サーモセラピーでスイッチ 温! -4ページ目

不老不死の肯定と否定

本に学ぶ その4
『寿命1000年 長命科学の最先端』ジョナサン・ワイナー著 2012年 早川書房

おとぎ話のようなタイトルですが、一応科学的に不老不死が可能なのか。またそれが望ましいのか。喜ぶべきなのか。。。

本の価格通りの厚い本ですが3分の2は無駄話で、内容は新書レベルだが、以下に気になったところをピックアップしました。

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ケンブリッジ大学教授のオーブリー・デ・グレイは、老化の原因を以下の7つであるとし、その原因にきちんと対処すれば、老化の克服は簡単になるかもしれないと述べている。

①私たちの体内の分子が年齢とともに絡まり合い硬くなる。分子同士があらゆる場所で結合。架橋結合。
②年齢とともに起きる細胞内のミトコンドリアの衰え。
③細胞内に溜まるゴミ。
④細胞外間隙に溜まるゴミ。
⑤一部の細胞が老いて、ただそこにいるだけで機能を果たさない厄介者になること。
⑥一部の細胞が死んでまわりの細胞に毒素をまき散らすこと。
⑦細胞核の遺伝子に危険な突然変異をもたらし、これらの細胞の子孫がガンになること。

しかも寿命を劇的に延ばしたいなら、この7つの問題を一度に解決しなければならない。
そして、ガンや動脈硬化、アルツハイマー病などの老年性疾患をすべて退けなければ、寿命をどこまでも延ばし、永遠の健康を得ることはできない。

これらのすべての条件をクリアしたならば、実質的に永久に生きられる。最小限度の加齢を達成したことになる。
その時点では、無論、人の暮らしはまったく現在とは異なったものになる。
まず、この地球上のほとんど誰もが、したいことがたくさんあるので子をもうけようとは思わなくなる。
自分自身の人生をずっと楽しみたいと思うようになる。
デ・グレイ曰く「遠からず、50歳以下の人間はいなくなるだろう」

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葡萄は肥料をたっぷり与えると、葉ばかり大きくなって、実が付かなくなるそうです。


個体の生存条件が満たされると子孫を残そうとするより、自らを成長(生長)させようとする。

人口学者によれば、平均寿命が延びた国は比例して出生率が下がる。

とすれば極端な長寿社会は、ともすると人類滅亡への第一歩かもしれない。

Makoto Sugiura
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NLPと信念

本に学ぶ その3

『NLP- 超心理コミュニケーション神経言語プログラミング』高橋慶治著 1997年 第二海援隊
http://www.amazon.co.jp/dp/4925041177/ref=cm_sw_r_tw_awd

古い本ですが、NLPの本なのに末期ガンの克服の方法について後半大きく割いているので、施術師としてはとても興味深い本です。

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肉体と精神を同一の生体システムの一部と考えるNLPでは、これらをより密接に結びつけて実際の治療へ適用する可能性を探るのである。

研究で末期ガンの診察を受けながらもその後12年にわたって生存し続けた人たちにインタビューしたところ、彼らが健康を取り戻した理由は実に様々で、特にこれといって際だった物がないことが判明。

末期ガン患者100人を追跡調査し、12年後10名がまだ生きていた。
リポーターはそこに共通点を見出そうとしたが、集まった報告からわかったことは、彼らが受けていた様々な種類の治療は、非常に異なるタイプのものであった。
何人かは標準治療(外科手術、化学療法、放射線療法)を、ある人は鍼治療を、ダイエット、栄養療法、心理学的手段、宗教、そしてある人は本当に何も行わなかった。

しかし、唯一、全員に共通していたのは、彼らは自分が選んだアプローチが、「自分にとって最もうまくいくことだと信じていた」ということである。


信念には、「人の能力と行動を活性化させる働き」がある。積極的な信念を持つことができれば、標準的な治療に頼ることなく、病気からの奇跡的な回復を成し遂げることも可能であろう。
しかし、絶望や無力感といった信念にとりつかれた人は、決して健康を取り戻すことはできない。

信念は環境からも影響される。ゆえに、肯定的希望を受け入れようとする者は、環境がもたらす困難に立ち向かうことができるほどの信念を持たなければならない。

*信念の定義:信念とは、その人が本当だと信じ、日常における活動の基礎としている考え。自分の現在の状態、未来の可能性を自分に許可し、限定するもの。また、経験の因果関係を一般化したもの。


以下の質問に答えていただきたい。
・あなたは、何がガンの原因であると思いますか?
・あなたは、環境中の化学物質がガンを引き起こすのだと信じていますか?
・あなたが行ったことが、ガンを引き起こすのでしょうか?
・それとも、あなたが考えることがガンを引き起こすのでしょうか?
・それとも、あなたが信じることがガンを引き起こすのでしょうか?
・さもなくば、ガンはあなたの体の機能の一部なのでしょうか?
・あなたの遺伝子が姿を変えたものなのでしょうか?

このような質問に対する答えを構成するあなたの信念は、あなたがどのようにしてガンを治療しようとするかを決意する際に「他人との違いとなって現れる」であろう。
もし、ガンは神の罰として起こると信じているならば、ガンの取り扱い方に他人との違いが出てくるであろう。


信念の問題のタイプ
①絶望 ②無力 ③無価値
これらの信念がどのように作られるのか、どのようにすれば、それらに肯定的影響を与えられるのか。
NLPはその技法を持っている。その一つが「インプリンティング」と呼ばれているものである。

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詳しい技法については、興味があれば本を読んでいただきたいです。

まだガンではない人でも今は2人に1人がガンになる時代、体調が悪くなって病院に行ったらガンと宣告されたらどうすればいいんだろう。。。
絶対にガンに負けない、という信念を持てるかどうかの心の準備と、治療手段の情報収集が必要かと思いました。

Makoto Sugiura

「健康」ではなく「元気」に生きる

本に学ぶ その2

矢野龍彦・長谷川智著『ナンバ式!元気生活』 ミシマ社刊
http://www.amazon.co.jp/dp/4903908070

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「病気」は「生活を改めなさい」という警告

人間は病気の可能性をもって生まれてくる。
発病させるかどうかは生活の仕方次第。
生活の仕方によっては、全く発病しないこともある。

チベット医学では、発病の原因は「我」への執着だという。
この我執というのは、無知・怒り・貪欲。
西洋的な考え方では自我を大事に(執着の思想)、東洋では無我を大事に(解放の思想)する。

日本では、ストレスが発病の引き金というが、いかにも曖昧な大きな括り。漠然としすぎてわかった気になっているだけ。

チベット医学では、自分自身の体質や心質を知らない無知、様々なことに向けられる怒り、足るを知らない貪欲が病気を引き起こすと考えられている。

足るを知るとは、不平不満を言う前に、まず受け入れるということ。
心をコントロールすることが大事。

もし発病しても、これは病気からの警告で「生活の仕方を改めなさい」と受けとめる。

病気からの警告を受けとめ、生活を改めて、病気と闘うのではなく、どう折り合いをつけるかというふうに対応する。

たとえ病気であっても、元気な人はいくらでもいることを忘れないように。

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この部分は、冒頭に近いところです。
一貫して「健康」ではなく「元気」に生きることをテーマにしていますが、
特にこの部分は、元気に生活するためのヒントであると思いピックアップしました。

最近は「西洋的」な考えたかも東洋よりにシフトチェンジしてきていると感じていますが、
心理学や行動医学をベースにした「直感医療」では治癒のプロセスを「評価→教育→編成→解放」の順に4項目に挙げています。

4番目の解放は、過去からの解放、執着からの解放の意味で、そういう意味では非常に東洋的と感じました。

それであっても「我への執着」を捨て、解放するなんていう悟りの境地には、病気に悩まされる立場に立たなければ、簡単にはなれないですよね。

Makoto Sugiura

大阪府民の一般意思

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一般意志2.0 -ルソー、フロイト、グーグル- 東 浩紀著より
以下この本の中で、著者がルソー著「社会契約論」についての解釈を述べた一段落である。

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政府は一般意志(個人の意志の集合体、共同体の意志)の手足にすぎない。これは、一般意志を実現するためにはさまざまな統治の形態があることを意味している。
それゆえ、一般に抱かれているイメージとは異なり、じつは『社会契約論』は、国民が政府を運営するという意味での「民主主義」を決して擁護していない。
たとえば彼は第三篇で、国家の置かれた地理的あるいは人口的な条件によっては、一般意志の執行には民主制よりも君主制のほうが適するとあっさり記している。
人民全員でひとつの意志を形成すること(一般意志)は、ルソーの構想においては、必ずしも人民全員で政府を運営すること(民主主義)に繋がらない。
彼にとって重要なのは、国民の総意が主権を構成していること(国民主権)、ただそれだけなのであり、その主権が具体的にだれによって担われるかは、国民が望むのであれば王でも貴族でもだれでもよいのである。

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これを読んだとき、真っ先に思い浮かんだのが橋下氏の市長選です。

ルソーの社会契約論によるならば、府民の総意が橋下氏を望み、府民の主権に繋がらない現行の大阪市の民主主義にNOを突き付けたのだろう。

橋下氏も恐らくルソーの社会契約論は読まれているのかと考えれば、それに則った自然な成り行きを実践したではないかと、あくまで私見ですが思いました。

伊藤要子先生メディア出演

体を上手に温めて体内に発生する「ヒートショックプロテイン」についての専門家である、伊藤要子先生のメディア出演予定です。
なぜ体を温めると良いのか。興味のあるかたはチェックして下さい。

1)12月4日(日)
TBS系、CBCテレビ、午前7時から7時30分
「カラダのキモチ」 -風邪と免疫-

2)12月4日(日)
FM愛知(周波数:80.7MHz)、午前9時30分から9時55分
「あまのスマイルカフェ」-風邪と免疫- 

3)12月11日(日)
FM愛知(周波数:80.7MHz)、午前9時30分から9時55分
「あまのスマイルカフェ」 -冷えない女-