Puamele Garden プルメリアなやまちゃんの日記~♪ -26ページ目

切り口が消えるまで

こんばんは。

ご無沙汰してます。

ブログをかなりサボってますが、正直なところ気が乗らないんです。なぜそうなのかって考えると1番は達成感だと思います。プルメリアを普及するために活動しているわけですが、既に広範囲に普及しましたよね。それはそれでそうなんですけど、私の場合は育てるための研究です。それが現時点で既にほぼ完璧なところまで来たという達成感です。

課題が無くなるということはこういうことなのかなって思うわけです。

まあ、辞めるわけではなく、プルメリア以外のことも含めてぼつぼつ記事は書いていきます。


さてさて、秋です。

夏の後半は雨がどんより降り続き、せっかく元気に咲いてた花がだいぶ終わってしまい、そのまま秋の季節に入るかと思いきや今月の前半は夏日が続き、そして一気に冷え込みましたね。慌てて取り込んだ方もいるんじゃないでしょうか。

この寒さで時間をかけてやっと咲き始めたジーンモラーニです。



温室に入れてあげれば元気に咲くんですけどね。今年はまだまだしばらくは外で頑張ってもらいます。

とりあえず庭の冬支度から始めました。


この切り株はヒシバデイゴ。
とても強健で根が強く、ブロック塀を押し出してしまったらヤバいので来春に移植する準備のために切り戻しです。切り口が上を向いてるので腐ると思いますが、すぐに大きくなるので良しとします。
もっと短くても良かったんですけど、この高さのほうが抜根しやすいんです。

画像の後ろのニオイシュロラン。


これもお気に入りなんですけど、よく見ると腐って虚(うろ)になっている部分があります。
これも切り口が上を向いてたので、切り口から腐って下に進んでしまった状態です。
腐ってしまうと倒れてしまう可能性がありますが、よく見ると下の方の樹皮が丸みを帯びています。これは腐った部分を樹皮で囲み込んで倒れないように自ら強度を上げていることになります。
何年か前まではもっと下の方まで開いていましたが、だいぶ塞がってきました。
ちなみに虚に溜まった水は空洞が地中まで進みますので、排水されます。うまくできたもんです。

そしてそれはプルメリアも同じです。
切り口はいつまでもそのままでは無いです。


これは切ってから何年かしたもの。
切り口のまわりが膨らみ始めています。
そして最後はこんな感じ。


ちなみに切り口はなるべく斜めにするといいです。水が溜まりにくいので腐りにくくなります。でも保護剤を塗っても腐るときは腐ります。

苗木の購入のときに、よく切り口があるものを避ける人がいます。もちろん見た目が悪いのでわかりますが、それは最後には塞がります。
大きな株になったときは切り口がふさがっていて気にならなくなるし、大株になれば当然ながら切り戻しを繰り返すことになります。切り口は当たり前になります。
ただし切った直後のものは避けるべきですね。
切り口があっても元気な株であればそれを優先したほうが正しい場合が多いので参考までに。

ではでは!




小さな害虫の探し方

前回、成長を阻害し、更に花を咲かなくする害虫がいて、中には目で見ることが不可能なとても小さな害虫がいると伝えていました。それをどうやって探し出すのかというと、これを使います。
世の中便利になったもので、本体とWi-Fiでスマホに繋ぐだけで簡単に拡大した画像を見ることができます。
 

 
スマホに映し出された画像や動画を保存することも可能。
 
 
アリがいるので拡大してみると、ほら!
コナカイガラムシのような害虫を発見しました。なんとなく白や黒の点々も付いています。これはたぶん排泄物です。
葉の外見は、変色や奇形は見当たりませんでしたが、害虫がいたので切り取って処分しました。
 
これは部分的に葉の色が悪くなっているものを採取して顕微鏡で見ているところです。
 
 
じっくりとよく見ると、なにやら小さい虫が動いているのを発見しました。
 
 
もちろん危険なので袋に密閉して処分しました。
この優れ物の顕微鏡。私が購入したものをリンクしておきます。

 

 

他にもワイヤー接続タイプもありますが、コネクターの接続部分が動くと画像がフリーズしてしまい、使い勝手がイマイチだったので、これに買い替えました。

USBで充電出来ます。

 

この顕微鏡があれば全ての害虫を発見できるかはわかりません。なんとなくですが、顕微鏡でも発見できない更に小さな害虫が存在する可能性はあるのかもしれません。

でもこれが有ると、とても便利で役に立つことは間違いありません。

 

今回も念のために言いますけど、害虫はどこにでも居ます。少なくとも私が発見した害虫は珍しいものではなく、ちょっと調べると出てくる国内の在来の害虫でした。購入した苗木にも付いてくるかもしれませんが、感染源はそれだけとは限りません。

 

おそらく顕微鏡を使ってまでチェッしている農園は国内では、少ないと思います。

購入した本人の管理で害虫の侵入を避けることが大事です。

 

ではでは!

 

梅雨の時期の病害虫対策はこれだ

アオシマホワイトが咲いています。
大株だからだと思いますがはシンガポールホワイトの香りにかなり近いです。
ちなみにこの画像は少し前の一番いいときのものです。
今は梅雨真っ只中でまだら咲きです。


さてさて、今回の記事は保存版です。
病害虫対策にぜひ役立てていただけたらと思う記事です。
色々と聞いて回ると日本中で病害虫が猛威を振るってるような気がしています。


こんな葉っぱを見かけますか?
他にも成長点が赤くなって固まって成長しないものや、ベトベトして固まっていたり、褐色の点々や黒くなって葉が落ちたりと、全てではないものの調子悪いのがあって気になってませんか?
色が変わる原因はカビです。そしてカビの発生の原因は、かなり高い確率でダニの仲間です。
詳しくは順を追って説明します。
この記事は日本初というか世界的に見ても初となる内容が含まれていると思います。

最初に書いた葉の変色、更に葉の奇形。
これらの根本原因はダニの類が原因である可能性がとても高いです。


ダニの口は針のようになっていて葉の柔らかいところを狙って差し込んで吸汁加害します。
それと同時にカビの菌を媒介します。

葉脈の点々も同じです。
肉眼では見えないかなり小さなダニが原因です。


カビが葉に侵入すると変色します。
黒いのは黒カビと思われます。
赤いのはそれを防ぐために成長を止める作用と思われます。


元気な株はそんなの関係なくグイグイと成長しますが、調子が悪かったり、目覚めの悪いものはこの気温の高まる時期となり、害を受けて固まります。

普通によく見かけるハダニは、雨に当たって激減します。
しかし、この梅雨の時期のダニの類の害虫は葉裏を好むので雨をしのいで生き延びます。


前にも書いてますが、ダニ類は卵から生まれてから親になるまでの期間がとても短く、繁殖力旺盛。更に増えるサイクルが短いので同じ農薬を連続で使うと効かなくなります。


とても厄介です。
そこでどうやって対処するか、私の方法を説明します。
それは簡単です。水圧駆除です。


葉裏めがけてシャワーします。
水圧が高いほうが効果的ですが、どうしても卵が吹き飛びません。しっかりとくっついています。
でも長時間濡れていると腐ります。
成長点も潜んでいるかもしれないので、やったほうがいいです。
(ちなみにミストでも効果がある場合がありました。その場合は朝と夕方、葉の裏表、枝までびしょびしょになるように、くり返し毎日やると効き目がいいです。)


更に、雨が降っているときが一番の狙い目です。
なぜなら逃げ場がないからです。
小さいので水に浸かると致命的で、シャワーで落下して戻れなくする意味もあります。

もし卵が生き残って生まれてしまっても、シャワーを繰り返すことで、壊滅状態に出来ます。

なるべく雨降りで乾かない状態。昼間より夕方のほうがいいでしょう。
でも意識しすぎると日が立ってしまいます。2〜3日に1回。場合によっては毎日でもいいと思います。


それを10日間やり続けて効果を見ます。
この方法はかなり効果が出ています。

もちろん色形の悪い葉を見たらすぐにカットしてゴミ袋に密閉しましょう。これは日ごろの予防策です。


この点々、なんの気無しに見落としてますがダニ類です。


ひどくなると固まります。


中にはダニ用の農薬が効かないツワモノもいます。
まずはシャワー駆除から、減らずに増えてると思ったら殺ダニ剤。

ダニは野山や畑、更には庭の雑草など、どこにでも居ると言っても過言ではありません。
買った苗木にもついてくるかもしれません。

でも見えないものを駆除するって感覚的な作業は難しいですよね。そのことに関しては次回!!

※最新の情報なので、少し前の情報と違っている部分があるかもしれません。ご承知ください。