2012ベストアルバム(2) | Surf’s-Up

Surf’s-Up

音楽の話を中心に。時にノスタルジックに

第6位 Valtari/Sigur Ros





ここ近作の歌寄りの展開から、今作ではかつての透徹とした静的トラックが復活を見せている。個人的には「Takk」が一番好きなアルバムなので、受け入れられるかと不安だったのだが、全然よかった。狂ったようなストリングスが暴力的にさえ聞こえるVarúð、淡々としているようで、ゆったりと姿を変えていくラスト2曲がもう最高に素晴らしい。





第5位 Django Django/Django Django





 電子音、サンプリング、トライバル・ビートが生み出す独特のグルーヴ、そして牧歌的なメロディーとハーモニー。これが本当に癖になる。サウンドの組み合わせ方に抜群のセンスを感じた1枚。このセンスさえあれば、まだまだ良い作品を作り続けそう。



第4位 Bloom/Beach House







 これも本当によく聴きました。歳のせいだろうか、なんだかこのモノクロームな世界がすごく心地よくて。時々ギターノイズから離れたくなることさえある。でも、そういう自分の志向とは無関係に、洗練されたメロディーとサウンドスケープが素晴らしい。