桜花賞にステレンボッシュ
ニュージーランドトロフィーに
ルージュスエルテを送る国枝栄厩舎
牝馬の国枝と言われ毎年のように
有力牝馬を3歳牝馬戦線に送り出している
国枝厩舎ですが
2022年は阪神JFを勝った
サークルオブライフを擁しながら
牝馬重賞未勝利
2023年はエリカヴィータのフローラSのみ
とここ2年あまり奮っていない国枝厩舎ですが
ステレンボッシュ 阪神JF2着→桜花賞
ルージュスエルテ クイーンC3着→NZT
ミラビリスマジック チューリップ賞6着→未定
と今年も牝馬は層が厚い上に
今年は牡馬でシックスペンスが
スプリングSを0.6秒差の圧勝で
早々にダービー直行を表明
牝馬牡馬ともにクラシック候補生のいる
今年の国枝厩舎
国枝厩舎の阪神重賞成績は
3.5.2.14
と実は出走自体あまり多くはなく
勝ち切れてはいないものの
馬券内率なら関東厩舎としては驚異の41%
勝った3つは桜花賞2回と阪神JF
そして特筆すべきは
3着以内に来たのはすべて牝馬という徹底ぶり
言われるべくしてその名がついた
「牝馬の国枝」はダテではありません
しかもモレイラ短期免許取得直後には
社台グループから鞍上モレイラ確保の
発表がなされる用意周到ぶり
中内田クイーンズウォーク
木村チュルヴィニア
ともにオークスを意識した臨戦過程なだけに
阪神JFをステップにしたステレンボッシュには
阪神マイル経験あり
という点でひとつ強調材料にはなりそうです
何より
赤松賞→阪神JF
という桜花賞を獲るために必要な通るべき道を
きちんと通って桜花賞に出走させている点で
信頼性は高そうです
また、美浦の厩舎であるこの厩舎にとって
今年の桜花賞は明らかに関西牝馬が手薄なのは間違いなく
間違いなくチャンスありという状況
出走数は多く、その上で
阪神と遜色のない実績を残しています
何より今回の中山開催
スプリングSをシックスペンスで
ダービー卿CTをパラレルヴィジョンで勝っており
もはや中山は国枝祭り状態
この馬自身初めての中山がどうか
という不安点はありますが
厩舎の勢い的には到底無印にはできない存在です
さらに鞍上は先週GⅠ勝ちの横山和生
今開催すでに重賞を2勝し目下絶好調の国枝厩舎
今週の結果次第では
本当に国枝祭りになるかも知れない
その可能性を秘めた出走となる
桜花賞のステレンボッシュと
NZTのルージュスエルテ