続きです。
下面の処理をしていて気づいたのですが、主脚格納室がのっぺらぼうです。
たぶん、飛行状態を再現するためにこのような作りになっているのかもしれません。
面白いですね。
実際に飾ってしまうと見えない部分ですから、僕はこれはコレでアリだと思います。
エアブレーキです。
実際にはエアブレーキを開閉するための油圧ダンパーや、内部にオイルタンク(?)などがあるのですが、思いっきり省略されています。
なんとなくそれっぽく作ってみました。
「なにか部品的なモノが入ってりゃ良い」という適当さですが、そこまで凝るつもりはないのでこれで良しとします。
モールドに見えるのは伸ばしランナーです。
ダンパーも自作。
わざと大きく作って、サイズは組み立ての時に適当に切って調節します。
小物のバリはこんなカンジ。
指にはめているのは薄いゴムの指サック。
僕はこうして細かい部品を触る時には指サックをはめます。
こうすると、滑って指から部品が飛んでしまい、最悪はなくしてしまうという事故を軽減させることが出来ます。
パーツが滑るのは、パーツを型から外す為に塗られている「離型剤」の可能性もあります。
塗料を弾く原因になったりする事もある為、事前にランナーごと台所洗剤で洗ってしまう人もいますね。
クルマやバイクの補修に使うシリコンオフと同じ考えで良いのでしょうか。
増槽はこんなカンジ。
いわゆるドロップタンクなのですが、翼付きの豪華仕様。
これを投下してしまうのはもったいない気がします。
何となく調べてみると、フィンが無い方が投下時のトラブルが少ないらしいです。
バリや接着後を処理後に、消えてしまったモールドを復活させたところ。
凸モールドはこの辺が厄介。
塗装は迷ったのですが、インスト通りシルバーで塗りました。
この時分かったのですが、シルバーは下地処理がいい加減だと、塗装後に下地の粗さが非常に目立ちます。
凸モールドを消したくないあまり、下地処理はいい加減に済ませたのですが、それが仇となってしまいました。
誤魔化すためにエナメルのフラットブラックでウォッシングしてあります。
初めてのベテランキット(古い設計のモデル)ですが、自分の持つ技術や知識のつたなさを改めて認識させられます。
本当にプラモデルが好きかどうか、試されているようで凹みます。
(つづく↓)