どこへいくアメリカ(追記あり)
8年前にオバマが選出され、それまで嫌われていたアメリカの評判をなんとか表向き軌道修正したように見えたが(根本的なことは何もだが)、今ナマでやってるトランプvsヒラリーの討論会見てるけど頭が混乱してくる。
BJB
昨夜はまちに待った Bridget Jones’s Baby を観てきた。
だいぶ前から映画館でのトレーラーやTVでのプロモーションを目にしていたので、もう・・・はやく見たくて見たくてしょうがなかったわ。
トレーラーを観た限りでは「こんな内容で三作目撮っちゃうの?」って思わなくもなかったけど、まぁそれはJason Bourne同様、
『キャラクターが命。ブリジットはJason同様不滅です。観ないと落ち着かない』のよ。
娘と行けなかったのは残念だったけど、まぁ、DVDでも買って暮れの帰省中に一緒に二階のTVの部屋に籠ってBJマラソンしよう!ってことで落ちついた。1と2、それとLove actuary は何度観たことか。。。わー信じられない、もう年末の話してる。。。
とにかく、Mr. DarcyとBridgetは永遠に不滅です!それと、Patrick Dempcyっていままでしっかりと彼の映画を観たことがなかったんだけど、この役にぴったりだった!いいねぇなかなか♪楽しんでやっている雰囲気がよかった。Renee Zellweger は顔をいろいろいじっちゃったみたいで最近はぱっとしなかったけど、このブリジットはその捨て身のすっぴんがリアルでよかった。美しいんだかなんともないんだか分からないところがブリジットだわ。
昨日はリンと例の食事しながらの映画館に行ったけど、まぁ笑った笑った。笑うって事はいいねぇ、エネルギーをチャージしたって感じ。
元気の出る映画です。
So far so good
次男のハイスクールが始まって3週目に突入。今週はParents night (保護者会)やFreshman (新入生)の親対象月一ミーティングなどもあり結構忙しかった。保護者会は夜なのでオットも参加。あの人滅多に家にいないけど、今回は参加できた。
アメリカの公立校は前期後期にそれぞれ4教科しかなくて、つまり、半年間毎日同じ4教科を90分づつ繰り返すのが常。人数が多いから、こうでもしないと教師が足りないってことなんだな。必須科目は年間を通して履修するけど、サイエンス系などは、半年まるっきりやらずに、へたすると1年間なにもやらずにいきなり一年後に生物IIをとるハメになり、すっかり基礎が頭からぬけちゃってからまたふりだし・・・みたいな事が多々ある。当時、ウチの上の二人もこれでてこずってた。同じ教科の繰り返し状態で、娘は宿題の消化に苦しみ、長男は放り投げ状態だった。この二人は実に両極端だった。
と、次男の通う学校はA‐Day B‐Day システムといい、ABそれぞれ違った4教科が日々交互にやってくる。すなわち、年間トータル科目数8では他の公立校と同じだけど、1教科を一年かけて履修するので、来学年へのレベルアップ時にギャップが出ないって事がメリット。それと、宿題に一日余裕があるってのも利点。
次男はミドルスクールでも同じシステムだったので、高校も同じシステムで安堵していた。宿題をその日に終わらせないでいいってのと、交互に違う教科があるから飽きないらしい。
で、先日の保護者会ではそれぞれの教科の部屋に親が10分毎に移動し、8教科それぞれの先生から授業の流れの説明を受けた。
次男が今のところ一番好きな教科がCivics (History and Goverment)。『ママ、先生がとってもいいんだ。僕が今年一番好きな教科になりそう!』って初日から言ってたくらい。なんてったって次男はスピーチや討論が大好きだから、このクラスでは意見交換がメインだから水を得ちゃった魚状態らしい。先生の話によると、
『このクラスは社会情勢についてかなり熱くなるクラスです。生徒のレベルも普通と Honor*(上級)がわざと入り交ざっています。これによって意見に幅が出るんです。Honorの生徒には宿題や試験での求める物が難しくなる事だけが違いです。たとえばリベラルが7割いる場合は、残り3割の助っ人に私が回り、90分で後味よく終わらせるように努めています。私はあくまで生徒を見守り、バランスを取る事だけを使命としています。とても興味深いクラスなんですよ。家庭でどれだけ子供たちが家族と意見交換しているかも垣間見れます。ご両親方、とにかく家で子供と対話してください。特に今年は4年に一度の重要な大統領選挙の時ですから、このチャンスを逃さないでください。話す題材は沢山ありますよ!』 って熱弁されちゃった。
* アメリカの高等教育では、例えばEnglishの場合English (I~IV), English Honor(上級), AP English (大学単位)と、年齢に限らずレベル別でクラスを採るしくみ
こりゃ次男が好きなクラスってのはうなずける。だって、あの子ほんとに討論すきなんだもん。家でも相手するの大変なんだから。そこんとこ、最後に一言先生にあいさつしに寄った時に聞いてみた。先生、私とオットを見るなり『xxのご両親ですね!xxは素晴らしい。あの子みたいな生徒をあと3人ほしいくらいです。四隅に配置したら討論がもっと白熱するわきっと!』っておっしゃった。私は日本人なんで、次男みたいな子は輪を乱すし、人の話を聞かないんじゃないかと申し訳ない気持ちになるんだけど、先生は『いえいえ、xxみたいな子が口火を切り、それによって対立意見が持ち上がるんです。これはとても重要で、それぞれのPros & Cons を聞き、それによってそれぞれの考えから妥協点を探る流れにとても重要なんです。彼はあのまま伸びてもらいたいです!』ってビックリマーク付きで言われちゃった。アメリカだな~ふくざつ~
彼は明日の土曜日、選択で採ってるSpeech&Debate クラスが参加する Speech competition を見学にいくそうだ。自分は出ないのにご苦労な事です。なんでも、『ミドルスクールでS&Dクラスを取っていたのは僕だけで、他のFreshmanはまだ練習中だから僕のパートナーがいないんだ。Juniorとパートナーを組むのはなんとなくしっくりこないから、今回は自分はしゃべらないけど様子見に行ってくる』ってことらしい。あんたいったい将来何になりたいの?って感じ。
これ以外にも、『まだこの学校にきて3週間目だけど、なんだかずーっと長くいる感じがする。友達もいっぱいできたし、僕この学校好きだよ!』っていってる。なんか他人事のようだけどお気楽な子だね。きっと、ミドルスクールの特殊な環境から2000人もいる大きな海=高校に放たれたのが彼にはあっているのかもしれない。
So far so good。このまま大きな問題もなくのびのびと高校生活を楽しんでもらいたい。
まぁそうは簡単にいかないだろうけどね。
社会復帰できないスザンヌ
テーマはアメリカ限定ではないけど、今回はとりあえずアメリカで。
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斜め前に住むご近所さん。私たちがここへ越してきたときは既にいて、わりと高齢出産でもうけた子供が二人いた。旦那さんはとっても海外出張が多くて(ウチの近所はホントーに出張族の旦那が多い!)、彼女ももれずに母子家庭状態だった。
そこで3年前、子供達がまだ小学校低学年中に意を決して旦那さんの転勤話(駐在)にのり、家族みんなでタイへと引っ越していった。旦那さんはとても思慮深い落ち着いたひとで、奥さんのスザンヌ(スーザンではなくスザンヌってとこがミソ。いつも自己紹介の時にココを強調してたのが印象的)はカンザス出身の、絵にかいたような 《私、アメリカしか知りません。出たこともありません》って人だった。話すといい人なんだがそれ止まり。硬いんだよね。近所の東部出身の人に言わせると《彼女は典型中西部出身》らしい。他を知らない、知ろうともしない保守的な代名詞ってとこだろうか。
とにかく、スザンヌ一家がこの夏3年のお勤めを終えてアメリカに戻ってきた。以前住んでいた家は彼女のお父さんがたまに住んだりして残していたので、この夏は何もなかったようにまたその家に舞い戻ってきた・・・らしい。らしいって、この3か月彼らの姿を目にしていないから。
子供たちの年齢や彼女との趣味などに接点がないので、彼女が戻って来てからまったくあっていない。道路でかすりもしない。こういう住宅地では犬の散歩やジョギングでしか近所を徘徊しないし、常に車で移動なので彼女の家は我が家から見えるのに、ほんと~に誰一人目にしないってのが恐ろしい。
で、昨日隣にすむLの誕生日だったので、夕方彼女に小さなケーキを届けに行きちょっとしゃべったらスザンヌの事を聞かされた。どうも彼女、アメリカに戻って来て日常生活に馴染めなくて戸惑っているらしい。
そりゃそうだな、先ず一番の違いはお手伝いさんがいないことだろう。お掃除をしてくれるだけでなく住み込みだったらしいし。それに子供たちの学校が競争のないインターナショナルスクールから地元の競争バリバリの公立校に戻ったってこともあるかと。
エキスパートとしてあちらに行っていた旦那さんの好待遇から《One of them/フツーの人》に戻ったトランジションがまだできないらしい。
こういうことって仕事してる旦那さんは感じないんだよね。私のオットも日本→ドイツ→アメリカって場所は移り変わってもやってることは同じだからどこでもス~って溶け込んでたけど(出張で年中行き来してたし)、奥さんは大変なんじゃないかと思う。スザンヌの場合は言語が変わってないからその点はラクだろうけど、本人はそこは気づかないだろう、どこでも英語で通すアメ人だし。
こればっかりは馴れの問題かもしれないけど、私はお手伝いさんとか、家に他人が入って身の回りの事をしてもらうってのはダメだな。コントロールフリークだから、お手伝いさんの後ろに付いて回って『ココはこうして拭いて!』とか言って歩くのはしんどいわ。そんな自分に嫌気さしそうだし。
それと、自分の身体が不自由でないうちは、人にやってもらったらバチがあたるって感覚がある。貧乏性なんだな。お手伝いさんはうんと年取ったら大手を振ってお願いしたいけど、今は絶対にいらない!だから東南アジアにも引っ越さない!そんな話ないけど、もしなったら私はだらだらにだらけて腐った人間になっちゃうよきっと。
まぁとにかく、昨日はLに『ちょっとさ、スザンヌを励ます会でもしようか。Schatziとかリンとか、海外から移住してきていまだに生き残っている人と話をすると息を吹き返すんじゃないかな?』って話になった。まぁ、どうだろね、こういうことは自分で解決しなくちゃいけないんだけどね、大人なんだし。
ほんと、いろんな人がいるわ。



