Puamele Garden プルメリアなやまちゃんの日記~♪ -23ページ目

枯れそうになると花芽を出すの原理

 
ブラック・ルビーが開花しています。
ダークレッドで中心部は黒に近い色合いです。
香りはスパイシー
 

 
 
 
先日の記事で魅惑の肥料の保管に厚手の紙袋をお勧めしていましたが、近くのホムセンで普通に売ってました。
 
 
 
 
 
 
プルメリアは枯れそうになると花芽を出すことがよくあります。
これは我が家で育てているものですが、枝の途中から枯れてしまい、生長点に花芽が出てきています。
ちょっと見にくいかも。
 
 
なぜ花芽を出すのか、ちょっと調べてみました。
調べる前は水分供給が止められて成長が阻害される分、栄養の行先は花芽の形成に使われるとか、水分供給が止められて樹液の濃度が高くなり、栄養も濃くなるから花芽が形成しやすくなるという感じです。あくまで想像の世界ですが、正しい可能性もあります。ちなみに人によっては枯れそうになってびっくりして花芽を出すなんて人もいますよね。はたしてプルメリアもびっくりするなんてことがあるのでしょうか。実際はどうなのか気になりますよね。ひょっとしたら枯れなくても花芽を沢山付けさせる方法が見つかるかもしれません。
 
科学的な検証によく出てくるのがホルモンです。
植物が生きていくうえで環境や生育状況に見合った状態を保つために不可欠なのが植物ホルモンです。
また枯れそうな事態の場合はホルモンが異常に作られている可能性もあります。
その中で花芽形成(かがけいせい)に関係してるんじゃないかというものを三つピックアップしてみました。
 
・ジベレリン
根で作られて地上部に運ばれて枝先に集まる。発芽や茎の成長、花芽の形成を促す作用がある。
通常は根で作られて生長点に集まるが、途中で枯れて阻害された場合は生き残っている枝の中にもともとあったジベレリンが枝先に集まると考えられる。
 
・サイトカイニン
根で作られて地上部の若い組織に運ばれて成長を促進します。
このホルモンが途中から枯れることで供給が閉ざされるので成長できなくなると考えられる。これにより花芽形成に栄養が使われやすくなる可能性がある。
 
・アブシシン酸
乾燥したときに徒長を止めたり気孔を閉じる働きがあります。
根や地上部が枯れて枝先だけが生きている場合、水分が供給されない状態なので、乾燥していると感知して作り出されている可能性のあるホルモンです。徒長を抑えられるので花芽形成に傾く可能性があります。
余談ですがこのアブシシン酸は水切れしたときに気孔を閉じる作用があり、水分の蒸散を抑えています。気孔が閉じるので光合成が低下するのでせっかく晴れているのに栄養を作り出すことが止められてしまうことになります。なのでプルメリアの土は水はけ良く、さらに水持ちのよい土が理想と考えます。地植えは水分供給しやすいので成長が良くなる原因のひとつです。
 
ホルモンをふまえて考えると、面白いですよね。
さらにエチレンもホルモンなんですけど、これは果実の熟成を促進する作用があるのは知っている人も多いと思います。果樹類は時期が来るとエチレンガスを出して実を熟成しますが、そのガスは徒長を抑える作用があり、近くに植えてある植物まで成長が悪くなる働きがあります。
 
さてさて、なにか見えてきたことはありますでしょうか?
私は、見えてきたことがあります。
やっぱりねって感じですが、要するに普段から言ってますが無駄な徒長は花芽を作りにくくするということです。
徒長を抑えるとそこに栄養が蓄えられて花芽を付けやすくなる。勘違いしてはいけないのは水切れなどではかえって光合成が出来ないのでだめ。あくまで栄養供給と水分供給がされてる健全な状態で光合成をしっかりできている状態が良いということです。
 
いろいろやってみたくなることが出来たのではないでしょうか。
ではでは、連休後半を楽しくお過ごしくださいませ♪
 
 
 
 
 
 

魅惑の肥料 与え方と保存方法

ご無沙汰しています。
久々の投稿です。

ジェイドバイン(翡翠葛)、今年もよく咲いてくれました。


プルメリアも目覚め始めています。
今年はダークレッド系から開花スタート。
これはヒロ・ビューティー


三連続ダークレッド




暖かくなるのが早かったので4月の中旬から屋外に移動を始めました。
温暖化ですかね、今月の初めは霜が降りた日があったけど、一気に冷え込まなくなりました。こんなに早く出すのは初めてですが、温室の中があまりにも狭いのでしかたなく。
でもジワジワと動いてます。
この連休中に全て外に出そうと思います。




青いバイクは新しい相棒です。






ここから魅惑の肥料の話題です。

少し早めに販売開始しています。
入荷と同時に売り切れの繰り返しになってますが、そろそろ落ち着いてくると思います。

ここからの話題は2つです。
・保存方法のコツ
・与え始めのコツ

まず、保存方法について。

魅惑の肥料のビニール袋は、かなり分厚いものを使っていますよね。なぜかというと虫が突き破って入りにくいようにしているのが一つの理由です。その効果は抜群でしたが、さらに虫害を少なくするために役立っているのが、分厚い紙袋です。業務用のお米やその他の穀物も二枚重ねの厚手の紙の袋が使われていますが、なるほどと思いました。でも入手が難しいですよね。

温室のメンテナンスに買ったシートの包装に使われていた紙袋なんですけど。これがなかなか分厚くていい感じです。




まとめると、使いきれなかった肥料の冬場の保管はそのまま厚手の紙袋に入れると虫が入りにくいというお話でした。
夏場のほうが虫が多くなるぶん来やすいので同じ方法で保管するのもいいと思います。臭いも出にくくなるでしょう。



そして、プルメリアへの肥料の与え方。
現在の魅惑の肥料は即効性を持たせています。なぜそうしたかというと、プルメリアは日本で育てた場合、極端に生育期間が短くなるのが1つ目の理由。与えると同時に効きはじめて、そこから約3ヶ月、パワフルに効き続けます。
そして2つ目の理由は気候変動で、ここ数年の梅雨時の雨の降り方が激しすぎることがあります。前の魅惑は遅効性で聞き始めるまでに2週間ていどかかりました。効き始めるべきは梅雨明けと同時が理想ですが、そうすると梅雨明けの予想を立てて前もって後半の大雨の降る時期に与えることになります。大雨のせいで肥料分が無駄に流れ落ちてしまいます。
梅雨明けするかなと思ったら、物凄く長引くときもありますよね。予測が難しいです。ところが即効性肥料であれば、梅雨が開けた瞬間に与えることができます。このタイミングで遅効性を与えた場合、効き初めに時間がかかりすぎて夏が終わっちゃうという残念なことになりますよね。
じゃあ梅雨時はやらなくていいのか。基本的に効かせすぎるのも良くないです。気温が上がる梅雨の後半は日照不足でモヤシになりがちです。与えるならモヤシ防止に指でつまんでパラパラっと撒く程度がいいでしょう。
もちろん屋外にて成長を続けている株のみに与えてください。家の中で成長していても与えてはいけません。日当たり悪いのに与えてしまうとモヤシ状態で成長に栄養を費やしてしまいます。これでは花芽が付きません。上級者であれば前の年の肥料を置きっぱなしにしておいてもいいと思います。それをするには冬越し時の株の状態の見極めや、管理方法になれが必要です。初心者の方はやらないほうがいいと思います。

では、まとめると
現在の魅惑の肥料は即効性なので、梅雨が開けたら与えます。
その前に与えるならつまんでパラパラと鉢の上から撒きましょう。

その他の基本的な使い方は、新しくホームページを作りましたので、そちらをご覧ください。まだまだ制作段階ですが、徐々に充実させていきたいと思っています。





ではでは、楽しい園芸を!(^^)/~~~

2022 新年 大雪 凍らない温室作り3

少し遅くなりましたが、新年明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。





降りましたねー
昨日の大雪で、今朝は大渋滞です。




ギリギリ凍らない微加温ハウスの頂き物の石油ファンヒーター。
去年から試運転をしていましたが、いい仕事をしています。



アナログのスイッチが壊れていて外部接点式に修理して、その接点を利用してサーモスイッチ連動としました。本来の設定温度よりずっと低い温度設定ができます。
これは改造なので、自己責任です。
安全装置はそのまま生かしていて、更に心配なので火災報知器を設置しました。

予想より加温効果があって最小出力(おそらく暖房能力1.0Kwくらい)でもかなり効果があります。たぶん10坪近くありますが余裕を感じます。

最初は入り切りを小刻みに頻繁に繰り返していました。

グラフの右下のギザギザがそれです。
これだと故障の原因となりそうなので、センサーを遠ざけてみました。

いい感じになりました。
サーモのスイッチが入ってから室内が温まって再び切れるまで40分くらい。
このファンヒーターは3時間で自動でスイッチが切れる安全装置が付いてますが、その前にサーモスイッチで切れてリセットされるので問題ないです。
かなり冷え込んだときだけスイッチが入るので、燃費もかなりいいです。
一回目の給油でまだ半分も使っていません。


暖房から遠いところとか、外気温に触れるシートの近くは氷点下になってしまいます。
家から離れたところは葉が凍って変色しています。もう少しだけ設定温度を上げてもいいかも。


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