まずは何よりも昨年のダービー馬でそのダービー以来の出走となるロジユニヴァースについて触れなければならないでしょう。
当初は昨年秋のジャパンCで復帰予定でしたが筋肉痛で回避。その後もいろいろ頓挫があり、結局10ヶ月ぶりの出走となるだけに楽観はできない。
そもそもどんな馬でも年中勝てるだけの状態でいられる方が不思議な話しで、陣営は当然、まず「目標のレース」を決定した上で、それに向けて逆算して調整をしていく。
では今回のロジユニヴァースの場合だが菊花賞をパスしようとした馬だけに春の天皇賞は?恐らく今回はまだ目標のレースを決めずに(漠然とはあるでしょうが)、無事にレースを走ることが目的のはず。なにしろダービー馬なのだから。
そもそも同世代以外とも初のレース。ここは連下までが妥当では?
そういう話でいえば昨年このレースで2着となり春の天皇賞を勝ったマイネルキッツはその成績を考えると、このレースでもなく、宝塚記念でもなく、間違いなく天皇賞の連覇が大目標。59キロの斤量でメイチ勝負は疑問。
そのような状況で注目すべき存在はGIでは家賃が高い馬、そして今のままではGI出走が賞金的に厳しい馬。
前者としてはネヴァブション、後者としてはナムラクレセント、もっと狙うならばトリビュートソングか。
GIIと言えどもここで勝てばその賞金は6400万。天皇賞の2着、3着、4着、5着よりも賞金は上。それであれば当然、ここで勝ち負けを狙う馬がいても不思議ではない。何しろ一生に一度のクラシックではないのだから。
ネヴァブションはこれまでGIは10着、13着、7着、13着、10着、12着。それに対してGIIでは3勝。ズバリ今回が勝負でしょう。
使いたいレースを使えない馬は尚更。今のままではGI出走が厳しい馬にも注意を払うべきです。