寒い寒いと言ってましたが、気がつけば春の気配。
外での活動もやりやすくなってきましたが、寒いうちにやらなければいけないことを忘れてました。
それは「アルマイト処理」。
私は趣味でバイクのアルミパーツを自作してますが、防蝕のためにアルマイト処理も自分で行っています。
アルマイト処理自体は別にいつの季節にやっても良いんですが問題は電解処理時の液温で、目安は20℃以下とされています。
あまり温度が上がりすぎると、折角形成されたアルマイトがまた溶けてしまう...ということらしいです。
処理中はガンガン電流を流すので液温は上昇して行きます。
そのため20℃を超えそうな場合は保冷剤を投入したり余分な作業が増えてしまうので、できれば寒い時期にやりたいところなのです。
じゃあ冬の間にやっとけよ、と言われればその通りなんですが、腐食性の液体(希硫酸)を使用する都合上、屋外での作業になるので極端に寒い時期はそれはそれでキツイのです...。
さて丁度アルマイト待ちのGS125Eの自作パーツ(カラー)が二個ありますので、これをやっつけてしまうことにします。
と、車体を眺めていて気付いたのですが、自作のアルミ製ナンバープレートホルダーとウインカーステーがかなり腐食して汚くなってました。
いつ作ったのか思い出せないくらい昔の物なので作りも適当で雑だし、当然アルマイト処理もやっていません。
当初は磨き直してアルマイト処理をするかと思ったのですが、よくよく考えたら「作り直した方が早い」という気がしたので、この際新造することにしました。
ついでに、ナンバーホルダーと、これまでは別パーツでボルト止めしていたウインカーステーを一体化して再設計。ちゃちゃっと図面を引いて製作開始です。
形状としては単純なので、形を切り出した後、外径を整え、全体をヘアライン加工しつつ研磨加工。穴あけと折り曲げで完成...の予定でしたが、何故か設計通りの寸法で折り曲げたら、穴がギリギリだぞ?
よくよく寸法を測りなおすと加工中に何故か左右の寸法が違ってる?!
はい!けがきの段階で間違えてましたね(爆)
これで一気に脱力してしまい、一瞬「来週もう一回やり直すか~」とめげかけたのですが、「いやいやいや、多分来週とか言ってるとずっとやらないんじゃね?」と思い直して、また一から作業やり直し。偉いぞ俺!
まあ作業を始めてみれば、何せ2回目なので思いの外作業が捗り、今度は慎重に寸法を測り一気に折り曲げ加工の工程まで来ました。
昔は万力に挟んだ部材をプライヤーで曲げたり、ハンマーで叩いたり原始時代のようなことをやっていましたが、最近は油圧プレスとベンダーという文明の利器を使っています。
と言っても、2本のL字アングル材に部材を挟んでプレスで押すだけの簡易なものですが、精度はともかく万力で曲げるよりも綺麗にきっちり角が出ます。
実際の作業はこんな感じ。
下はプレス付属のプレスプレートで上手いこと保持。
上側はV字のアングル材を角を垂直下向きにして押す必要がありますが、以前セローのフロントフォークスタビライザーを作ったときの端材が丁度良かったのでこれを使用。
出番は少ないですが、油圧プレスは人力では不可能な力が出せるので、あるとマジで助かります。
ということで、折り曲げ加工完了。
この厚さのアルミ板をこれくらいきっちり曲げられれば自分的には上出来です。
ただし完成品を平らなところにおいてみると微妙にゆがんでますので、精度を上げるにはまだ工夫が必要のようです。
ちなみに折り曲げ後の寸法精度は全く自信がなかったので、ナンバープレート固定用の穴は折り曲げ加工後に開けてます(笑)
あとは洗浄してアルマイト加工をするだけですが、暴風警報で断念。
外作業で、しかもカセットコンロを使用するので強風下での作業は不可能です。
仕方ないので風が静かな日を待つことにしましょう。

















































