模試です。




巷では巻くだけダイエットとか流行っているらしいけど。

あれって、本当にやせているのだろうか。

細くなっているだけじゃないのかな。

体重は減ってんだか。

わからん。



さて、げじまゆも新展開が始まりましたが。

とりあえずはノーコメントで進めていきませう。

絵が描けたら漫画にしたいぐらい。

絵が描ける人っていいよね。

裏山。






特になし。

んじゃまた。
世界が見える。

いくつもの世界が、かつては光り、活動をしていた世界が、いくつも揺らめき、流れる。

ここは死んだ世界の墓場なのだろうか。

いずれは完全に消滅し、また別の世界として再生されても。

もう、その世界には二度とはいけない。

―――――――――――――――――――

朝、まだ夏の暑さを残している暑さに目を覚まし、少々不快であったが、起き上がることにした。

いつもの日常、それが今日も始まると思うと、少し楽しみで、少し寂しい。

今日もあいつらは元気なんだろうか。

今日もあいつらは俺を笑わせてくれるのだろうか。

それを考えると、自然と笑みがこぼれてくる。

ぼやけた視界で外を見ると、今日も嫌っていうほど晴れている。

・・・、さっさと準備するか。

―――――――――――――――――――

いつものように、風を切りながら自転車で学園まで行く。

いつものように、歩いて通学する生徒を何十名も抜かしながら走る。

いつものように、いつもの駐輪所に自転車を止める。

そして、いつものように騒がしくなりつつある教室に足を運ぶ。

教室の扉を開けると、あいつらはいつものように教室にいた。

「おっす」

新星が開口一番にそう言い、俺も同じようにそう返す。

ブレイズも、shibaも、どくろも、Noelも、コバルトも、みんな同じように挨拶をする。

この学園に着てからは、いつも楽しく過ごしてきたと思う。

一日一日が無駄に濃く、一瞬で過ぎ去ってしまう。

それでも、明日にはまた濃い一日が始まる。

なんて素晴らしい事なんだろうか。

―――――――――――――――――――

「はい、それではまた明日も元気で会いましょう。

あ、最後に、俺は鬼畜ちゃうんよ、それだけ、終わり」

いつものように、先生の挨拶で学校は終わり、放課後を迎える。

毎日のように先生は『鬼畜ちゃうねん』とか『鬼畜ちゃうんよ』とか言ってる。

誰もそう思ってないのに・・・。

「おう、out、さっさ帰ろうぜ」

今日は珍しく、新星がそう誘ってきた。

適当に返事をし、俺は帰る準備をし始めた。

ふと思った、新星と帰るの初めてじゃねぇのかな、とか。

ま、たまにはいいだろう。

「帰るか」

俺の準備を待っていた新星にそう言うと、新星は無言で歩き始めた。

―――――――――――――――――――

「あれ、今日は自転車じゃねぇの?」

いつもは自転車ですっ飛ばしてくる新星なのに、今日は自転車じゃないらしい。

「あぁ、昨日パンクしたから修理に出しててな、今日はバスだ」

自転車の鍵をはずしながらそんな会話をする。

鍵をはずし終えると、俺と新星は家の方向に向かって歩き出した。

「でもさ、歩いて帰るとすると、結構な距離じゃね?」

と、俺は新星にそう言う。

「まぁ、たまにはいいかなと思って、歩くのも」

「だって、一時間以上はかかるぞ?」

「うるせぇな、てめぇの自転車もへし折るぞ」

「いやいやいや、流石に無理やろ」

「・・・、言ったな?」

「やめろ」

などと取り留めの無い会話をしながらだらだらと二人して歩いて帰る。

日は沈み始め、あたりが茜色に染まり始めるころ、俺たちは途中の踏切の前まで来ていた。

「なぁ、out」

ふと新星が立ち止まると、そう言った。

「ん?」

俺もそれに合わせて立ち止まる。

「この学園にきて、俺は毎日楽しく過ごせてきたと思う。

編入してきて、ドロケもやったな、文化祭も楽しんで、皆で遊び行って」

急に何を言い出すのかと思ったらそんなことだった。

「うん、俺もそう思っているよ」

「だろうな。

shibaも、コバルトも、ブレイズも、TERUも、どくろも、Noelも、味さんも、先生も、皆始めて出会ったであろう俺たちに、こうも仲良く接してくれた。」

あぁ、不思議なくらいにな。

「この世界は今までと違い、全てが光り輝き、巡っていた。

この世界は楽しかった、楽しかった。

それでも・・・、それでも俺は足りないんだ・・・」

・・・、何を言っているんだ?

「おい、いったい何の・・・」

不意に目の前の踏切の警報音が鳴り始める。

新星はなのにもかかわらず、足を進める。

ついに遮断機が降りた。

「じゃあな、out、次でもしあっても・・・」

警報の音がけたましく鳴り響き、先へ足を進める新星の声も、聞こえなくなってきていた。

――――――――おい!危ないぞ!

俺は確かにそういったと思う。

でもそれは電車が同時に通り、最早自分でも聞き取れていなかった。

電車が通り過ぎると、新星の姿は既に―――――無かった。

同時に意識がフェードアウトする。

霞みゆく景色の中で見たのは、世界がまるでパズルのように崩れ落ちる様子だった。

―――――――――――――――――――

・・・、ひどく長い夢を見ていた気がする。

ちょっと前のことなのにまるで霧がかかったかのようにぼやけては、薄れ、消えていく。

それでもわかるのは、恐らく俺は、楽しかったんだろう。

―――――――――――――――――――

ピピピ、ピピピと目覚ましの音で目が覚める。

今日は何の日だろうと、ぼやけた頭を巡らせると、大したことじゃなかった。

・・・、さっさと出るか。

一人しかいない1Kの一室。

親の元を離れ、一人暮らしをするのも少しなれてきた。

高校の時はまだ、その先にある未来は、どう広がっていくのだろうと、期待ばかりしていた。

だが、広げてみると、大したこと無いものばかりがこぼれる。

大学に進んでからはそんな毎日だった。

誰と話しても退屈、何をしても退屈。

バイトを始めたが、流れ作業をしているかのように退屈。

世界はこんなにも―――――退屈だったのだろうか。

―――――――――――――――――――

キャンパスまではそんなに遠くない。

いつもは自転車で十数分なのだが。

今日はなぜか歩いていこうと思った。

つく時間は少し遅れるが。

こんな日があっても、別にいいだろうと思った。

が、数分すると、大して面白くも無ければ、楽しくもないし、新しい発見も無い。

――――――どこかの誰かさんなら、何も無いところから楽しさ、面白さを見出すんだろうな。

・・・、本当にどこの誰なんだろうか。

そんなことを考えていると、体に走る衝撃と、女性の短い悲鳴で意識が戻った。

女性が倒れて、持っていた荷物が落ちる音がする。

持っていたのはなにやら何かの資料で、そこらじゅうに紙が散らばった。

「あっ!す、すみません!」

慌てて女性も見ずに散らばった紙を拾い集める。

しまったと思い、いまさらながら、大丈夫ですか、と女性に声をかける。

女性は、いててて・・・、と言いながら顔を上げる。

目が合った。

すごく長い時間のようで、恐らくほんの刹那。

女性は目を逸らし、「まぁ、大丈夫です・・・」と冷静な口調でそういった。

一言で言うならなんだろう、既視感。

ほんの僅かだが、懐かしいような、でも最近のような気もする。

どこかであったことがある。

そのひとつが俺の頭を支配していた。

「いつか会ったことありますっけ?」

散らばった紙を拾いながら、思い切って言ってみる。

女性は「は?」と短く返し、俺のほうに眼をやる。

再び目が合う、今度は確実にさっきより長く。

「ああー・・・、あぁ?」

と女性は考えていたようだが、思い当たる節があるようだ。

身長は割りと高めで、容姿は整っている。

一言で言うならクールだろう、いかにも頭よさげな雰囲気をかもし出している。

「ナンパの常套句かと思いましたけど・・・、確かに会ったことがある気がしますね」

女性は目を逸らし、散らばった紙を整えながらそう言った。

そう、冗談とかそんなレベルじゃないし、デジャブなんてもんじゃない。

もっと確かな感触があった。

女性は散らばった何かの資料を整え終え、立ち上がり、転んだ際に付いた土ぼこりを払った。

「もしかして、○○大学の人ですか?」

なんとなく、本当になんとなくそう尋ねてみた。

「まぁ、そうですけど、あなたもですか?」

ズボンを払いながら女性はそう答える。

「あ、そうなんですか、俺もそうです」

結局大学まで一緒にいくことになった。

―――――――――――――――――――

軽く自己紹介した結果彼女の名前は――――――shibaという名前だった。











一週間たちましたね。

俺もこんなことがあるといいな。





遅刻魔と色白メガネがのどかのキャラソンがひどいといっていたので、後で聞くことにしよう。

Wiiのも。



さて、なにしようかな。


んじゃ、また。
こんばんわ。

夜のsuper--novaです。

後期始まりましたね。

二期制とか

死ねばいいのに。







ところで、最近秋めいてきましたけれども。

寒いですね。

朝と夜は。

でも昼の暑さはまだあるよ。

夏ほどじゃないけど。

毛布を出す時期か、時期か。

寒いね。



特に何かあったわけじゃないけど。

学校は毎日面白いことが起きているのは事実。

起きているけど。

それをここの文にするには、少し憚れるものがあるよ。

まぁ、相変わらず新一君とY-PONの事でしか笑ってないんだけども。

後は特にないんよ!

遅刻魔「俺は鬼畜ちゃうんよ!」

とか言えばいいのに。

言えばいいのに!

それと、張作霖爆殺事件とか。

漢字一発変換で出るとか。

俺も歴史に名を刻みてぇな。

超絶犯罪をするのが一番名に残るかな。

でも、それは一族の名を汚すからやめておこう。

世界で俺だけになったとき、やるしかないな。



そろそろ、げじまゆも再開しようかな。

またなんかあるし。

登山したい。



Miっちゃんに、ブログやってもらいたい。

絵とかを載せながら。

やってもらいたいと思ってるのは俺一人ではないはず。

大学になったらやってくれるかな。

楽しみにしていよう。



そろそろこの辺で。

あ、つぁおつぁお。

んじゃまた。
こんばんわ、普通のsuper--novaです。

新星超とは違います。



この三日間、引きこもりを続けた結果。

特に何もございませんでした。

あ、ポケモン欲しいな、とか思いました。

いい加減プラチナ返せとか思ったけど。

まだ、やりたいのなら、もっててもいい。

HGSSのライバルは、金銀時代と比べ、ツンデレになってるらしいじゃないですか。

どうなのこれ、女の主人公にいたっては、意味がわからなくなってたり。

もう俺がシナリオ作るから入社します、って感じに。

なったらいいな。


ルミナスアークってあるじゃないですか。

今度3がでるんですけど。

主人公のCVが小野大輔だっけ。

水樹奈々とか、杉下とか。

豪華すぎて困る。

前作も、以前話したとおりですしおすしー。

前々作も平野とかでてました。

それってどうなの。

合格したら買う。


ラブプラスは多分買わない。


三国志大戦の話ですけども。

太尉昇格戦目前。

大分で263位になってました。

全然だけど。

今は、悪来魏武って感じでやってます。

合格したら、遅刻魔もやってみるといいよ、援助しますから。

パワーゲーの時代なんで、ゴリ押し上等。


まぁ、最近はずっとげじまゆでしたし。

一日とかすぐ過ぎちゃうんで、何も言うこととか無かったりあったり。

と言うか、みんなもブロントさんを尊敬するべき。


他人を傷つけないように立ち回ると、自分を蔑ろにしてしまうのはよくない。

悩み中。


よし、じゃあ今日はこの辺にしとくかな。

課題すっか。

んじゃまた。
「それにしても、どうして俺を狙う理由がいまいちわからんのだが」

後方で味さんの声が聞こえる。

「さぁな、依頼主からは聞いていない。

俺たちはただ、受けた依頼を遂行するまでだ」

「ほぅ、だが、俺とあんたの戦いも五分、どうやらほかの連中にも、仲間を送ってるらしいが、俺の友人たちはそう簡単には倒せまい。

じきに、あんたの仲間を倒して、合流してくるだろうしな」

「・・・・・・」

「それに、先生とグラサンの女の戦いは決着が着いてるみたいだしな」

「・・・、この依頼は失敗と言うことか」

「まぁ、依頼主には、来るなら自分が来い、大歓迎だ。

と伝えておいてくれよ」

「・・・そうだな、わかった今回はひこう」

おっさんはそう言うと、懐から携帯電話みたいなものをとりだした。

―――――――――――――――――――

俺の両腕が振り下ろされる刹那、大男とおかっぱ女の方から、電話のコール音みたいなものがした。

反射的に動きを止め、俺の両腕が振り下ろされることはなかった。

直後、二人は俺が目前に迫っていることに気づき、慌てて身をひいた。

「何の音だよ?」

俺がそう聞くと、大男は懐から、携帯電話みたいなものを取り出した。

「・・・仲間からの連絡だ」

大男はそういい、携帯電話のようなものの、何かのボタンを押した。

―――――――――――――――――――

「はあああっ!!!」

「うらぁ!!!」

切れ目の男の鉄扇と鍔迫り合いになる。

「雷じゃなく、直接たたけば反射もできないんじゃない!?」

「へっ!その通りだ!でも叩かせんがな!!」

切れ目の男はそう言うと、鉄扇に込める力を増してきた。

直後、切れ目男の方から、電話のベルみたいな音がした。

「・・・、何の音よ?」

私は切れ目男にそう聞いた、どうやら、向こうの色白メガネ男の方からも鳴っている。

「っち!仲間からの連絡だ!」

そう言うと、切れ目男は鉄扇を引き、私との距離をとった。

「なんだよ、折角面白くなってきたって時によ!くそったれ!!」

と、切れ目男は悪態をつきながら、懐から携帯電話のようなものを取り出し、何かのボタンを押した。

―――――――――――――――――――

「俺だ、メンバー全員に告ぐ。

今回の依頼は失敗だ、味付海苔の捕獲は俺たちでは不可能だ。

依頼主には俺から話をつけておく、退却して、いつもの場所に落ち合おう。

以上だ」

おっさんは携帯電話的なトランシーバーなのだろう、それのボタンを押すと、懐にしまった。

「俺たちの負けだ、依頼とは言え、邪魔して悪かったな」

おっさんはそう言うと、再びネクタイを締めた。

「ま、気にすんなって、またいつか機会があったら決着でもつけようじゃないの」

味さんはそういいながら、能力を解除した。

俺も、いい加減グラサンを女を放した。

「あんた、以外に強力な能力持ってるね・・・」

グラサン女は能力を解除しつつ、俺にそう言った。

「能力自体はね・・・」

こう答えるしかないだろうよ。

「ま、これで一件落着やねん」

―――――――――――――――――――

「はぁ!?退却!?ふざけてんじゃないわよ!!」

おかっぱ女が声を荒げて大男にそう言う。

「・・・仕方ないだろ、実際、俺たちはあのままだと、あのメガネに殺されたいただろう」

大男はそういい、もう戦う意思はないのか、能力を解除した。

「っく!確かに、あんな化け物に勝てるわけないけど・・・!」

おっか女はそういって、俺を睨み付ける。

「納得いかない!もう!次ぎあったときは私が勝つんだから!覚えてなさいよ!!」

おかっぱ女はそういって、大男と一緒に去っていった。

―――――――――――――――――――

「と、いう事だ、今回は身をひかせてもらおう」

そう言って、切れ目男は携帯電話的なものを懐にしまうと、能力を解除した。

「そうだな、依頼とはいえ、女の子に手を出すのは、少々辛いものもあったし」

色白メガネもそう言うと能力を解除した。

・・・、つまり間接的に私の勝ちってことでいいのかな。

「嬢ちゃん、次は依頼とか抜きにやってみたいものだな」

切れ目男は笑い声交じりに私にそういった。

「・・・、いやよ面倒くさい」

私がそう返すと、切れ目男はさらに笑い出した。

「いやー、でも、あの生徒会のTERUさんと一戦交えることできた光栄っちゃあ光栄でした」

と、色白メガネの男に、後ろからそう声をかけられる。

「っへ?あんた学園の生徒?」

「まぁ・・・、一応。

副業としてこんなことやってますが」

色白メガネ男は、なぜか自慢げにそういった。

「おい、退却だ退却!じゃあな、嬢ちゃん!!」

そう言うと二人は、去っていった。

―――――――――――――――――――

「的なこととかあったりしてとか考えたんだけど、無いかな?」←新星

「ねぇよ」








はい、終了。


なかなか落ちがひどい。



三連休いいね。

無駄に満喫してますが。

次はどうしようかな。




よし、さらば

んじゃまた。
「はああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

「おらああああああああああぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

夏の晴天の下、鋭い金属音が何合も打ち響く。

手が痺れる、色白男の能力は恐らく振動だろう。

振動を増幅できるものだ。

だからこの槍の振動と同じとこまで増幅させて、砕いたのだろう。

打ち合えば打ち合うほど両手の痺れは大きくなっていく。

「頃合か、『朱響』波動共鳴」

色白男がそう言うと、振動はより大きなものとなり、『黄閃』全体が震えだす。

っく、また!

『黄閃』にヒビが入り、そして砕け散る。

これで4度目、何度やっても結果は同じ、打開策などあるのだろうか・・・?

「おーい、まだおわらねぇのかー」

切れ目男が色白男の後方でそう言う、退屈そうに立ち尽くしている。

「そういうならお前も手伝えよ、2対1はきりがねぇ・・・」

それに色白男が反応し、そう答える。

くそっ、ならばもう一度・・・!

「貫け!『黄閃』!」

これが五度目の具現化、これ以上は体にかかる負担が大きくなりすぎる。

でもやるしかない!もう一度この目で見極めてやる、絶対にはずさない!!

「槍雷!」

二度目に外された槍雷を切れ目男にもう一度撃ってやる!

「ほらほら、反応するからまた具現化されたじゃねぇかよ!」

切れ目男は、そう言って鉄扇を構えた。

「無駄だ!『紫扇』!!」

そして直後に鉄扇を振るう。

槍雷の軌道はそのまま反転、まっすぐ私のもとに返って来た。

「TERUちゃん!『水鞭』!」

直後に、私の目の前に水のでできた壁が現れた。

そして返って来た槍電は水の壁に吸収され、私の元までは届かなかった。

Noel・・・!

Noelのとっさの判断が生きた、先ほどの現象を生かした防御だ。

「ご、ごめん・・・、助かった・・・」

「いいよ、謝らなくても。

それより、あの色白糞メガネは私に任せてよ!」

「大丈夫なの?あの色白糞メガネ・・・、かなりできるわよ?」

「大丈夫!水は砕けない」

そう言ってNoelは色白メガネ男に立ちはだかる。

「・・・俺酷い言われようだな」

色白メガネ男もそういって、再び朱色の刀を構える。

・・・Noelの言いたいこととやりたいことはだいぶわかった。

「任せたわよ、私はあの切れ目をボコボコにするわ」

視線を切れ目男に合わせ、『黄閃』を構える。

反射は厄介だけど、やるしかない。

行こう、こんなところで負けてなるものか!!

―――――――――――――――――――

「あんたも中々しぶといね、いい男だな」

「お前も、俺の『黒牙』と拳で渡り合うとは、恐ろしい男よ」

「是非、漢と呼んでくれ」

などと、味さんとおっさんが会話している。

二人とも目の前の強敵に、とても興奮した様子で瞳を輝かせている。

・・・、味さんは違う意味で興奮しているのかもしれないけど。

で、先生とグラサン女については・・・。

「くそ、あんたも結構いやらしい能力してるねん、これじゃあまったく攻撃できひんねん」

先生の言うとおり、グラサン女の能力、物質固定はかなり面倒な能力だ。

守りに関しては、遠距離系相手だと無敵の強さだろう。

しかし、弱点がわかってしまった今、こっちの勝ちは決まってしまったようなものだ。

・・・、もういいや、さっさと終わらせよう。

グラサン女は俺を認識できていないはずだし、やってしまおう。

俺から見ると、まるで俺以外の全てが、別の世界のように活動している。

全てが俺に気づいていないかのように。

全てが、今俺が見ている、認識している世界とは、別の世界にあるように感じる。

『紫雲』を発動している間は、いつもこの感覚にとらわれる。

物凄く、孤独に包まれる。

まぁいいや、気にしない。

堂々とグラサン女の方まで歩いていき、背後に回る。

そして羽交い絞めをする準備をする。

よし。

「『紫雲』解除」

俺の周囲から紫の雲が離れていく。

その瞬間、再び俺は、もとの世界にもどっていく。

「なに!?いつの間に私の背後に!?」

グラサン女はそう言いながら、羽交い絞めから逃れようとする。

まぁこうなるわな。

「お前の能力は確かに厄介だ。

でも、発動のキーは、『対象に触ること』とわかってしまえば、後は簡単。

その小手と言うかなんというか、それに触らせなかったらいいだけ。

さ、このまま先生の矢に貫かれて崩れるか、降参するか、どっちがいい?」

・・・、決まった。

・・・ブレイズは、大男の大剣の一撃を避けたつもりだったのだろう、が切っ先が脇腹を掠めた。


大男の能力もあってか、傷口は見た目よりも深く、ブレイズの脇腹を抉っている。


そして俺はおかっぱ女の爆撃を避けつつ能力を撃ち過ぎて満身創痍。


この状況・・・、この劣勢・・・、これでも唯一神は俺らでどうにかできる運命って言うのかよ・・・。


「なーんだ・・・、その子、威勢のわりにはあっけなく終わっちゃったねぇ」


おかっぱ女が破片を生成しつつそうこぼす。


「っく・・・、心配・・・しなくていいよ・・・out君。


 止血ぐらいなら、私の能力でできるから・・・さ」


俺の隣で脇腹を押さえながら、ブレイズはそう言うと、『紅咆』の銃口をその傷口に当てた。


「・・・っふ!」


そして歯を食いしばると、『紅咆』は赤く、熱を帯びたように光りだした。


恐らく、その熱で傷口をふさごうとしているのだろう。


隣で肉を焼く音がする。


何故俺たちがこんな目に、何故ブレイズがここまで・・・。


「さっ・・・、これでまだ戦えるから、二人であいつらを倒そうよ・・・!ね・・・!?」


ブレイズは姿勢をただし、『紅咆』を構えると俺にそういった。


瞳は燃えるように光り、表情は未だ見ぬ世界を待ち望む子供のような笑顔をしながら。


本当は今すぐにでもやめてしまいたいはずなのに。


本当は今すぐにでも泣き出して逃げ去りたいはずなのに。


何故このような闘志が。


何故このような燃える闘志が。


この少女の心の奥底に燻っては彼女を突き動かすのだろうか。


なのに俺は。


俺は。


運命だの、神だの、自分はどうにかしようとしたのか?


この状況を自分の力でどうにかしようとしたのか?


そうだ。


俺はこんな傷だらけの少女に突き動かされている場合じゃない。


俺が、俺自身が、この子を守るんだ。


俺の全てをかけて!


「ブイレズは・・・、休んでていいよ・・・、俺が・・・、なんとかするからさ・・・」


右手をブレイズに、静止を促すように水平に伸ばし俺はそういった。


「・・・、out君?」


ブレイズの声が後ろで聞こえる。


あぁ、なんだ、俺にもあるじゃないか。


燃えるような闘志が、心を燻る闘志の火種が。


なんて心地いいんだろう。


体中をめぐる見えないエネルギーが俺の中を渦巻いては膨らんでいく。


さっきまではつききっていたと思っていたエネルギーが。


全てが無にかえる、俺の全てが再び俺の内部に渦巻いては膨張する。


俺が未だ見ぬ力が、この中に渦巻いているのなら。


使おう、俺ができることなら全て。


この子を、ブレイズを守るために!


頭の中に、初めて『白鶴』発動したときのように、言葉が流れてくる。


これが、俺の未だ見ぬ力なのか・・・。


さぁ、復唱しよう・・・!


―――――刻―――――


―――――印―――――


―――――解―――――


―――――除―――――


渦巻いては傍聴するエネルギーが爆発したかのように体外へ流れ出る。


やがてそれは何かの形を描いて、具現化される。


「刻印解除、『白鶴』弐式」


これが新しい能力の名前。


両手に小手のような、手につけられた刃も。


俺の周囲を雪のように舞うエネルギーも全て。


俺の大事な人たちを守るためにあるのだろう。


「・・・、な、なによあれ。形が変わったじゃない!」


おかっぱ女が信じられないと言った表情で仲間の大男に言う。


「・・・聞いたことがある。


 限られた能力者だけが使えると言う刻印解除。


 能力がより強力に変化するものだ」


大男は口調を変えずにおかっぱ女に説明する。


「み、認めないわ、そんなの認めない!!」


おかっぱ女は先ほど生成した破片を自分の前方に集中させた。


「『紅羽』龍!」


そしておかっぱ女がそう言うと、破片はひとつにまとまり、まるで龍のような形を作り、一本の槍のように俺に向かってくる。


全てがゆっくりに見える。


この不思議な感覚は何だろう。


龍のような形をした破片の集合体も。


破片一つ一つを性格に判断できるくらいに、止まったかのように見える。


その一つ一つを正確に、俺の周囲を舞うエネルギーを弾丸のようにして飛ばし、狙う。


破片は一つ一つ弾き消え、見事にできていた龍の形は、先端の方から崩れていった。


そして俺は崩れていく龍を掻き分け、相手との間合いを一気に詰める。


体が軽い、体重そのものを感じさせていないようだ。


恐らく、おかっぱ女と大男は直前まで俺がそこに来ていることに気づいていないだろう。


俺は二人にめがけ、両手の刃を振り上げた。






いつか少しだけ解説をします。


寝ます。


眠い。






うんおやすー



んじゃまた。

紅の破片が自分のほうに向かって飛んでくる。


だが、それも無駄だ、もう一度打ち消してやるさ!


「あんた忘れてない?私の能力が『紅羽』だと言うことを・・・」


・・・、しまった!おかっぱ女はまだ具現化しただけで能力を使っていない!


「これでイーブンだと思うなんて百年早いわよ!爆ぜろ!『紅羽』!」


っく、矢が間に合わない!避けるしか・・・!


後ろへ跳べたかどうかの刹那、前方にあった無数の破片達はそれぞれが紅く光り、全てが爆発した。


恐らく、俺の判断がもう少し遅ければあの爆発に巻き込まれていただろう・・・。


燃焼系の紅だけあって、能力は爆破か・・・。


「私の能力を、舐めないでよね?」


おかっぱ女は再び手を水平にかざすと、先ほどの爆発する破片をもう一度生成した。


本当にこれで守るのが精一杯になったか・・・。


横の方ではブレイズとあの大男が戦っている。


「いけいけいけいけいけいけいけいけいけ!!!」


ブレイズは大男に向けて弾丸を飛ばし続ける。


そして大男はそれを自らの大剣を盾の様に使い、防いでいる。


「ちょっと!防ぐな!卑怯だよ!」


全然卑怯ではない。


「・・・ふん!」


突如大男は、そのなりから信じられないほど跳躍し、ブレイズの方へ向かっていく。


「粉砕せよ!『翠龍』!」


そしてブレイズのほぼ真上から大剣を振り下ろす。


「うううわっとっ!」


寸でのところで横に転がり避け、ブレイズが一瞬前までいた所に大男の大剣が振り下ろさせる。


地面との衝撃音が、まるで地鳴りのように足の裏に響いてくる。


「・・・うわぁ、洒落にならない・・・」


ブレイズが率直な感想をこぼす。


大剣が振り下ろされた地面は、その衝撃でヒビが入っている。


大男は地面めり込んだ大剣を引き抜くと、再びブレイズに大剣を向けた。


「なるほど~・・・、君の能力は純粋な肉体強化ってことかぁー、尖っているねぇ・・・」


ブレイズの言うとおり、大男の能力は極端なほどに純粋な肉体強化だった。


極端だったら極端なほど対応力はないが、強さは無類である。


「余所見してんじゃないよ!」


おかっぱ女のほうへ目をやると、破片がもう直前まで来ていた。


「くそっ!撃ち抜く!『白鶴』!」


そしておかっぱ女のこれまた極端といえる絶え間のない遠距離攻撃。


この二人は互いに互いの弱点を補っている。


いいペアだな、俺とブレイズと違って。


―――――――――――――――――――


「行くわよ!Noel!」


水と電気ッ!この世にこれほど相性のいいものはあるだろうかッ!


「う、うん!わかった!『水鞭』!」


Noelも察してくれたのだろうか、先に攻撃を仕掛けてくれる。


Noelが『水鞭』を色白男と切れ目に向ける。


鞭はまっすぐに二人のほうに伸び、ることはなく、二人に対してやや上へ伸びる。


「『水鞭』、解除!」


Noelの声にあわせて、それまで鞭の形をしていた水が、途端にただの水になり、その場に飛び散る。


あぁそうよ、これを待っていた!


「よし!『黄閃』!雷豪!」


次ぎに向ける雷は、前の槍雷とは違い、広範囲の雷だ。


水の効果もあって、威力は跳ね上がるはず・・・!


「しかし、当たらなければ意味がねぇ!吹き飛ばせ!『紫扇』!」


・・・!あの鉄扇!


切れ目の男が両の手に持つ鉄扇を振るうと、先ほどまで空中に飛んでいた水分は全て、


吹 き 飛 ば さ れ た !


だ、だけど私の雷豪はまだ発動してない!素の威力でも十分!


『黄閃』の穂先から放出された雷は二人に向かって拡散した。


・・・が、何かがおかしい、明らかに二人より手前が終点であるように、雷豪は拡散し終えた!


!!


まさか・・・。


「あぁ、電気は伝導のいい方へ向かい、そこで全てを使い切ったさ」


色白男がそう言うとおり、あの水が、攻撃のきっかけだった水が、向こうの盾となったというの・・・!


だけど大体わかった、あの切れ目男の能力。


あれは恐らく『反射』、ただ風を起こしたわけじゃあないわ。


「じゃ、次はこっちの番だな、頼んだ」


「えっ!?俺!?」


「お前以外に誰がいんだよ、俺は防御の要、お前は攻撃の要だって言っただろうが」


「確かに、よし、ゆくぞ」


色白男は会話を終え、朱色の刀を構える。


それを見て、私とNoelもそれぞれの得物を構える。


仕掛けたのは―――――――――色白男だった。


刀振るのと同時にこちらに体重をかけてくる。


慌てて『黄閃』でそれを防ぐ。


色白男の斬撃は恐ろしく早く、重く響く。


二の手、三の手と、次々に朱色の刀が、朱色の残像を残して振られていく。


ふふん、でもね。


「速いだけじゃこっちもやられないわよ!」


防いだ斬撃を『黄閃』で払いのける。


色白男はひとつバックステップをし、槍の間合いから離れた。


「速いだけか。それはどうだか・・・」


そう言うと、再び間合いを詰めてくる。


「無駄無駄ァ!」


今度は防ぐわけじゃない、向こうの斬撃にあわせてこちらも槍を振るう。


何合打ち合っただろうか、相変わらず斬撃は速く、重く響く。


「そろそろかな、響け!『朱響』!」


なっ!?ここで能力を発動させてきた!!


慌てて間合いを取る。


今度はむこうの刀の間合いの外まで。


「だめだだめ、俺の音は確かにそれに響いている・・・」


向こうの最後の一撃、それの振動がまだ槍に響いている。


・・・いや、むしろじょじょに増幅していっている。


まさか!


「『朱響』波動共鳴」


手に持っている『黄閃』にヒビが入っていってる、そのヒビは振動にあわせ、亀裂を深める。


そして、ピシッ、と言う音とともに『黄閃』は粉々に崩れ落ちた。


遅かった、色白男の刀と打ち合っていた既にあの時、私の『黄閃』はあいつの能力の対象になっていたのね・・・。


でもまた具現化すれば・・・!


「させない!」


色白男が刀を構え再び向かってくる、駄目だ、素手では防ぎようもない・・・。


「『水鞭』!」


Noelの声とともに私と色白男の間に鞭が割ってはいる。


「ま、まだ私がいるから、TERUちゃんは早く具現化を!」


・・・、素で忘れてた。


―――――――――――――――――――


グラサン女が止めた灰の矢にグラサン女が衝撃を加える。


もちろん、先生のほうに。


「『白空』解除」


グラサン女が能力を解除した瞬間、灰の矢は力が加わった方向、すなわち、先生のほうに飛んでいく。


「仕方がないねん。相殺するねん」


先生はすぐさま弓を構え矢を放つ。


狙いは正確で、こちらに向かってくる灰の矢へまっすぐ放たれる。


そして衝突、矢は互いを蝕みながら消えていった。


「あら、うまいのね」


「それほどでもないねん」


・・・これ大丈夫なのか?


物質固定に対して放出系とか、相性ゲー過ぎる。


「でもどんな能力にも弱点はあるねん、ただそれを見つけるだけやねん」


これ俺に向かっていってんのか、弱点とかわりとすぐに見つかったんだが・・・。


一方そのころ、味さんとおっさんの勝負はというと。


「うほうほうほうほうほうほうほうほうほうほうほうほっ!!!!!!!」


「うらうらうらうらうらうらうらうらうらうらうらうらぁ!!!!!!!」


物凄い打ち合いになっていた。


と言うか味さん、斧を拳で受けるのは凄いです。


ちなみにさっき判明したおっさんの能力。


簡単に言うと、斧で傷つけた質量のある物質に質量を追加する能力。


つまり、ちょっとした重力、って言うことだ。


でも、これは味さんによっていとも簡単に看破された。


なぜなら、味さんの能力は鎧の無限修復。


重くなろうがなんだろうが、再びその傷を修復しただけだ。


その傷が能力発動のキーだった、と言うわけだ。


と言うわけで、今はどちらも力勝負と言うことになっている。


さて、先生を助けてやるとするか・・・。


――――――――――――――――――


「ひぃ!ここここ降参です!降参ですってばぁ!!」


「本 当 だ な ?」


「ほ、本当ですって!だからその剣を降ろしてください・・・!」


「だめだ、聞きたいことがいくつかある」


「そ、そんなぁ・・・、喋りますから!喋りますから!」


「じゃ、まず目的ね」


「・・・、味付海苔の捕獲です、生存していればなにしてもいいと・・・」


「他にも仲間は?」


「ふふ二人ペアの四チームです」


「そのなかのリーダー格は?」


「おおおおそらく、味付海苔の方へ向かったと・・・」


「じゃあ、誰からの依頼・・・?」


「そ、それは・・・」


「ふーん・・・、『蒼双』」


「ひぃ!ままままってください!そ、それだけは・・・!」


「なぁ、言うことの聞かない犬はどうしたらいいんだ?」


「俺のペットにでもすればいいと思うよ」


「もういいじゃないですか、消しちゃいましょうよ」


「ひぃっ!!そんなぁ!!」


お母様、今の若者は怖いです。


長くなってしまった。



まぁいいや。



シルバーウィークとやら寸前。


まぁいいや。



眠いし。


寝よう。


んじゃまた。

・・・、本当にどうしようとか考えてる暇もないくらいどうしよう。


唯一神はああ言ったものの、この状況をどう打破していいかがまったくわからない。


幸い向こうの大男は具現化した大剣を両手に持ったまま待機しているが、あれが攻撃してきたときには、たまったもんじゃない。


むこうのおかっぱ女の能力だけでも防戦一方なのに、しかも近接戦闘でゴリ押しされたりしたらそれこそ終了だ。


「ちょちょ、ちょっとout君!弾幕薄いよ!なにやってんの!」


おおおっと、考えすぎてニートになってしまっていたようだ。


おかっぱ女の生成する破片をいくら破壊しても破壊してもこう次々に生成されたら、まさしく弾幕だぜ。


弾幕か、俺も弾幕張れたらな・・・。


・・・ん?


『白鶴』・・・、無限射程・・・、自動追尾・・・、放出量変化・・・、放出量変化・・・!


そうだ、そうだ!これだ!


「ブレイズ!出来るだけ少しでいい、時間を稼いでくれ!」


「へ?ほんとうに少しだけだよ!?」


あぁ、少しでいいさ、少しでいい。


集中しろ・・・、イメージしろ・・・。


体を巡っている気を細かく分散、そのまま、右手に集中・・・!


・・・今だ!


「射て!『白鶴』!」


俺のその声と同時に放たれた無数の光の矢は、さながら流星群のように放出され、不規則に飛び回る紅の破片を追っていき、全てを打ち消した。


「す、すごいすごい!すごいね!out君の能力応用効くねぇー!!」


とブレイズはあたかも自分のことのように喜び飛び跳ねている。


「じゃあ、そっちはout君に任せたよ!私はこっちのデカブツを!」


そして、そう言って『紅咆』をブレイズの言うデカブツに構えた。


デカブツはというと、イーブンにたたれたことを悟ったのか、両手に持った大剣を構えた。


「へぇー、やるじゃんあんた。そっちの方が面白みがあるよ!」


おっかぱ頭も、再び破片を生成し、こちらに向けて不規則に飛ばせてくる。


よし、まずはイーブン、後はブレイズがデカブツを抑えてくれれば・・・!


―――――――――――――――――――――


・・・どうなの?


私の能力『黄閃』のほぼ全開で撃った雷撃、しかも不意打ち気味に。


自慢じゃないけど私の能力は、破壊力においては『無影』に次に高いはず。


これで軽傷程度だったら洒落にならないわよ・・・。


片方の行動不能だったら上出来なんだけど・・・。


「かぁー!危ねぇ危ねぇ。直撃だったら死んでたぞ!?」


「ゲホッゲホッ!煙い煙い、確かに。流血事件じゃすまなかったなぁ」


・・・!?


自分で撃った雷撃によってあがった煙の中から恐らく、相手の二人の声が聞こえる。


両方とも行動可能?しかも会話からするにほぼ無傷に近い・・・!


考えて、迷ってる暇はない!間髪入れずにもう一撃叩き込むしか・・・!


「『黄閃』!槍雷!」


一発目の雷撃とは違う、槍のように放つ雷撃『槍雷』を煙に向けて撃つ。


今度は・・・どうだ!?


「っへ!しゃらくせぇ!残念だったなぁ嬢ちゃん!中々の威力はあるんだがよ!」


「当たらなければ、どうということもなく」


・・・一体どういうことなの!?


確かに『槍雷』は殺傷能力は高い分、範囲は狭いので外しやすい。


しかし、一度とならず二度までも、こうも容易くかわされるとは・・・!?


「踊れ!『紫扇』!」


「響け!『朱響』!」


・・・、しかも能力の発動なしで!?


煙が一瞬にして撒かれる、恐らく口調の荒い切れ長の目をした男が持つ鉄扇で吹き飛ばしたのだろう。


性質は紫、恐らく能力自体は戦闘向きではない、鉄扇が武器なので近接だろう。


一方、色白メガネの能力。


性質は朱・・・?初めて聞くわね、よくわからないわ。


武器は朱色の刀、こっちも近接か・・・。


「わわわっわっわわわ私も発動しなきゃ。


 穿て!『水鞭』!」


・・・ふぇ?


Noel能力持ってたんだ、具現化したのは、水のように透明な鞭か。


なるほど、水に鞭とは、相性のいい・・・、ん、水?


私は雷だから・・・、あ!!!


「???TERUちゃんどうしたの?」


きたきたきたきたきた!!!これはいいわよ!


「Noel、私たちに勝算はあるわよ」


さぁ、かわせるものならかわしてみなさいよ!!


――――――――――――――――――――


・・・なんだか始まっちゃったなぁ。


俺の能力、強いんだけど、俺が強くないからあまり意味が無い気が・・・。


能力名『紫雲』性質は紫、具現化したのは雲だ。


これだけでもあまり戦闘に不向きなのはわかるだろう。


簡単に能力を言うと、認識されない、と言う事だ。


この雲を纏ってる間は、そこに最初からいなかったように、存在しない。


まぁ、不意打ちし放題だから強いはずなんだよね。


味さんぐらい強かったら、無敵だろうな、これ。


味さんの能力は『翠鎧』性質は翠、具現化したのは鎧。


簡単に言うと、無限修復する鎧、それだけ。


それ以外は自分の力で戦ってる。


そのくせあのおっさんと渡り合ってるあたりがチートくさい。


おっさんの能力、性質は黒、具現化したのは斧。


黒って結構色々あるからわかんないだよなぁ。


新星のは形状変化に質量変化。


白と黒と紫あたりは能力特定しにくい、これ、豆知識な。


んで、こっち。


相手の女の人の能力、性質は白、でたよ、白。


特定できませーん。


具現化したのは・・・、なんだありゃ、手袋、って言うか、白い小手。


ははーん、なんとなくわかったぞ。


先生は『灰鶴』灰とか初めて聞いたなぁ、ていうか、先生能力者だったんだ。


むかし弓道やってただけあって、out君と同じ弓。


ただ、弓がものすごく黒い、灰とかいってるくせにどす黒い。


これは面白そうな戦いだ。


「・・・ところで、一緒にいた気弱そうな男の子はどこに行ったのかしら?」


ひぃ!あのグラサン女俺を探してる・・・!


まぁ見つからないんだけどね。


「気にしなくていいねん、探すだけ無駄やねん。


 それより、先手必勝やねん」


そういって先生は見えない弦を引いて矢を放つ。


放たれた灰色の矢はグラサン女に向けて飛んでいく。


「・・・無駄よ、無駄」


そう言って女は白い小手のついた手を水平に伸ばした。


「止めろ『白空』」


・・・ほらね思ったとおり。


先生が放った矢は、女の伸ばした手の直前で、ぴたりと止まった。


「そういう事か、物体の固定とは厄介やねん。


 でも、能力わかってしまったらこっちが有利やねん、でも俺鬼畜ちゃうねん。


 こっちも手の内晒すねん」


嘘付け、さっき先手必勝とか言ってくせに。


先生は道路の脇に立っていた看板に向けて矢を射ると、矢は普通に看板に刺さった。


すると看板は、物が腐敗していくように、ボロボロと崩れ落ちた。


うわ、なかなかえぐい能力。


「俺の能力は蝕み、当たれば十中八九で一撃必殺になるねん」


「でも、あなたの矢は私には届かない、あなたの矢は、全てあなたに返る」


あ、やばい。


――――――――――――――――


前略母上様。


お元気でしょうか?私は大変な目にあってます。


仲間の依頼に付き合ったまではいいのですが、不運にも当たって相手が全員チート級の強さを誇っています。


黒髪の冷酷そうな女は、周辺のものを片っ端から氷結させていきます。


色黒の変態そうな男は、それを片っ端から砕いていきます。


そしてあれは何でしょうか。


ちびっ子かと思っていたら、いつの間にか巨大なビーム砲みたいなものの一部になっています。


仲間?


仲間はすでに失禁して戦闘不能です、漏らしたものごと凍らされています。


あぁお母さん、今年の年末は、そちらに帰られそうにもありません。


もし私が帰ってきたら、あたたかいものでも出してください。


それでは。





昨日かいてたら全部消えてしまったでござるの巻き。


なかなかカオスとか意味がわからんという人は、コメントくれ、解説してやる。


矛盾が発生しても気にしないように。




受験戦争に挑めるか!?






んじゃまた。

私の名前は・・・、まぁ特にない。


こっちは・・・、特に考えてない。


幾多の困難を共に乗り越えてきた親友、なのに名前がない。


修羅場もいくつかぬけてきた。


そういうものにだけ働く勘がある。


その勘が言っている。


「へぇ、戦力分散と時間稼ぎかぁ・・・、無理だろそれ」


「力量差って言うものがわからないのだろうか、こいつらは」


「私の『無影』で消しちゃいましょうか?」


私はここで、死ぬ。


――――――――――――――


「ちょちょちょっと!分散とか時間稼ぎとか!意味わかんないわよ!」


一体何なのこの男たちは!


急に現れてなんか言い出したと思ったら攻撃しだしたし。


終いには『本命じゃない』とか言って時間稼ぎとか。


「ててTERUちゃん、どどどどどどどどどどうしよ!」


Noelもこんな状況だし、でもこうなりゃやることは一つよね・・・。


「やってやる・・・!貫け!『黄閃』!」


私の力『黄閃』は一本の槍。


性質は黄、能力は最速で最高出力の―――――


「落ちろおおおおおおぉぉぉぉぉぉ!!!!!」


雷撃!!


――――――――――――――――


「へぇ、俺が本命ってことかい、うれしいこと言ってくれるじゃないの」


意味のわからないことになってきたなぁ・・・。


味さんと先生と一緒に歩いていたらさぁ。


なんか男と女が前の方にいるなぁとか思ったら、襲ってくるし。


味さんが本命とか言い出すし、先生も『俺本命ちゃうねん』とか言ってるし。


「そうだ、目的は味付海苔の捕獲、生きていれば何してもいい、とのことだ」


相手の禿げて渋いおっさんが味さんに向けて言ってくる。


女の方はというと、サングラスをつけて、後ろの方で黙っている。


「それは無理なことだな、あんたもうまそうだが、今は後ろの奴らでお腹一杯でね」


へ、俺も入ってんの?


「『何してもいい』と言われたのでな、手荒くするぞ・・・?」


おっさんが着ていた黒いスーツのネクタイを緩めながらそういうと、周りの空気は一変した。


こう、なんていうか張り詰めた、と言うのか、いるだけで吐き気がしそうだ。


「・・・、後ろの女はお前たちに任せた、あのいい男は俺がヤル、いいか?」


ヤル・・・?


「わわ、わかったよ」


ううう、俺の能力あまり直接戦闘には向いてないのに・・・。


「纏え!『翠鎧』!」


「断て『黒牙』」


「撒け!『紫雲』!」


「蝕め!『灰鶴』!」


「止めろ『白空』」


ほぼ同時に能力の発動は起きた。


・・・無事に済めばいいけどなぁ。


―――――――――――――――


・・・これは非常にまずい。


俺の『白鶴』の無限射程と自動追尾においては、相手の能力と相性はいい。


が、それは守りだけだろう。


壊せど壊せど、ひたすら向こうの女の子は破片を生成してくる。


ブレイズも加勢してるが、それでも防戦一方だ。


むこうの大男が加わると、圧倒的に不利になるだろう。


「ちょっと、あんたも手伝いなさいよ!」


「・・・了解」


げ、どうやら相手もそれに気付いたようだ。


まずい、これは非常にまずい。


「力を『翠龍』」


大男はそういうと、その両手に翠色の大剣を具現化した。


性質は翠なので、恐らく近接戦闘だろう。


となったら非常にまずい。


こっちには遠距離戦闘しかいない!


もうだめだ!死ぬしかない!


神様!助けて!


『・・・助けたいのは山々なんだけど、これはあんた達の力でどうにかなる運命だから・・・』


そ、そんな!この相性差!どうすれば覆んだよ!


『2対2で遠距離ふたりと近距離と遠距離、冷静になって考えたらほぼイーブン。


 ただ、向こうの手数が多いだけだよ』


じ、じゃあ、どうやれば!?


『これ以上はダメー、私は消えるから、頑張ってね』


そんなああああああぁぁぁぁ!!!!!!!!








昼寝してたら、夢の中で知らないおっさんから


「昼寝も大概にせぇよ」って言われておきた。





明日も日曜日。


最高!




んじゃまた。