ボンドガールで桜花賞出走登録をしていますが
2/3抽選通過待ちの手塚貴久厩舎
抽選通過なら桜花賞
抽選落ちならニュージーランドTに出走予定
先週の大阪杯、
人気薄ルージュエヴァイユで3着好走した
桜花賞1番人気想定の黒岩陽一厩舎とは対照的に
復活を期して臨んだ大阪杯でソールオリエンスが
見せ場なく敗退した手塚貴久厩舎
今週は黒岩陽一厩舎アスコリピチェーノ
手塚貴久厩舎ボンドガールが
桜花賞出走予定
奇しくも同じダイワメジャー産駒
国枝栄厩舎の影で印象は薄いですが
実は隠れ牝馬厩舎で
関東馬が圧倒的に不利と言われる桜花賞
関東馬不利のジンクスを破って
桜花賞制覇した厩舎は5厩舎
戸田博文、手塚貴久、藤沢和雄、 国枝栄、高柳瑞樹
藤沢和雄調教師は引退しているので
現役で言えばわずか4厩舎
その内のひとつが手塚貴久厩舎
戸田博文キストゥヘブン
高柳瑞樹スターズオンアース
の1回キリの好走ですが
関東厩舎ながら桜花賞好走馬が複数いるという点で
国枝、藤沢、手塚厩舎は間違いなく特殊な成績を持つ厩舎で
ここでは国枝、藤沢厩舎には触れませんが
手塚厩舎も意外と牝馬の活躍馬は多く
2012年ジェンティルドンナが勝った桜花賞で
手塚厩舎アイムユアーズが3着
2013年アユサンで桜花賞制覇
ウインマリリンは
桜花賞には出走できなかったものの
フローラS勝からオークス2着
ユーバーレーベンは
フローラS3着からオークス勝ち
GⅠには届かなかったものの
阪神JF2着、チューリップ賞、紫苑Sを制した
マルターズディオサ
など実は隠れた名牝輩出厩舎
そもそも昨年の阪神JF前の時点では
伝説の新馬戦の1.2着ボンドガールとチュルヴィニア
の評価が一番高かったはずですが
2頭ともに阪神JFを回避
そして2頭ともに桜花賞直行
この2頭が前哨戦を全く使わずに
他の桜花賞候補馬との対戦が全くないまま
今週、本番の桜花賞を迎える
これが今年の桜花賞混迷の原因だと思われます
ボンドガール自身そもそも評価の高かった馬で
手塚貴久厩舎が牝馬育成でも実績のある厩舎
というのは間違いありませんが
そもそも関西遠征があまり多くない
手塚貴久厩舎の阪神実績
1.11.3.65
わずか1勝と勝てていないのは事実ですが、
異常な2着の多さ
これを重賞に限定しても
1.6.2.32
阪神唯一の勝利は
重賞のチューリップ賞マルターズディオサ
重賞に限定しても2着の多さは目立ちます
勝てないまでも馬券圏内は十分可能性がありそうです
そして
手塚貴久厩舎の牝馬重賞実績が
何より
ニュージーランドT出走なら
おそらく3番人気以内確定
桜花賞出走なら3番人気以内の可能性は低そうな
ボンドガール
久々の出走がどうか
という懸念点はあるものの
どう考えても厩舎としては黒岩陽一厩舎よりも
信頼性は高そうで
馬券妙味しか見当たらない
最大の敵は2/3の抽選通過になるかも知れない
手塚貴久厩舎のボンドガール