今週は大阪杯 ダービー卿と重賞があります。その辺の話は後ほど。


さて、桜花賞ですがご存知のとおり、阪神競馬場で行われます。いつの日から言われ始めた馬に関する西高東低。


先日の高松宮記念は関東馬のキンシャサノキセキが勝ちましたが、昨年のGIで言えば22あった平地のレースで関東馬が勝ったのは4回のみ。


特にこの桜花賞ではメジロラモーヌが関東馬で桜花賞を勝った後に、何とダンスインザムードが勝つまでに17年間関東馬は桜花賞を勝つことができなかったことから、西高東低を象徴するレースとまで言われた時がありました。


最近では2006年にキストゥヘヴンが勝ったものの、なかなか勝てない状況は続いています。


そんな状況で今年はアパパネ、アニメイトバイオといった阪神JFの1、2着馬、さらにはクイーンCを勝ったアプリコットフィズ、アネモネSをかったギンザボナンザ、フェアリーSを勝ったコスモネモシンと上位人気を独占しそうなほどに関東馬の駒が揃っています。


特に最近は耳にしたことがあると思いますが「栗東留学」(直前輸送をせずに、関東馬が栗東に滞在して調整されること)を行なう馬も増えていますが、実は先ほど書いた昨年GIを勝った関東馬4頭中、ダービーのロジユニヴァースを除けば全て関西でのレース。(天皇賞(春)マイネルキッツ、エリザベス女王杯クィーンスプマンテ、阪神JFアパパネ)


しかもその全てが「栗東留学」を行なっているのです。そうなると今回、チューリップ賞以降も栗東に滞在しているアパパネは阪神JFに続き、十分に桜花賞を勝つチャンスはあるのではないでしょうか?


こういった話やデータをお届けして参りますので是非ご覧になってください。

先週の毎日杯で武豊騎手が落馬負傷した事により、桜花賞の有力馬アプリコットフィズは横山典弘騎手に、皐月賞の有力馬ヴィクトワールピサは岩田康誠騎手へと乗り替わりが決まった。

一見すると、実績十分の両名に乗り替わった事で、態勢に影響はないようにも見えるのだが…。

しかしながらG1競走でイキナリ結果を出すのは至難の業。

それでは、アプリコットフィズとヴィクトワールピサの乗り替わりはどうなのか?

まず、アプリコットフィズについては、横山典騎手の騎乗スタイル的にはどこからでも乗れる騎手。当人も昨年末からの好調をキープしているだけに、この乗り替わりはマイナスではないだろう。

次にヴィクトワールピサ。能力は文句なしで、岩田騎手なら無難に持ってくる公算は高い(データ的に見ると、武豊→岩田で【2,1,4,0】[過去10年のG1]と好成績)が、騎乗スタイルに合っている馬か?と問われれば、答えは否。トビが大きくエンジンの掛かりが遅いところがあって「それほど追って伸びる馬ではない」が見解。


武豊騎手→岩田騎手の乗り替わりと言えば、ウオッカが記憶に新しく、今回も馬券圏内に入ってくる可能性は高そうだが、勝ち負けできるかどうかは最後までシッカリと検討する必要がある。

5年連続で馬単万馬券と荒れるハンデ重賞戦。


今年も上は58キロから下は51キロと斤量差があり一筋縄にはいきそうもない。


基本、先行馬有利のコースだが、マイディアサン、バロズハート、フサイチピージェイ、ゲンパチタキオン、マコトスパルビエロ、ウィータクティクス、トーホウオルビスと先行馬が揃った今回は急流が避けられない。

差し有利というよりはスタミナが必要な展開になるだろう。


ゲンパチタキオン
先行策を取るようになってレース振りが一変。元々ブリンカーを装着しているように気性の難しいところがあるだけにスンナリした競馬が合っているようだ。ケイ古の動きから調子落ちはなく、53キロのハンデならここでもそれほど差はないだろう。


フサイチピージェイ
前走は道中で落鉄。それでいて勝ち馬と半馬身差ならば及第点を与えられる。暮れの師走Sではクリールパッションに1キロ与えてコンマ4秒負けたが、今回は同斤量。その後に佐賀記念2着があったので58キロもあるかと思ったが57キロ据え置きは恵まれた感じがある。


モンテクリスエス
久々のダートを使った仁川Sは大外一気を決めて優勝。力量に加えてダートの適性が高くなければできない芸当だった。暖かくなるにつれてケイ古の動きも素軽くなって絶好調を示す動き。出遅れ癖、追い込み一辺倒ではあるが今回は流れが向きそうだし、揉まれない外枠も好都合で再度の好走条件が整っている。


ネイキッド
大崩れのないタイプの馬だが逆にもう1年以上も勝ち星がない。好位でうまく立ち回れるタイプでこのコースは向きそうだがこのメンバーではワンパンチ足りず、展開の助けが必要か?


マコトスパルビエロ
トップハンデ58キロが示すようにここでの実績は一枚上。前走は3着に敗れたがそもそもスピードの必要な馬場よりも、力のいる馬場でスタミナ比べになって渋太い馬。ここは他にテンに速い馬がいるのでハナを切るのは難しいだろうが番手もOK。中山コースは(1 1 0 1)と得意としており、後は58キロがどう影響するか?


マイディアサン
前走は大敗したが水溜りを気にして競馬をしてないとのこと。持ち時計がないので時計の掛かる馬場が理想だが、2走前1600万を勝ったばかりでオープンでは実績がないだけに55キロは1キロ背負わされた感がある。この相手でどこまで?


クリールパッション
前走で下したオーロマイスターがその後に大和S1着、根岸S3着なのだから、まともならこのメンバーでも勝ち負け。3ヶ月の休養明けもケイ古は久々を感じさえない動きで初戦から動けるデキになる。今回は先行タイプが多く展開も向きそうでハマれば突き抜けても驚けない。


トーホウオルビス
とにかく逃げれば渋太い馬で今回は昇級戦になるものの相手なりに走れるところは混戦になればなるほど強み。確かに同型馬が多く楽ではないが、外枠からスンナリ先行できれば上位に顔を出しても驚けない。

フェブラリーSが終わって約1ヶ月後のダート重賞戦。ハンデ戦であることから、ここは素直に他のレースへの叩き台というよりは賞金上積み、つまりは勝ち負けを狙っている馬達の争いと考えるべきでしょう。

ここ5年の馬単配当は全て万馬券。実績よりも斤量、調子を重視した方が良さそうです。


実績ならばハンデが示すように58キロのマコトスパルビエロ、57キロのウォータクティクス、クリールパッション、フサイチピージェイでしょうが、勢いはダートに矛先を向けたモンテクリスエスや、シビルウォー、ナニハトモアレといった馬。


特に私は個人的にシビルウォーに注目しています。

前々走で準オープンを勝ったばかりの馬で、前走はオープンの仁川Sで勝ったモンテクリスエスからコンマ2秒差の3着。その競馬ではスムーズに前が開かず、馬群を縫うような走りでしたから、まともならもっと際どかったはず。

以前は追い込み一辺倒でしたが、気性が成長してきて、中団からの競馬もできるようになったのは大きなプラス。それほど人気もないでしょうから狙い目だと思います。


そしてこのレースを考えるのに忘れならないのがコース適性。

中山の1800Mはコーナーを4回回る小回りコースとなることから、器用さが必要なのはもちろん、脚質も基本前に行ける馬が有利です。


今回のハナ候補はウォータクティクス、フサイチピージェイあたりでしょうか?

ここ近走は同型馬が多く、スンナリとハナを切れていないウォータクティクスの巻き返し、前走佐賀記念で負けたものの2番手からの競馬で崩れなかったフサイチピージェイは共にこの舞台では怖い1頭といえます。


この先行する2頭に対して追い込むシビルウォー、モンテクリスエスといった図式でしょうが、ポイントはトップハンデのマコトスパルビエロ。

58キロを背負うだけに早めの競馬になるでしょうが、この馬の動きで前が有利にも、後ろが有利にもなるレースになるでしょうね

プレミアムボックス
前走は伸びない大外を回してよく追い込んできており(4着)地力の強化を覗わせる好内容でした。以前のようにムキになった走りは影を潜め、落ち着いて自分のリズムで走れるようになった今は、鞍上の意のままに動けるのが強みです。非常に高いスプリント能力を秘めた馬ですし、それを活かしきれば今の充実ぶりから見せ場以上作れると思います。条件付きながら、一発を密かに期待している。


サンカルロ
以前は右回りではモタれるような面がありましたが、年末の阪神C(2着)、そして前走の阪急杯(3着)と確かな成長を感じさせます。コンスタントに上がり34秒台をマークでき、相手を問わずに自分の力を出せる能力は大きなセールスポイント。初めてのスプリント戦になりますが、この条件なら実績馬をまとめて負かす可能性も…。


カノヤザクラ
体調自体が上向いてこない印象です。ケイ古駆けする馬ですので時計は出ますが、中身を伴っているかは…。


キンシャサノキセキ
前走は直線で最内を突いた鞍上の好判断もありましたが、それに応えた本馬も立派。この中間も息遣いは良かったですし、テンションも上がりすぎていません。さらにメンバーは強くなりますが、十分勝ち負けに加われる状態と見てよさそうです。


ショウナンカザン
前走時も“いい頃の迫力が足りない”とお伝えしていましたが、今回のレース直前になってもやはり気合い乗りが今一つで、馬に凄みが感じられません。このままレースを迎えるようだと再度の惨敗ということも考えられます。ただ、力のある馬というのは誰もが判っていることですから、引き続きマークが必要です。。


ファイングレイン
GI勝ちの実績は今回の出走馬の中では目立ち、復調を思わせる前走内容は一定の評価を与えなくてはいけないでしょう。ただ、この中間の動きを見ていてもまだまだ勝った一昨年ほどの状態にあるとは思えないのが正直なところ。元々が叩き良化型で前走からの上積みが案外という印象は拭えません。多少なりともデキは上向いているとは言っても他に調子の良い馬はたくさんいますし、戦績もムラが目立ちます。地力の高さは認めますが、とても楽観視できる状況ではありません。 


ピサノパテック
終いの脚ではこのメンバーでも侮れないものがあり、嵌った際に不気味さが漂う本馬。戦績だけ見れば間違いなく格下ですが、直前の気配が一番いいのがこの馬です。8歳になりますが、使っても歩様が硬くなるようなとこは見られず、むしろ日に日に状態が上向いているのが手に取るようにわかります。これは一発あるかもしれませんよ。