今年の高松宮記念、データからブログに書いていましたが、今年は馬場適性と展開が大きな鍵を握ることになるのではないかと思っています。

高松宮記念はココ10年で07秒台の決着となったのは2度で8秒台が8回。例年以上に馬場の痛みが目立つ今回も8秒台の競馬になるのではないでしょうか?


そいう状況で今回は全く持ち時計を重視しようとは思っていません。むしろスタミナも必要な形で荒れ馬場を得意なタイプに注目しています。


このメンバーでマイル戦以上の連対経験がある馬はエーシンフォワード、キンシャサノキセキ、サンカルロ、スズカコーズウェイ、トウショウカレッジ、ピサノパッテック、ファイングレイン、プレミアムボックスの8頭。


さらに道悪で連対した経験もあるのはキンシャサノキセキ、サンカルロ、スズカコーズウェイ、トウショウカレッジの4頭。状態面などの話しを省けばこういったタイプに注目するべきではないかと思います。


ここに名前のあがらなかった馬ではビービーガルダン。前走は阪急杯で、1番人気で7着と人気を裏切りましたが、実は前走放牧から戻ってきた際に、これまでとは違って“大きな変化”がありました、詳しくは書けないのですがその大きな変化が今回の結果に大きな関わりを持つと思っています。


昨年、このレースでは逆手前で走ったり、外へ逃げるようなところを見せて大敗しましたが、中間の追い切りを左回りで行い、そういったところを見せていませんので神経質になることはないでしょう。

穴っぽいところでは先ほども名前をあげましたがスズカコーズウェイ、トウショウカレッジ、ピサノパテック、そしてファイングレインあたりに注目しています。

特にファイングレインは今回のメンバーで唯一のGIウイナー。それ以降は結果を残していませんが、前走の阪急杯ではキンシャサノキセキからコンマ1秒差の5着。


今回は左回り、斤量減とプラス材料が多く、人気的には狙い目だと思っています。

後はやはり枠ですね。内枠を引いた馬には厳しく、外を引くほど有利になるのは恐らく間違いないでしょうから、枠順は大きなポイント。

有馬記念が行われるコースで基本はコーナーを6つのコーナーを回ることから先行馬有利のコース。枠順で言えばスタートしてすぐにカーブを迎えるために内枠が有利となるが、これまでは頭数がそれほど揃わなかったこともあってそれほど差はなかったが今年は15頭。外枠の馬は厳しい形となるか?


1枠(3-1-1-5)
2枠(0-0-0-10)
3枠(2-1-1-9)
4枠(1-2-4-9)
5枠(0-2-0-14)
6枠(2-2-0-12)
7枠(1-1-3-14)
8枠(1-1-1-16)


注目のロジユニヴァースが大外枠を引いた。それほど折り合いに不安のある馬ではないが、長期休み明けに加えて先行策をとるために最初に仕掛けると折り合いを欠く可能性がある。


好枠を引いたのはエアジパング、ネヴァブション。この枠ならばスムーズに流れに乗れるだろう。有馬記念3着のエアシェイディはこの枠ならば一旦下げて大外を回す競馬か?それだと届かない可能性もあり、戸崎騎手の手綱捌きに注目。

是非覚えておいていただきたい事というのは馬場状態のことです。


こういう言い方をすると馬場を管理する造園課の方に失礼ですが、今の中京の馬場は内ラチ沿いはかなりボロボロといっていいほどに悪い状態です。


特に今年は中京競馬場がこの後、改修工事に入ることから中京開催の日程が例年より詰まっていることから芝の痛みが激しく、さらにはご存知のようにこの開催の開幕週が不良馬場で行われたこともさらに馬場を悪化させる要因になっているのです。


先週、中京競馬で高松宮記念と同じ1200Mの芝のレースは全部で7戦あったが、その勝ち馬7頭中、6頭が10番より外の馬。


結論はこうなります。


高松宮記念は外枠が有利。


まずは何よりも昨年のダービー馬でそのダービー以来の出走となるロジユニヴァースについて触れなければならないでしょう。


当初は昨年秋のジャパンCで復帰予定でしたが筋肉痛で回避。その後もいろいろ頓挫があり、結局10ヶ月ぶりの出走となるだけに楽観はできない。


そもそもどんな馬でも年中勝てるだけの状態でいられる方が不思議な話しで、陣営は当然、まず「目標のレース」を決定した上で、それに向けて逆算して調整をしていく。


では今回のロジユニヴァースの場合だが菊花賞をパスしようとした馬だけに春の天皇賞は?恐らく今回はまだ目標のレースを決めずに(漠然とはあるでしょうが)、無事にレースを走ることが目的のはず。なにしろダービー馬なのだから。


そもそも同世代以外とも初のレース。ここは連下までが妥当では?


そういう話でいえば昨年このレースで2着となり春の天皇賞を勝ったマイネルキッツはその成績を考えると、このレースでもなく、宝塚記念でもなく、間違いなく天皇賞の連覇が大目標。59キロの斤量でメイチ勝負は疑問。


そのような状況で注目すべき存在はGIでは家賃が高い馬、そして今のままではGI出走が賞金的に厳しい馬。


前者としてはネヴァブション、後者としてはナムラクレセント、もっと狙うならばトリビュートソングか。


GIIと言えどもここで勝てばその賞金は6400万。天皇賞の2着、3着、4着、5着よりも賞金は上。それであれば当然、ここで勝ち負けを狙う馬がいても不思議ではない。何しろ一生に一度のクラシックではないのだから。


ネヴァブションはこれまでGIは10着、13着、7着、13着、10着、12着。それに対してGIIでは3勝。ズバリ今回が勝負でしょう。


使いたいレースを使えない馬は尚更。今のままではGI出走が厳しい馬にも注意を払うべきです。

“皐月賞への最終切符争い”と言われるレースだが、2000年以降、このレースを使って皐月賞に駒を進めた馬は16頭いるが連対はゼロ。


過去を振り返れば皐月賞には全く直結せず、むしろNHKマイルCや青葉賞とのつながりが深いレースといえる。

言ってしまえば皐月賞で連対するような馬はこのギリギリのレースに出走せずとも早々と出走権利を獲得している場合が多いということになる。


一生に一度のクラシックだけに否定をするつもりはないが、ここで皐月賞へ滑り込みしたい陣営がいるとして、それが叶ったとしても皐月賞ではガス欠になっている可能性は否定できないのだ。


リルダヴァル。

順調にデビュー戦、野路菊Sと連勝したもののその後に骨折を発症。なんとかここに間に合った形だが、半年振りのブランクをものともせずに勝ち負けすれば、相当に強い。

休み明けだけにここは無理しないのでは?といった考えもあるが、ここで勝って賞金を上積みするか、ここを叩いてダービートライアルで勝負をかけるか?皐月賞はともなくダービーを狙うなら陣営の考えはこの2つに1つ。

果たして?


ルーラーシップ。

こちらも決して順調ではなかった。熱発、フレグモーネに見舞われて、いまだに皐月賞の権利を手にしていない。

素質の片鱗は確かに前走のアルメリア賞でうかがえた。他馬にまともに弾かれる不利がありながら立て直しての差し切りはお見事。しかし、その不利を受けたダメージが心配。


ダノンシャンティ

以前から何度も言い続けているようにレベルの高かったラジオNIKKEI杯2歳Sの3着馬。前走、共同通信杯ではハナ差の2着も負けて強しの印象。ただしこの馬、毎日杯→NHKマイルC→ダービーのローテーションを進むようなので、ここでメイチ勝負はない。ただ賞金の上積みをしなければそのローテも大きく影響を受けるが…。

皐月賞への出走意思ならばルーラーシップが一番だが…