamele Garden プルメリアなやまちゃんの日記~♪ -24ページ目

気候変動と開花率

外で寒さに耐えていたペナンピーチ、暖かい温室の中に入れてあげたら一気に開花。良い香りです。


今年は早めに取り込みが完了しました。
少しずつ運んでいましたが、たまたまそろった家族3人で出来たので一気に完了。


温室に入り切らなくなったものは冬場だけシートで囲むベランダハウスへ。


凍らないように数年越しで試していた微加温ヒーターが、うまく稼働したので今年からこの場所はプルメリアの置き場所にします。
去年は一鉢だけで試していましたが、無傷で越冬してました。




落ち着いたところで、シュウさんが来てくれたので、仲間を呼んで軽く雑談しました。
その中で話したことや、取り込みをして気がついたことをメモ書きのついでにここにまとめます。

内容は気候変動により、プルメリアの生育に影響が出ていること。

同じような土、同じ肥料なのに、よく咲いている人と、なかなかうまく咲かないという人がいますが、これはどういうことか。

咲かせるために土と肥料は重要な要素ですが、もう一つ上げるとすると、間違いなく光です。
それと管理面を入れるとすると害虫の駆除も大きく影響しています。特に数年前からその影響が変わってきています。

前回の記事で少し触れましたが、気候変動が激しくなっていて、去年からよく晴れて高温が続いてると思うと、突然気温が下がって大量に雨が降り続くようになっていて、高温期に順調に育っていた花芽が、低温期に駄目にしてしまうの繰り返しになっています。

大量の長雨は肥料を洗い流してしまいます。鉢を土の上に置いてるなら土壌に流れ出した肥料分は伸びた根によって吸収できますが、そうでない場合は肥料切れとなってしまいます。
追肥が効果的だったと聞くことが多くなりました。

そしてその雨は延々と降り続き、日照不足が花芽を痛めていて、乾きにくいせいでカビも発生。これではいつまでたっても元気に咲けません。
沢山咲かせている人は日当たり良好な条件下で育てていることが多いです。
逆にマンションなどの日照条件の悪い場合は咲きにくい傾向が強いです。比較的に条件が良いとされている東向きのマンションでも、これだけ雨が続いてしまうと、やっと晴れて日が出たと思ったら午後の日陰だったりしますので、日当たり良い場所と比べたら、かなりの差が出てしまいます。

そこで日照不足を補うものはなにか?となりますよね。おすすめは育成ライトです。私にとってチヤホヤすることはらやない主義でしたが、ここまで来ると育成ライトの効果は貴重なものに感じます。気色悪いピンクではない育成ライトが沢山出回っているので興味ある方は日照不足となる時期に試してみてください。

そして、害虫の問題。
去年からダニがヤバいとブログで発信してきましたが、とうとう私の周辺にも被害が広がり始めたと聞くことが多くなりました。
新たに増やした苗もなく、マンションの少し高いところでも発生したと聞いたので、これはますますヤバいと感じています。

ちなみに今年はアブラムシが激減しています。これも気候変動に関係していると思います。
果たしてダニ類は激減する時期が来るのでしょうか。この気候が続いている限り、それは厳しいかなと予測します。

水圧による予防と駆除、間に合わなければ農薬を使うしかないですね。ダニ類は同一農薬の連続使用はだめなのと、ダニ用では効かない種類もいます。また、これが良かったと簡単な気持ちで発信できないのも農薬の難しいところ。法律違反となる場合があります。メーカーの調査により安全に使えると証明された植物のみに使用が認められています。それ以外の植物に効いたと他人に勧めてしまうのは法律違反ですので気をつけてください。

以上!





切り口が消えるまで

こんばんは。

ご無沙汰してます。

ブログをかなりサボってますが、正直なところ気が乗らないんです。なぜそうなのかって考えると1番は達成感だと思います。プルメリアを普及するために活動しているわけですが、既に広範囲に普及しましたよね。それはそれでそうなんですけど、私の場合は育てるための研究です。それが現時点で既にほぼ完璧なところまで来たという達成感です。

課題が無くなるということはこういうことなのかなって思うわけです。

まあ、辞めるわけではなく、プルメリア以外のことも含めてぼつぼつ記事は書いていきます。


さてさて、秋です。

夏の後半は雨がどんより降り続き、せっかく元気に咲いてた花がだいぶ終わってしまい、そのまま秋の季節に入るかと思いきや今月の前半は夏日が続き、そして一気に冷え込みましたね。慌てて取り込んだ方もいるんじゃないでしょうか。

この寒さで時間をかけてやっと咲き始めたジーンモラーニです。



温室に入れてあげれば元気に咲くんですけどね。今年はまだまだしばらくは外で頑張ってもらいます。

とりあえず庭の冬支度から始めました。


この切り株はヒシバデイゴ。
とても強健で根が強く、ブロック塀を押し出してしまったらヤバいので来春に移植する準備のために切り戻しです。切り口が上を向いてるので腐ると思いますが、すぐに大きくなるので良しとします。
もっと短くても良かったんですけど、この高さのほうが抜根しやすいんです。

画像の後ろのニオイシュロラン。


これもお気に入りなんですけど、よく見ると腐って虚(うろ)になっている部分があります。
これも切り口が上を向いてたので、切り口から腐って下に進んでしまった状態です。
腐ってしまうと倒れてしまう可能性がありますが、よく見ると下の方の樹皮が丸みを帯びています。これは腐った部分を樹皮で囲み込んで倒れないように自ら強度を上げていることになります。
何年か前まではもっと下の方まで開いていましたが、だいぶ塞がってきました。
ちなみに虚に溜まった水は空洞が地中まで進みますので、排水されます。うまくできたもんです。

そしてそれはプルメリアも同じです。
切り口はいつまでもそのままでは無いです。


これは切ってから何年かしたもの。
切り口のまわりが膨らみ始めています。
そして最後はこんな感じ。


ちなみに切り口はなるべく斜めにするといいです。水が溜まりにくいので腐りにくくなります。でも保護剤を塗っても腐るときは腐ります。

苗木の購入のときに、よく切り口があるものを避ける人がいます。もちろん見た目が悪いのでわかりますが、それは最後には塞がります。
大きな株になったときは切り口がふさがっていて気にならなくなるし、大株になれば当然ながら切り戻しを繰り返すことになります。切り口は当たり前になります。
ただし切った直後のものは避けるべきですね。
切り口があっても元気な株であればそれを優先したほうが正しい場合が多いので参考までに。

ではでは!




小さな害虫の探し方

前回、成長を阻害し、更に花を咲かなくする害虫がいて、中には目で見ることが不可能なとても小さな害虫がいると伝えていました。それをどうやって探し出すのかというと、これを使います。
世の中便利になったもので、本体とWi-Fiでスマホに繋ぐだけで簡単に拡大した画像を見ることができます。
 

 
スマホに映し出された画像や動画を保存することも可能。
 
 
アリがいるので拡大してみると、ほら!
コナカイガラムシのような害虫を発見しました。なんとなく白や黒の点々も付いています。これはたぶん排泄物です。
葉の外見は、変色や奇形は見当たりませんでしたが、害虫がいたので切り取って処分しました。
 
これは部分的に葉の色が悪くなっているものを採取して顕微鏡で見ているところです。
 
 
じっくりとよく見ると、なにやら小さい虫が動いているのを発見しました。
 
 
もちろん危険なので袋に密閉して処分しました。
この優れ物の顕微鏡。私が購入したものをリンクしておきます。

 

 

他にもワイヤー接続タイプもありますが、コネクターの接続部分が動くと画像がフリーズしてしまい、使い勝手がイマイチだったので、これに買い替えました。

USBで充電出来ます。

 

この顕微鏡があれば全ての害虫を発見できるかはわかりません。なんとなくですが、顕微鏡でも発見できない更に小さな害虫が存在する可能性はあるのかもしれません。

でもこれが有ると、とても便利で役に立つことは間違いありません。

 

今回も念のために言いますけど、害虫はどこにでも居ます。少なくとも私が発見した害虫は珍しいものではなく、ちょっと調べると出てくる国内の在来の害虫でした。購入した苗木にも付いてくるかもしれませんが、感染源はそれだけとは限りません。

 

おそらく顕微鏡を使ってまでチェッしている農園は国内では、少ないと思います。

購入した本人の管理で害虫の侵入を避けることが大事です。

 

ではでは!