キンシャサノキセキが不在となり、一気に混戦ムードの漂うセントウルS。


キーポイントになるのは“開幕週の馬場”か?過去5年においては8番手から差して2着となったカノヤザクラ以外は4角で4番手以内の競馬。


前が止まりにくい競馬として考えるべきで、なおかつ1分7秒台の時計勝負に対応できる馬が主役となるのでは?


ショウナンアルバ
3歳時には共同通信杯を勝ち、スプリングSでも小差の3着の実績を持つが折り合いに難しいところがあり、その後は泣かず飛ばずガ続いたが1200Mを初めて走ったテレビユー福島賞ではいきなり勝利。前走、熱発で取り消したことに不安がないといえば嘘だが1200Mのここは是非狙ってみたい1頭だ。


メリッサ
サマースプリントシリーズチャンピオンの可能性を残す馬。スプリンターズS云々よりもここで全力投球なのは間違いない。確かに昨年このレースで15着を含め、坂のある阪神コースはその適性に疑問も残るが、ケイ古の動きを見る限り、調子落ちはなく、過去のデータだけで切り捨てることは危険かもしれない。


レディルージュ
勝ち味に遅いが1200Mの重賞戦で2着が2回あり、ここでも力的には見劣らない。休み明けを叩かれてケイ古の動きが一変。坂路49秒6の猛時計をマーク。前走は明らかに“間に合った”というレベルの仕上がりで上昇度はナンバー1でハマれば突き抜けても驚けない。


ダッシャーゴーゴー
前走は道中で不利があっての11着で、CBC賞2着を考えればここでの巻き返しを期待したいところだが、そのCBC賞はやや重の馬場で時計がかかったのが幸いした面も。持ち時計的に時計勝負となる開幕週の馬場では…。斤量増もどうか?


タマモナイスプレイ
スンナリ先行すれば渋太いタイプで前走の関屋記念も交わされてからの粘りは上々。阪神は5勝、2着2回と得意としており、開幕週の馬場なら粘り込みも。全兄のタマモホットプレイが1200Mのシルクロードを制していることから問題はないと思うが、初の1200Mのペースに戸惑う心配はある。


ショウナンカザン
未勝利、条件戦を含めての話になるが22戦連続掲示板を確保したことがあるように堅実タイプだが、ここ4戦は相手も強かったこともあり強調できる走りを見せることができなかった。先行タイプだけに今の馬場は歓迎もやや一本調子なところがあり勝ち負けまでは…。


ヘッドライナー
CBC賞では後に函館スプリントS、キーンランドCを連勝したワンカラットに先着して優勝。当然、そのスピードはここでも上位だが、順調さを欠いたのはマイナス(函館スプリントSで出走取消)。ケイ古を見る限り、取消の不安はないが、阪神は2戦して2戦とも着外だけに過信は禁物。

スプリンターにとって春は高松宮記念、秋にはスプリンターズSとGIレースは年に2本しかないのだから、基本的にこのスプリンターズSを目標にしない馬はいない。


天皇賞(秋)、ジャパンC、有馬記念とGIが3本ある古馬の中、長距離路線とは訳が違う。


その本番のスプリンターズSを目前に控える中、このセントウルSを考えるに、陣営の頭の内を読む必要がある。


“ここも勝って、スプリンターズSも勝ちたい”


これが当然、ベストなのだがここを使ってスプリンターズSも勝った馬は過去10年で5頭いるが、ここを勝ってスプリンターズも勝ったとなるとビリーヴしかいない。

それを考えると共に2戦を勝つのはなかなか難しいこと。私の経験から言えば、どっちつかずが最も良くないと思う。


叩き台として割り切るか、それとも先を考えずにこのセントウルSをメイチで仕上げるか?


もちろんスプリンターズSを考えずにここをメイチで勝負する馬はいる。


1つがサマースプリントシリーズチャンピオンの可能性のある馬。今回で言えばメリッサがそれにあたる。


そしてもう1つが、ここで賞金の上積みをしなければスプリンターズSの出走が出来ない馬だ。ついつい前者のことに注目して後者のことは忘れがちになるが、そういった馬は必ずいる。


最も注目したいのは後者の馬だ。


メリッサの勝負気配が高いのは当然チャンピオンが手の届くところにある以上、当たり前だが、夏場を使われてきたツケ

を思うと過信はできない。

夏もそれほど使われておらず余力があるものの、ただし今のままではスプリンターズS出走に手が届かない馬がいれば絶対に注目するべきだ。


不思議なもので全部の馬主がそうであるとは言わないが、本来はGIでは力不足の可能性が過去に実績から高い馬でも、とにかくGIに出ればもしかして…と考える方が多く、そのためにはまず、ここで賞金の上積みをしてスプリンターズS出走が至上命令となる場合がある。


ういった馬を注目すべきレースであることをお伝えしておく。

“秋の開幕を告げるレース”


そんなフレーズでお馴染みの京成杯AHですが、過去レースを振り返ると、まだまだ夏競馬の延長戦である傾向が出ているレースと言えるでしょう。


過去10年で7月、8月に出走のなかった馬の連対は20頭中4頭。


04年のマイネルモルゲン、07年のキングストレイル、08年のきすトゥヘヴン、レッツゴーキリシマ。

そのうち、キングストレイルを除く3頭は休み前にGIレースに出走していました。今年で言うと6月の安田記念(13着)以来となるサンカルロが該当しますが、その久々といった事に加えて57キロのトップハンデ、さらには開幕週の馬場を考えると過信は禁物でしょう。


ところがこのサンカルロ、どうしてもスプリンターズSへの出走に向けて賞金加算を是が非でもしたい状況にある馬。それを考えると“叩き台”では済みそうもありません。いろいろなことがあっての京王杯AH出走でしょうが、セントウルに登録すらしなかったのは頭数?相手関係?を考慮してのことかもしれません。


そうなると最終的な結論は現時点における馬の状態の見極めが重要になってくると言えます。京成杯AHのキーポイントとなる1頭であるとお伝えしておきます。


ローテーションで言えば注目すべきは過去10年で何故か優勝馬はいないものの2着に6頭、3着に4頭が入っている関屋記念組みになるでしょう。


今年はセイクリッドバレー、テイエムアタック、ムラマサノヨートーの3頭(関屋記念の後に他のレースを使った馬はキャプテンベガ、ダイシンプランがいますが)が出走。

ローテーション的な問題に加え、新潟の速い馬場で好走をした関屋記念組みが恐らく、開幕週となる京成杯AHにおいても好走する要因となっているのでしょうね。


そして最後のもう1点、関西馬の存在がキーポイントになります。阪神で芝のマイル前後のレースは最終週のポートアイランドSまで番組が他になく、それを考えればハンデ戦ということもあり、ここに遠征してくる馬は注目する必要が当然あります。

過去にも昨年のアップドラフト(14番人気2着)、レッツゴーキリシマ(10番人気2着)、ステキシンスケクン(10番人気1着)など10番人気以下で連対した馬はいずれも関西馬。


今年も人気薄となりそうな関西馬に注目するのは言うまでもありません。

注目はデビュー戦から土つかずの6連勝をしているナムラタイタンでしょう。阪神、京都を主戦場としているナムラタイタンにとって前走の東京遠征は大きなハンデであったことに間違いはないでしょうが、そこもアッサリとクリアして、今回は再びの阪神。


また距離も走りなれている1400mならば何もマイナス材料はなく、ここでもさらに連勝を伸ばすことはあり得る話であり、問題は相手次第。確かに初重賞ということだけが、なにやらぼんやりと見えるウィークポイントかもしれません。

それでも前走の走りをみて「まだ体が緩い」といった声があったぐらいですから、この連勝からするとその力は本物かもしれません。


そしてもう1つ忘れてならないのは熊沢騎手。4月に落馬して骨折したものの、早くも先週に復帰。確かに最近“鉄人”と呼ばれるほど今回の復帰は時間を要することはありませでしたが、それもこのナムラタイタンの存在があったのは容易に想像できます。

どうしても手離したくないお手馬。熊沢騎手にしてみればナムラタイタンがそうであるには間違いありません。ではこのナムラタイタンに死角はないのか?


強いてあげればそのローテーションでしょう。芝に比べるとまだまだ整備できてないダート路線。しかもこのナムラタイタンのようにこれまで1400Mを中心に使われてきた馬が前半戦はマイルのフェブラリーSがあるにもしても、秋のジャパンCダートは明らかに距離で敬遠することになるでしょう。


そうなると来年2月のフェブラリーSに向けてということになりますが、数少ない適したレースを選び、なおかつ賞金を上積みするのは簡単なことではありません。時には地方交流重賞を使わねばならないでしょうし、その地方交流に出走するために賞金を上積みしておく必要があります。


ここをメイチの仕上げなのか?それとも地方交流を含めての賞金の上積みが陣営の頭にあるのか?とにかくこのプロキオンS後に中央では適したレースがないのは事実。


あとは展開だろう。ナムラタイタンの競馬はいわゆる好位から抜け出す正攻法の競馬。前を行くのはサマーウインド。後ろにはグロリアスノアが控えており、これら2頭よりは競馬が難しいのは間違いない。


サマーウインドを早めに捕まえにいくと後ろにはグロリアスノアがいるし、グロリアスを警戒するとサマーの前残りを許してしまうことになる。おそらく熊沢騎手がこのあたりのことをマスコミに質問を受けたとしても「自分の競馬をするだけ」と答えるだろうが、内心は穏やかでないはず。なにしろまだ土付かずの馬だし、ここで賞金を上積みできないと、この後のローテーションが難しくなるというようにも考えているだろうから、何も考えずに乗ることはないだろう。


それで言うと他の馬にもチャンスは十分にある。ある理由で斤量がこれまでより軽くなる馬や、それこそ自分の形でしか競馬のできないあの馬などに。

今日は 参議院選挙です。白票でもいいですので、必ず投票しましょう。


ま、与党過半数割れの濃厚みたいですが、結果はどうでしょうか?


馬券100円に対して国に25%取られられるのはどうかと思いますが。

消費税には敏感なのに、決まった徴収される税金に対しては何の疑問を持たないのはどうかと思いますが。

知識をつけないと余計な税金を払う形になります。先週の裁判でもありましたね。


さて、競馬の話に戻ります。


芝とダートの違いはあれど、勝てばあのディープインパクト以来のデビューから7連勝となるのがナムラタイタン。

重賞は初挑戦だが、ダート1400Mはこれまでの6連勝したその距離。阪神の1400Mも2戦経験して当然2勝しており、馬場も不問となれば死角らしい死角はなし。


重箱の隅をつつけば16頭立ての際内枠。これがどう出るか?


そして他の馬はこの無敗馬にどう挑むのか?いずれにしても注目の一戦となる。


グロリアスノア
根岸S優勝、フェブラリーSで5着、ドバイで4着ならばここでの実績は断然。前走、芝のGI安田記念の惨敗はここへの叩き台の意味のあり度外視できる。一度使われたことにより動きが素軽くなり、状態はアップは明らか。脚質的に展開に左右されるところはあるが、まともなら勝ち負けして当然。


サマーウインド
根岸ステークスではグロリアスノアに敗れて2着も初重賞、初東京コースであったことを考えれば負けて強しの内容。ナムラタイタンの連勝ばかりが話題になるが、この馬もダートは7戦6勝で唯一負けたのが根岸Sだからまだ底を見せてないと言えるだろう。コース替わりで今度はグロリアスノアに先着も十分あり得る。


シャイニングアワー
1000万、1600万を連勝した上がり馬。5歳馬にしてはレースを数使われておらず、まだ伸びる余地は十分にあるが一気に相手が強化されてここは試金石。好位からの競馬ができることから大崩れないだろうが、恵まれて連下までか?


マイプリティワン
昨年の話だがエニフステークスではグロリアスノアにコンマ3秒差の2着といった実績のある馬。その後8ヶ月の休養を経て叩き2戦目となる今回は侮れない。ケイ古では坂路で50秒台をマークするなど状態はアップ。常識的には得意の小倉で勝負だろうが無視は危険。


コスモセンサー
アーリントンCの優勝馬だから古馬相手でも力は通用するだろうがそれはあくまで芝の話。前走のユニコーンSで初めてダート戦に出走するもスタート直後に落馬。正直、ダート適性は未知数だがカラ馬での走る姿からは問題ないだろう。スンナリ先行なら。


マカニビスティー
矢作厩舎がグロリアスノアとこの馬を2頭出し。しかし、もともとは大井のジャパンダートダービーに出走予定が規定により出走ができずここに回った形だけに勝負気配は?ただ大井の東京ダービーを優勝した馬だけに力はあり53キロの斤量ならば大駆けがあっても驚けない。


ダイショウジェット
重賞勝ちの実績はないものの、武蔵野S、マーチSで2度の2着ならばグリアスノア以外ならば力は上。成績を見る限りムラ駆けだが、実は1400Mは(3 0 0 1)と得意の距離。先行馬の多い今回は展開も向きそうで勝ち負けしても驚けない。意外に人気の盲点?