“皐月賞への最終切符争い”と言われるレースだが、2000年以降、このレースを使って皐月賞に駒を進めた馬は16頭いるが連対はゼロ。
過去を振り返れば皐月賞には全く直結せず、むしろNHKマイルCや青葉賞とのつながりが深いレースといえる。
言ってしまえば皐月賞で連対するような馬はこのギリギリのレースに出走せずとも早々と出走権利を獲得している場合が多いということになる。
一生に一度のクラシックだけに否定をするつもりはないが、ここで皐月賞へ滑り込みしたい陣営がいるとして、それが叶ったとしても皐月賞ではガス欠になっている可能性は否定できないのだ。
リルダヴァル。
順調にデビュー戦、野路菊Sと連勝したもののその後に骨折を発症。なんとかここに間に合った形だが、半年振りのブランクをものともせずに勝ち負けすれば、相当に強い。
休み明けだけにここは無理しないのでは?といった考えもあるが、ここで勝って賞金を上積みするか、ここを叩いてダービートライアルで勝負をかけるか?皐月賞はともなくダービーを狙うなら陣営の考えはこの2つに1つ。
果たして?
ルーラーシップ。
こちらも決して順調ではなかった。熱発、フレグモーネに見舞われて、いまだに皐月賞の権利を手にしていない。
素質の片鱗は確かに前走のアルメリア賞でうかがえた。他馬にまともに弾かれる不利がありながら立て直しての差し切りはお見事。しかし、その不利を受けたダメージが心配。
ダノンシャンティ
以前から何度も言い続けているようにレベルの高かったラジオNIKKEI杯2歳Sの3着馬。前走、共同通信杯ではハナ差の2着も負けて強しの印象。ただしこの馬、毎日杯→NHKマイルC→ダービーのローテーションを進むようなので、ここでメイチ勝負はない。ただ賞金の上積みをしなければそのローテも大きく影響を受けるが…。
皐月賞への出走意思ならばルーラーシップが一番だが…