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プラモデル初心者の製作記

ドムの宇宙戦用バージョン、リック・ドムです。

ドムとの違いを表現しようと思います。

 

まずは改造の計画から。

ドムはホバー走行が基本らしいので、リック・ドムはやはりスラスターがキモかと。

スラスター用の動翼もしくはメンテナンス用のパネル、というイメージ。

 

 

まずはペンでアタリを付けます。

 

 

マスキングテープをガイドにして切断。

 

 

切断後。

 

 

そして仮組み。

この時点ではまだ取り付け方法は決まってない。

 

 

腰のスカートは裏側にモールドがあったのでこれに沿って切断。

なかなか苦労する。

 

 

一度全体を組んでみる。

いい感じ。

 

 

今回のハイライト、スラスター。

メタルカラーで塗った。

 

 

塗装は全体的にこんな感じ。

①まずパーツを磨く。

#600→#800→#1200→#1500→#2000→コンパウンド(細目)→コンパウンド(極細目)

 

②薄めたメタルカラー(クロームシルバー)を綿棒で塗る。

 

 

③半乾き状態で綿棒で塗り広げる

 

 

④ティッシュなどで磨きまくる。

 

 

合わせ目が・・・。

この辺の工程は考えてなかった。

 

 

薄いプラバンを切り出してメカっぽい穴をあけたパーツを作り、これで合わせ目を隠す作戦。

 

 

メタルカラーはクリアのノリが悪そうなので、デカールは控えめに。

一度切り取ったパーツをはめてその上からデカールを張る。

デカールが乾いたら、切断個所に合わせてカット。

 

 

出来上がり。

メッキのような金属光沢は、以前のFGザクを作ったときの感触がよかったのでメタルカラーを使用したが、異常に難しかった。

それでも、かなり使える画材であることは確かなので、今回の経験を今後に活かしていきたいと思います。

 

  

 

  

  

 

さて。

続きです。

 

 

 

再び黒のサーフェイサーを吹き付け、細かな傷を確認して埋めます。

ほとんどがヤスリ(金ヤスリ)の跡でした。

ピンポイントで削っているつもりが、他の部分に当たってしまっていたのですね。

 

 

 

 

 

今回は練習ですので、色々試してみています。

メタルカラーで塗ってみたところ、思いがけなくシルバーの光沢が良さそうなので、これを使ってみます。

実は、この作業の前に一度試しているのですが、クリアー塗料を吹き付けた後に、どうしてもムラが目立ってしまいボツにしたのですが、思い返してこの方法で仕上げることにしました。

 

 

 

 

 

全てのパーツをメタルカラーで塗って磨き上げたところです。

「このまま仕上げたい」と思うくらい理想的な輝きです。

この金属光沢が欲しかった。

 

 

 

 

ところが・・・。

この光沢を活かしてそのまま仕上げようとクリアーを吹き付けたところ、クリアーが粉になっとる。

 

再びすべての塗料を落とし、塗り直すハメに・・・。

 

 

 

 

 

クリアー塗料ではなく、下地で色の違いを出すことにしました。

下地のメタルカラーを、クロームシルバー、アイアン、ダークアイアンの3色で塗り分け、磨きます。

 

 

 

 

 

その上からクリアーブルーを吹き、トップコートの光沢クリアーで仕上げます。

 

 

 

 

どうですかね?

なんとなくトップコートのゴリ押しに見えなくもないですが(笑)、キャンディっぽく仕上がりました。

メタルカラー独特のムラは致し方ないところですが。

「メタルカラーをエアブラシで塗装する」と言うのも試したのですが、磨く時点で結局ムラは出てしまうようで、結果的に下地は筆塗りです。

 

 

 

 

お見せするのもアレな出来ですが、キャンディー塗装の練習にはなったかなと思います。

 

自分がいかに塗装の技術が不足しているか良くわかって、本当に勉強になりました。

下地に対して、その上のクリアー塗料がどのような効果を生むのか全く想像できず、とにかく塗っては剥がしの繰り返しで、おかげでシンナーの大ボトル1本使いましたね。

 

まあ、最初はこんなもんかな?(笑)

次はもう少し違う手順で、ガンプラらしいメッキのようなキャンディー塗装を目指して頑張ります!

 


 

 

 

 

 

  

↓タイトルミスかと。色分けされてません。

 

 

今回は塗装、とりわけメタリック塗装の練習をいたします。


 

素材に選んだのはコチラ。

FGシャア専用ザクです。

FG(First Grade)と言っても本当の旧版ではなく、MGのプロットをそのまま使用したモノらしいです。

その為スタイルは現代版です。

 

 

実際に組み立てるとこんな感じ。

色分けされてないだけで、なかなかスマートですね。

個人的にちょっとアタマでっかちなのが気になりますが。

コレで300円ですからバンダイも良いモノ作りますね。

 

 

 

まず頭部の改修から。

仮組み時点ではこんなカンジ。

 

 

 

目ん玉のモールドをくり抜き、その辺にあったクリアパーツを埋め込みます。

このくらい誇張されてた方が良いかな、と。

 

 

 

次に口部分。

合わせ目が微妙にずれていて、ちょっとカッコ悪い。

 

 

 

ずれたモールドはくり抜き、似たようなモールドのジャンクパーツを探し、大きさを合わせて埋め込みます。

 

 

 

肩の関節ははめ込み式になっている。

組み上げた時に合わせ目消しと塗装が面倒になりそうなので、考えた結果、磁石でくっつけることにした。

ちょうどいいサイズのPCパーツ用のネジがあったのでこれを使う。

 

 

 

頭部ももちろんはめ込み式。

胴体に挟み込むように設置して可動する構造なので、これもはめ込む部分を切り取り、磁石用の金具(ワッシャー)を接着します。

ワッシャーの厚さ分、頭部が持ち上がるので、それを考慮して削り込みます。

 

 

 

胴体に磁石を設置します。

百均で売っているネオジム磁石なのですが、これが強力過ぎて、なかなか苦労する。

あらかじめ治具を作成してやれば良かった。

今後の参考としよう。

 

 

 

 

こんな感じでちゃんとくっつく。

 

 

 

足の部分。

左右の違いがお分かりだろうか。

スジ掘りを施して立体感を強調。

こういうディティール・アップは、完成後でないと違いが分からないので、あくまで「やってみた」程度。

効果があれば良いのだが。

 

 

 

肩のスパイク部分は一体になっていたので、これも別パーツ感を出すために、可能な限り彫り込む。

マジックで黒く塗っている部分が掘ったところ。

 

 

 

組み立て後では塗りにくいであろう部分をあらかじめ塗装しておく。

 

 

 

塗装プランを考える。

超テキトーに絵を描いて塗り分ける箇所を決めておく。

子供の落書きみたいで恥ずかしい。

 

 

 

今回は「キャンディー塗装」と言うのに挑戦する。

まずはメタリックのレッドで塗装。

 

 

 

その上からクリアーブルーで塗装。

イメージとは違うけど、何とかコツをつかみたい。

 

色々考えたり調べたりしてみたけれど、色彩に関しては試行錯誤するのが一番だと思う。

 

 

 

ココで問題が。

クリアーレッドをシンナーで薄めると、なぜか変色する。

クレオスの水性(右)はまだ良いのだが、タミヤのアクリルは完全にオレンジだ。

理由は分からない。

今後の課題だね。

 

 

 

次はシルバーから立ち上げてみる。

 

 

 

ちょっと分かりにくいが、後ろの濃い紫はクリアーレッドをほぼそのままの状態で吹いたモノ。

手前のピンクはかなり薄めてから吹いたもの。

このピンクがイメージ通りの色になったことから、クリアー塗料は相当に薄めて吹くのが良いと分かった。

 

ただし「ほぼ薄め液」と言う濃度なので、これがなかなか難しい。

何度かやって分かったのは、いつのも「塗料を吹き付ける」と言うよりは、「染める要領でやる」という事だ。

「色付いてきたな」と思ったらやめて乾かし、濃くしたかったら同じ作業を繰り返す、という要領なのだな。

 

ココでキャンディー塗装が「シルバーから立ち上げる」と言う意味をやっと理解する。

 

 

 

 

ある程度、塗装の方法に自信がついたので組み立て作業を再開。

これはマシンガンの銃口。

見事にふさがっていますな。

 

 

 

穴を開けてマズルブレーキ的なモノを表現。

 

 

とりあえず、作業はこんなカンジ。

ガンプラのような架空のモノを作るのは、手本がないだけに僕にとってはとても難しく感じる。

ガンプラモデラーの皆さんには本当に頭が下がる。


(つづく↓)



 

 ↓タイトルミスデスね。色分けされてません。

 

 

 

ベテランキットがどういうものか知るために、なるべく忠実に作ることを目的としていたのだが・・・

 

 

なんと、ファンヒーターの吹き出し口の前にうっかり置き忘れてこんな事に。

仕方がないので、ダメージド・バージョンに路線変更です(トホホ・・・)。

 

 

 

 

まず、動翼を切り離します。

資料を見ても良くわからないので、モールドに沿って適当に。

 

 

 

 

尾翼の方向舵も切り離しました。

飛行機のプラモデルではありがちな改造ですね。

動きが出て良い感じになっています。

 

ストーブの熱風で溶けてしまった部分は、これもモールドに沿って穴を開けています。

「何らかの事故で外板が吹き飛んだ」と言う体で。

ネットの写真なんか見ていると、この辺は実際にメンテナンス用に外せる部分のようです。

 

 

 

 

キャノピーは、元はこうした閉じた状態。

画像は塗装の途中の状態。

このまま仕上げたかったのに・・・。

 

 

 

 

カットして「開いた状態」を再現します。

 

 

 

 

座席後ろの立体モールドは、実機の写真を見ると閉じた状態なのですね(当たり前ですが・・・)。

単純に組み立てているときには分からなかったのですが、この部分はキャノピーと一体になっているようです。

 

 

 

これもゴリゴリと切り飛ばしてしまいます。

 

 

 

 

すると、御覧の通りキャノピーが開いた状態の出来上がり。

 

 

 

 

ちょっと見えにくいですが、削った部分に伸ばしランナーでモールドを足してやります。

 

1/72くらいの大きさだと、この「伸ばしランナーモールド」はなかなか秀逸で気に入りました。

これから色々と使えそうですね。

 

思わぬ事故で当初とは違う方向に進んでいますが、こういうのがアリなのもプラモデルの良いところです。

(つづく/一時作業停止しています)

 


 

 

続きです。

 

 

 

下面の処理をしていて気づいたのですが、主脚格納室がのっぺらぼうです。

たぶん、飛行状態を再現するためにこのような作りになっているのかもしれません。

面白いですね。

実際に飾ってしまうと見えない部分ですから、僕はこれはコレでアリだと思います。

 

 

 

エアブレーキです。

実際にはエアブレーキを開閉するための油圧ダンパーや、内部にオイルタンク(?)などがあるのですが、思いっきり省略されています。

 

 

なんとなくそれっぽく作ってみました。

「なにか部品的なモノが入ってりゃ良い」という適当さですが、そこまで凝るつもりはないのでこれで良しとします。

モールドに見えるのは伸ばしランナーです。

 

 

ダンパーも自作。

わざと大きく作って、サイズは組み立ての時に適当に切って調節します。

 

 

 

小物のバリはこんなカンジ。

指にはめているのは薄いゴムの指サック。

僕はこうして細かい部品を触る時には指サックをはめます。

こうすると、滑って指から部品が飛んでしまい、最悪はなくしてしまうという事故を軽減させることが出来ます。


パーツが滑るのは、パーツを型から外す為に塗られている「離型剤」の可能性もあります。

塗料を弾く原因になったりする事もある為、事前にランナーごと台所洗剤で洗ってしまう人もいますね。

クルマやバイクの補修に使うシリコンオフと同じ考えで良いのでしょうか。

 

 

 

増槽はこんなカンジ。

いわゆるドロップタンクなのですが、翼付きの豪華仕様。

これを投下してしまうのはもったいない気がします。

何となく調べてみると、フィンが無い方が投下時のトラブルが少ないらしいです。


 

 

バリや接着後を処理後に、消えてしまったモールドを復活させたところ。

凸モールドはこの辺が厄介。

 

 

塗装は迷ったのですが、インスト通りシルバーで塗りました。

この時分かったのですが、シルバーは下地処理がいい加減だと、塗装後に下地の粗さが非常に目立ちます。

凸モールドを消したくないあまり、下地処理はいい加減に済ませたのですが、それが仇となってしまいました。

誤魔化すためにエナメルのフラットブラックでウォッシングしてあります。

 

初めてのベテランキット(古い設計のモデル)ですが、自分の持つ技術や知識のつたなさを改めて認識させられます。

本当にプラモデルが好きかどうか、試されているようで凹みます。

 

(つづく↓)