枯れそうになると花芽を出すの原理 | Puamele Garden プルメリアなやまちゃんの日記~♪

枯れそうになると花芽を出すの原理

 
ブラック・ルビーが開花しています。
ダークレッドで中心部は黒に近い色合いです。
香りはスパイシー
 

 
 
 
先日の記事で魅惑の肥料の保管に厚手の紙袋をお勧めしていましたが、近くのホムセンで普通に売ってました。
 
 
 
 
 
 
プルメリアは枯れそうになると花芽を出すことがよくあります。
これは我が家で育てているものですが、枝の途中から枯れてしまい、生長点に花芽が出てきています。
ちょっと見にくいかも。
 
 
なぜ花芽を出すのか、ちょっと調べてみました。
調べる前は水分供給が止められて成長が阻害される分、栄養の行先は花芽の形成に使われるとか、水分供給が止められて樹液の濃度が高くなり、栄養も濃くなるから花芽が形成しやすくなるという感じです。あくまで想像の世界ですが、正しい可能性もあります。ちなみに人によっては枯れそうになってびっくりして花芽を出すなんて人もいますよね。はたしてプルメリアもびっくりするなんてことがあるのでしょうか。実際はどうなのか気になりますよね。ひょっとしたら枯れなくても花芽を沢山付けさせる方法が見つかるかもしれません。
 
科学的な検証によく出てくるのがホルモンです。
植物が生きていくうえで環境や生育状況に見合った状態を保つために不可欠なのが植物ホルモンです。
また枯れそうな事態の場合はホルモンが異常に作られている可能性もあります。
その中で花芽形成(かがけいせい)に関係してるんじゃないかというものを三つピックアップしてみました。
 
・ジベレリン
根で作られて地上部に運ばれて枝先に集まる。発芽や茎の成長、花芽の形成を促す作用がある。
通常は根で作られて生長点に集まるが、途中で枯れて阻害された場合は生き残っている枝の中にもともとあったジベレリンが枝先に集まると考えられる。
 
・サイトカイニン
根で作られて地上部の若い組織に運ばれて成長を促進します。
このホルモンが途中から枯れることで供給が閉ざされるので成長できなくなると考えられる。これにより花芽形成に栄養が使われやすくなる可能性がある。
 
・アブシシン酸
乾燥したときに徒長を止めたり気孔を閉じる働きがあります。
根や地上部が枯れて枝先だけが生きている場合、水分が供給されない状態なので、乾燥していると感知して作り出されている可能性のあるホルモンです。徒長を抑えられるので花芽形成に傾く可能性があります。
余談ですがこのアブシシン酸は水切れしたときに気孔を閉じる作用があり、水分の蒸散を抑えています。気孔が閉じるので光合成が低下するのでせっかく晴れているのに栄養を作り出すことが止められてしまうことになります。なのでプルメリアの土は水はけ良く、さらに水持ちのよい土が理想と考えます。地植えは水分供給しやすいので成長が良くなる原因のひとつです。
 
ホルモンをふまえて考えると、面白いですよね。
さらにエチレンもホルモンなんですけど、これは果実の熟成を促進する作用があるのは知っている人も多いと思います。果樹類は時期が来るとエチレンガスを出して実を熟成しますが、そのガスは徒長を抑える作用があり、近くに植えてある植物まで成長が悪くなる働きがあります。
 
さてさて、なにか見えてきたことはありますでしょうか?
私は、見えてきたことがあります。
やっぱりねって感じですが、要するに普段から言ってますが無駄な徒長は花芽を作りにくくするということです。
徒長を抑えるとそこに栄養が蓄えられて花芽を付けやすくなる。勘違いしてはいけないのは水切れなどではかえって光合成が出来ないのでだめ。あくまで栄養供給と水分供給がされてる健全な状態で光合成をしっかりできている状態が良いということです。
 
いろいろやってみたくなることが出来たのではないでしょうか。
ではでは、連休後半を楽しくお過ごしくださいませ♪