今週から中山の芝はBコースを使用する。


先週までの内柵が3メートル外に移動。それにより先週までの馬場の痛んだところを通らなくて済むようになる訳だ。


一般的にこのことにより、先行馬が有利になると言われ、騎手もその事が頭にあるのは当然。時としてそのことがハイペースを生み、差し、追い込み馬が上位に顔を出す場合もある非常にやっかいなレースがこのダービー卿CTといえる。

ハンデ戦ではあるが、それ以上に重要になるのは今回“展開”か?


マルタカエンペラー

格下感は否めないがニューイヤーSで先着を許した3頭(レッドスパーダ、エーシンフォワード、トーセンクラウン)がその後、いずれに重賞を勝ったこともあり53キロのハンデなら無視できない。普段は54キロの斤量までしか騎乗しない大庭騎手が53キロで騎乗するために調整をしたとのこと。


トライアンフマーチ

皐月賞2着馬が昨秋からマイル路線に転向。前走1400Mの阪急杯こそ4着に敗れたもののマイル戦はこれまで(2 2 0 1)。現状の賞金では安田記念への出走が危ぶまれることからここはメイチ勝負で賞金の上積みを狙っているはず。東京新聞杯の時のように好位から差す競馬ができれば頭も十分。


ショウワモダン

中山記念3着、東風S3着と人気以上の走りを見せるか時計に限界があるのは事実。週中の雨が残り1分34秒台の決着ならば上位もあり得るがBコースとなった今、32秒から33秒台の時計が濃厚でそうなると掲示板までか?


サニーサンデー

同じ4歳馬のフィフスペトルが57キロであることを考えれば重賞勝ちがあるにも関わらずローカルだからなのかハンデ54キロは明らかに恵まれた。前走の中山記念は道悪で走る気をなくして騎手も追っておらず度外視できる。この枠ならばハナを切ることも可能で残り目十分。


セイクリッドバレー

前走の中山記念は向正面で他の馬と接触して外傷を負いながらの4着。一度叩かれてケイ古の動きが鋭くなり距離も不問であるタイプだけに前進が期待できるが、あとはこの1枠からのレースを松岡騎手がどう捌くか?揉まれると良くないタイプだけに最初のコーナーまでをどう乗るかがポイント。


ファリダット

その脚質故かここまで重賞戦で2着が2回、3着が3回あるものの重賞勝ちがない。それでいてトップハンデ、初の中山コースと不安材料が多いのは事実だが、この賞金ではGIどころかGII、GIIIへの出走も危うい(今回はハンデ優先にて出走)のだから出走できるレースは全て勝負のはず。Bコースを意識して流れが厳しくなれば当然この馬の出番で突き抜けて驚けない。


マイネルファルケ

GIで2着したかと思えば、実はオープン特別でも勝ちきれない馬。言ってみれば相手なりに走るタイプで過信は禁物だが、57キロのハンデで中山Bコースならば逆に無視は絶対にできない。前走は控える競馬をしたがこのメンバーで石橋脩騎手ならば逃げが濃厚。アクシデントがなければ上位争いは必至だろう。

関東馬は2頭の出走ですが、こちらは最後にお話するとして、やはり関西馬というかドリームジャーニーが中心となるメンバーでしょう。


まずこのメンバーならばドリームジャーニーの実績が断然であることはわかると思います。いくら昨年の宝塚記念、有馬記念を勝っており、ここがメイチ勝負でないにしても、今回のメンバーならば負ける訳にはいきません。


そのドリームジャーニーが東京で出走する際に右回り、左回りの得意、不得意が言われますが、実は阪神と京都でも大きく成績が異なります。


京都が(0 0 2 1)に対して阪神は(4 0 0 2)ですから、数字で言えば断然阪神の方を得意としています。


休み明けの前走は京都記念で3着、叩かれた今回は斤量の59キロだけが敵となるでしょうが、前走の京都記念に比べてもいかにも相手が楽。


実績ナンバー2ともいえるヤマニンキングリーはハッキリとシンガポール航空国際Cの叩き台と明言していますし、あとは古馬になってローカル重賞の上位を争ったレベルですから59キロさえ応えなければドリームジャーニーの圧勝まで考えられます。


その59キロに関してもいろいろ言われるでしょうが、咋秋のオールカマーでマツリダゴッホの0.3秒差、前走の京都記念もブエナビスタの同じく0.3秒差ならばそれほど気にする必要はないでしょう。


やはり相手探しのレースと言っていいでしょうが、これがなかなか難解。


中京記念組に注目しています。


その中の1頭のサンライズベガですが、とにかく安定した走りが魅力。久々となった中京記念ではここに出走するタスカータソルテ、ホッコーパドゥシャに先着を許しましたが、上がり目はこの馬が一番でしょう。

前に行こうと思えば行けるだけの脚があるだけに面白いと思います。


関東馬ではゴールデンダリアの方でしょう。ここ2走の重賞戦は力負けの感はありますが、セントライト記念ではスクリーンヒーローに先着した実績のある馬。無欲の追い込み策ならば前進があって驚けません。

登録馬が48頭もいたことからわかるように主役不在の混戦。


それもそのはずマイル路線には昨年まではウオッカやカンパニーといった馬が存在しましたが、今年はそれらが引退して不在となるのですから、既にこの時期のダービー卿CTにおいても安田記念に向けて賞金の上積みを考えている陣営が多いということの証明でしょう。


特にハンデ戦となることから実績的に見劣る馬にとっては斤量が軽くなることが考えられるので、とにかくここではメイチ勝負をすることが考えられます。


まだ4月で安田記念までには時間があるので、ここでメイチ勝負をして賞金の上積みさえできれば、しばらく間があくので、安田記念までに立て直せばいいのですからね。


もちろんハンデを背負う馬でもトライアンフマーチなどは現状の賞金では安田記念の出走が心もとなく、ここで賞金を上積みしたいと考えているでしょう。


実際にトライアンフマーチは高松宮記念には見向きもせずここ1本を目標にして調整されており、陣営も「とにかく、安田記念に向けて賞金を加算したい」と話しています。


ローテーション的に注目すべきは東風ステークス組でしょう。


やはり同じ中山のマイル戦という事が大きな要因なのでしょうけど、昨年は1着タケミカヅチ、3着のマヤノライジンが東風ステークス組みでしたし、06年には1着から3着全てそうでしたからね。


なんとここ5年のダービー卿CTで3着以内となった15頭中、8頭が東風ステークス組みですから、当然今年も注意するべきです。


今年も東風ステークスで1着となったフィフスペトル、2着のマイネルファルケ、3着のショウワモダンといった上位メンバーを含め、5頭が出走しています。

産経大阪杯の枠順が決定しました。


01 フィールドベアー
02 サンライズベガ
03 ヤマニンキングリー
04 ホッコーパドゥシャ
05 タスカータソルテ
06 ゴールデンダリア
07 シェーンヴァルト
08 ドリームジャーニー
09 サクラオリオン
10 ショウナンライジン
11 テイエムアンコール
12 エアシャトゥーシュ


元々、頭数の揃わないレースですし、コース形態からは内枠、外枠の有利、不利はそれほどありません。

1枠(1-1-0-9)
2枠(1-0-2-9)
3枠(1-4-0-9)
4枠(0-0-2-12)
5枠(5-0-0-11)
6枠(1-0-2-16)
7枠(1-2-1-15)
8枠(0-3-3-14)


脚質的にはそれほどペースも速くならない事から、追い込み馬には厳しいレース。昨年、ドリームジャーニーが勝ちましたが4コーナーでは12頭中6番手でした。


今回も59キロを背負うことから、ドリームジャーニーは早めに動くでしょうから、さらに後ろからくる馬かもしれません。

ダービー卿CTの枠順が決定しました。


01 セイクリッドバレー
02 アーバンストリート
03 サニーサンデー
04 タケミカヅチ
05 リザーブカード
06 アンノルーチェ
07 ショウワモダン
08 マイネルファルケ
09 ドモナラズ
10 アップドラフト
11 ヤマニンエマイユ
12 トライアンフマーチ
13 ファリダット
14 ゲイルスパーキー
15 マルタカエンペラー
16 フィフスペトル


今週からBコースを使用。先週までのAコースから3M外側に内柵が設置されます。そもそもスタートしてすぐにカーブがあるので絶対的に内枠が有利なのですが、ごちゃつく場合もあり、まずは最初のカーブをいかにスムーズに回ることができるかがポイントになります。


1枠(0-0-2-12)
2枠(1-2-1-15)
3枠(1-1-2-16)
4枠(1-0-1-18)
5枠(1-1-0-18)
6枠(3-3-0-13)
7枠(2-3-2-13)
8枠(1-0-2-16)


このメンバーならばハナはマイネルファルケが濃厚。Bコースになり先週とは異なり、先行馬は馬場の良いところを走れるのでマイネルの粘りには要注意だと思います。


大外枠に入ったフィフスペトルはいかの道中距離ロスなく乗ることがポイントになってくるでしょう。