桜花賞1600M、オークス2400M。


桜花賞トライアルのチューリップ賞は1600M、フィリーズレビューは1400M、アネモネS1600M

そしてこのフラワーCは1800M。


トライアルレースとは異なり、本番の桜花賞より距離が長く、それでもオークスよりは桜花賞に近い距離のフラワーC。

ここを使う馬の意図をハッキリと把握することが的中に対してかなりのウエイトを占める。


その意図は大きく分けて3つあり、ひとつはここで賞金の上積みをして桜花賞に出走すること。もうひとつがオークスへ向けての賞金の上積みということ。最後に桜花賞に向けての叩き台となるだろう。


前者としてはオウケンサクラ、ベストクルーズが該当する。共に桜花賞トライアル・チューリップ賞に出走した以上は当然、桜花賞出走への意思があり、そこで切符を手にできなかった状態で中1週でのフラワーC参戦は、まだ桜花賞出走を諦めていない証拠。


一方、サンテミリオン、ディアアレトゥーサあたりは使ってきた距離を考えると、それほど桜花賞にはこだわりがないだろう。

そしてコスモネモシン、シンメイフジといったメンバーは賞金的に桜花賞出走は問題なく、トライアルを使わずにここに出走してきたことを考えれば、ここを叩いて桜花賞が目標ということになるだろう。


ではこの3つの状況で最も勝負気配が高いのはどれかと言うと間違いなく一番最初のオウケンサクラ、ベストクルーズといった組。


しかしながらその反面、中1週というローテーションは正直微妙。特にオウケンサクラは今年4走目、この1ヶ月で3走ということになり、まだ精神的にも、肉体的にも完成されてない今の時期には凡走の引き金となることも十分にある得ることを忘れてはならない。


またコスモネモシン、シンメイフジといった組は、ここを絶対に勝つ必要はなく、あくまで桜花賞が本番。

となれば、一番注目しなければならないのはサンテミリオン、ディアアレトゥーサ組だろう。さきにオークスという目標があるにしても、ここで賞金の上積みさえすれば、桜花賞は出ても出なくてもOK。ただし、ここで取りこぼせば、再びオークストライアルに出走し権利を獲らなければならないのだから、ここでも力が入るはず。

先ほど、JRAから外国馬2頭が出走を辞退することが発表になりました。

これで当然、外国馬の出走はなくなり、日本馬だけのレースとなります。


繰り上がり順位は…

ピサノパテック
セブンシークィーン
キルシュブリューテ
タマモナイスプレイ
セントラルコースト
トップオブピーコイ
コパノオーシャンズ
ゼットカーク

となっていますが、どうなるのでしょうか?


さて前回は各馬の“前走”に着目して阪急杯組に注意といった記事を書きましたが、今日は私から年齢についてのデータをお伝えします。


過去10年、高松宮記念の連対馬20頭を年齢別にすると、

4歳3頭
5歳12頭
6歳4頭
7歳以上1頭

断然5歳馬が中心といった結果になります。


1頭しか連対していない7歳以上の馬は2001年のブラックホークのみ(2着)。(3着は2頭いて07年プリサイスマシーン、08年のソルジャーズゾング)


今年7歳馬以上はアイルラヴァゲイン、キンシャサノキセキ、トウショウカレッジ、ファイングレイン、プレミアムボックス。結構いますね。特にキンシャサノキセキは外国馬の回避で1番人気が濃厚ですから…データでは危ない人気馬になりそうですが、もう少し詳しく調べてみたところ、


先ほどのブラックホーク、プリサイスマシーン、ソルジャーズソングと7歳以上で好走した馬はいずれも前走が重賞戦で勝ったか、負けても0.1秒差だったこと。


それでいうとキンシャサノキセキはもちろん、ファイングレイン、プレミアムボックスはセーフになります。


一方、圧倒的に成績の良い5歳馬ですが、エーシンフォワード、ショウナンカザンの2頭のみ。

エーシンフォワードは先程の記事で「前走阪急杯組」ということでピックアップされていましたが、ここではショウナンカザンを推奨しておきましょう。


前走、このショウナンカザンはオーシャンSで1番人気の16着。思わぬ大敗を道悪が原因と決め付けてしまえば、キンシャサノキセキにスワンSではコンマ2秒差、阪神Cでコンマ3秒差ですから当然、今回も注目が必要でしょう。前回の大敗で人気が落ちれば妙味もありますしね。

是非、来週の高松宮記念においてその名前をエーシンフォワードと共に覚えておいてください

少し早いが高松宮記念について。来週また詳しいことが分かったらまたアップをしたいと思うが、現時点での見解でもある。長々となってしまったので1と2セットで欲しい。


出走予定馬


外国馬2頭

キンシャサノキセキ
プレミアムボックス
アルティマトゥーレ
ビービーガルダン
カノヤザクラ
ファイングレイン
サンカルロ
エーシンフォワード
スズカコーズウェイ
トウショウカレッジ
エイシンタイガー
グランプリエンゼル
ショウナンカザン
アイルラヴァゲイン
エーシンエフダンズ
ヘッドライナー


【以下繰り上がり】
ピサノパテック
セブンシークィーン
キルシュブリューテ
タマモナイスプレイ
セントラルコースト
トップオブビーコイ
コパノオーシャンズ
ゼットカーク


過去10年、高松宮記念で1着から3着馬30頭の前走を検証してみました。

(1着馬)
阪急杯→6頭
シルクロードS→2頭
オーシャンS→1頭
フェブラリーS→1頭

(2着馬)
阪急杯→6頭
スプリンターズS→1頭
中山記念→1頭
マイルCS→1頭
阪神牝馬S→1頭

(3着馬)
阪急杯→3頭
シルクロードS→3頭
オーシャンS→2頭
スプリンターズS→1頭
東京新聞杯→1頭


誰がどうみても前走で【阪急杯】を使っていた馬の成績が良いのはお分かりでしょう。

次に今年のメンバーの前走を区分けしてみると…


【阪急杯】→5頭
【シルクロードS】→2頭
【オーシャンS】→7頭
【スプリンターズS】→1頭
【阪神C】→1頭
【外国馬】→2頭

注目の阪急杯組みは…

1着エーシンフォワード
3着サンカルロ

6着トウショウカレッジ
7着ビービーガルダン
10着ヘッドライナー


そして高松宮記念のここ5年になりますが以外にも優勝馬5頭のうち、それまでに芝1200Mの重賞勝ちの実績があったのはファイングレインのみでスプリント路線に矛先を向けたばかりの馬の活躍が目立ちます。


また高松宮記念好走馬の特徴としてマイル重賞でも連対経験があるような馬の活躍が目立ちます。

阪急杯組みの1着馬エーシンフォワード、3着のサンカルロは共に条件を満たす馬。この2頭は“前走”をキーワードとした場合に要注目とお伝えしておきます。

・西川賢(ウエスタン)ヤリ度【A】
代表馬ウエスタンビーナス、ウエスタンディオ、ウエスタンヒート

中山馬主会の会長を務める毛利オーナーと並んで中山で“ヤリ”が仕込まれる要注目馬主。本業は都内にある某芸能プロダクションの社長さんで、北海道で「ウエスタンファーム(※登録名は北西牧場)」を所有しているオーナーブリーダーでもある。また中山馬主協会の要職を務めており、過去3年の全競馬場トータル成績が27勝に対し、約三分の一に相当する8勝をお膝元の中山でマークしている。また現在中央では十数頭しか所有しておらず“ヤリ”が見極めやすいのも特徴。看板馬ウエスタンビーナスが7番人気で2着に激走した05年のフェアリーSほか、中山で出走する馬は人気薄でも馬券に加えておいた方が無難だ。

余談だが05年のフェアリーSを勝ったのは大城敬三オーナーの勝負馬ダイワパッションで、「中山ご当地馬主」のワンツー決着。6・7番人気の組み合わせにも関わらず馬連6640円、3着に10番人気馬が入った3連単は16万7960円“しか”つかなかった。この結果をどう思うかは、個々の想像に任せるとしよう。


・堀紘一(アイアム)ヤリ度【A】
代表馬アイアムカミノマゴ、アイアムネオ、アイアムルビー

TVや各種メディアで論客として競馬ファンに有名な名物馬主。本業は経営コンサルタントほか複数の会社で代表取締役を兼任している。所属している中山競馬場で“ヤリ”が仕込まれるケースが目立つ。過去3年で東京では【4-3-4-40】に対し、中山では【9-4-8-39】勝率15%、連対率22%、複勝率37%とハッキリとした差がある。聞く所によると勝負馬が仕込まれる際はほぼ例外なく競馬場に来場するらしいので、パドックで堀紘一オーナーを見かけたら激アツ確定だ。
また堀氏の長男は社台グループ総帥・吉田照哉社長の長女と結婚している。最近は親族関係もあってか社台グループも走る馬を回しているから、近い将来アイアムのGⅠ馬が誕生するかも知れないぜ。


・大城敬三(ダイワ)ヤリ度【B】
代表馬ダイワディライト、ダイワワイルドボア、ダイワスカーレット

ダイワメジャー、ダイワスカーレットなど競馬界を代表する大物個人馬主の一人だ。中山競馬場がある船橋は大城オーナー本業のお膝元。08年にはダイワスカーレットが有馬記念を制覇、兄ダイワメジャーも皐月賞(05年)を勝っている。また、兄妹で出走した07年の有馬記念でも2着スカーレット、3着メジャーと、お膝元の中山では頻繁に勝負馬が仕込まれる傾向が強い。09年12月に行なわれた朝日杯FSではダイワバーバリアンが5番人気で3着と好走。お膝元の中山だとメチャクチャ使ってくるのが特徴だが、その中に“ヤリ”が仕込まれている場合もあるので常に注意が必要だ。
それ以外のわかりやすい勝負パターンは、関西馬に預託している馬が中山に遠征してきたとき。ダイワスカーレット(栗東・松田国厩舎)、ダイワバーバリアン(栗東・矢作厩舎)が典型例だ。また、大城氏が初めて馬主になったのは地方・大井競馬で、その際に預託した厩舎がダイワバーバリアンを管理する矢作芳人センセイの父・矢作和人元調教師というつながりもある。


・荻原昭二(ツクバ・ウェディング・ヘイアン)ヤリ度【B】
代表馬ウェディングフジコ、ツクバフージン、ツクバグローバル

荻原昭二オーナーは千葉・茨城で広く冠婚葬祭業を営む「ライフランドグループ」の会長。09年暮れの5回中山ではターコイズSを制したウェディングフジコほか、お膝元の中山で5戦して3勝2着1回と大暴れ。。
ライフランドグループは地元ではかなり知られた存在で、千葉の主要都市には大概「ライフケア○○(※市名)会堂」がある。オーナー・サイダーは“地元に錦を飾るオーナーの勝負鞍に便乗する馬券術”だけど、ほかの競馬場でも“地元の人間だからこそわかるご当地馬主”がいるかも知れないぜ。


・中村政勝 ヤリ度【B】
代表馬アルコセニョーラ、センカク、ユウシャ

代表馬アルコセニューラはローカル巧者のイメージが強いが、オーナーのお膝元中山でも秋華賞トライアル紫苑Sを快勝している。本業は市川・本八幡(※土地勘の無い奴はサッパリわからないと思うけど中山競馬場は超近い)の有力者で、過去3年の全競馬場トータル成績が14勝に対し、6勝をお膝元の中山でマーク。さらに愛馬を預託しているのが関東の中堅厩舎ばかりなので、勝負馬であってもまず人気にならない。中山での単勝回収率は162%と驚異的な数字を残しているから、マイナー厩舎(失礼)でも臆せず狙ってみな。

このレースは毎年前半より後半の方が時計の掛かる厳しい流れになるため、上がりの競馬しか経験のない人気馬はことごとく馬群に沈み、バテ合いを凌ぎきってきた馬や凌げる血統的裏づけのある馬が激走する。


ポイントとしては、先行できるダート血統かダート実績がある馬(exダイワパッション、アマノチェリーラン、ベストオブミー)、またはスタミナ血統で差す芝馬(exマイネレーツェル、ハギノルチェーレ、ワンカラット)の人気薄での台頭が目立つレースといえるだろう。


「じゃあ、ダート6戦6勝のラブミーチャン(父サウスヴィグラス)?」となりそうだが、初めてのサーフェスが重賞戦という馬は適性以前の問題が大きいため、買わないスタンスなのでここでも軽視。


それに各方面で対比されている95年のライデンリーダー(父ワカオライデン)はSS時代以前の馬。
現在とは相対的血統勢力図が全く違う時代での話である。


以上のことを踏まえて、血統からはカレンチャン(父クロフネ)、ステラリード(父スペシャルウィーク)、サウンドバリアー(父アグネスデジタル)を推奨馬としたい。


現時点で日曜の馬場状態は微妙なところだが、4年前のダイワパッションの年を想起。