不安定な世の中だ
アメリカに住んでるくせに、申し訳ないけどニュースはあまり見ない(ようにしている)し、夕食時にオットと情勢について不満を一言三言話すけど、行き場がなくて暗くなるだけだから深く話さない。夫婦の会話はもっぱら自分たちのテニス、クーパー、たまに子供たちの事って割合。
よく会う仲間たちはRepublican とDemocratの真っ二つで、夫婦間でも指示党が違うこともあるけど、少し前までは『政治の話はタブー』とか言いつつも、仲間うちだと結構意見交換できていた。今のアメリカ、傷が深すぎて話もできない。
そして不景気の風をヒシヒシと感じるこの頃。
今季、調子にノッテる私はクラブ内のシングルスリーグにも参加していて、毎週末にシングルスチャレンジをしてるんだけど、今日の対戦相手のYが『一昨日オットが解雇されちゃってさ』と。彼女自身はスピーチセラピストで、旦那さんの仕事がBostonベースの会社で、リモートでもOKって事で暖かいNCにパンデミック初期に越してきてた。当時子供たちはまだ5年生と2年生だったから丁度良かったし。
Y『旦那が《木曜は大きなミーティングがある。多分今のチームが解散になるかも》って聞かされてたけど、ミーティングが終わったら《なんとチームまるまる40人が揃って解雇》ってことで驚き。散らばるとは思ってたけどまさか全員解雇ってのは驚いたと。6か月分の給料と健康保険(これ、アメリカでは超大事)があるから今すぐどうのって事はないけど、この不景気な世の中、しかも旦那は52才!これ、ちょっとやばいかも。次がすぐ見つかると楽観視できない。私はテニスばっかりやってる場合じゃないから、もうちょっと仕事増やそうかなって考え始めたところ』と。
私の次男の年下の友達で、今年大学卒業する彼らも就職先は決まっていない。自然科学とか環境工学(?)とか、こういう分野は生き残りに必死で人材に投資できる状態じゃない。オットの会社でも外部からの新規雇用はストップしてて、社内で再雇用(他州からとか)ってのがたまにあるくらいだと。長男の会社は景気がワリと良いらしいけど、彼は30代のシングル、家族持ちより切りやすいからビビってる。昨日集まったオンナ友達の内、2人の娘がナースなんだけど、やっぱり景気や情勢に左右されない医療系は強いよねって話。
先の読めない、実に不安定な世の中だ。
レアなウィスキー
日本の二流のウィスキーなら簡単に手に入るんだけど、サントリーの『響』だけはABCストアー(リカーストア)で見かけることがない。ちゃんとしたレストランのバーでは見かけることがあるけど、一杯$45とか
すごい値段!
で、ウチはもっぱら日本から買ってきている。日本はすごいね、楽天でお酒買えるんだもん。おひとり様月に1本限定で、響は一本$13000くらい。これをドル換算で買うからかなりお得なの。もちろん1本しか持って帰らないけど。日本に里帰りする前に実家あてに注文しておく。以前は簡単に羽田で買えたけど、楽天で購入が確かだからいつもこの方法で入手。
で、オットは年初めのドイツ出張で小さなニュールンベルグ空港を利用した。2週間の滞在最後で思いっきり風邪ひいて、ゲホゲホしながらいつもは素通りのDuty Freeにのど飴買おうと立ち寄ったら『すごいものを見つけた!』と、興奮気味にテキストしてきた
こんなローカル空港で見つけるなんて!!!
『響の免税店限定limited edition』お値段、€200越え、興奮して値段覚えていないと![]()
きゃ~、高い!ドルでも円でも高い!!!普通の響の3倍じゃん!!!
すんごい大仰なパッケージで笑った
だからといって、箱をなにかに利用できるか?ってものでもないのでゴミ箱へ。もったいないな~
ウィスキーの味が分からない人にはあげたくないので、オットと私だけでチビチビ楽しんでいる。
味は優等生って感じ。上品なウィスキー。いつもの響よりフルーティで飲みやすくてもう一杯!って思っちゃうところをぐっと抑えている。私はマカランが好きなんだけど(ちょっと特徴あるけど甘くて飲みやすい)、あれより断然まろやか。ウィスキーはほんと、ワインテイスティングより好きだな。
30年くらい前にスコットランドでテイスティングにいったのが最高だった。また行きたいな
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今週のノースカロライナは一気に春爛漫。連日25度超えてて、昨日も今日も日中は27,8度まで行った。暑い~~
しかし、日本はまだまだ寒いらしく、孫たちが先にインフルに罹って先週病院デビューしたそうだ。お婿ちゃんと下の孫がいま回復中らしい。上の孫はやっと昨日からスクールに通えるようになったと。
日本に到着後、わりとすぐに新幹線に乗ってお出かけして、こんなVideo送られてきたんだけど、こんなことしてりゃインフル拾ってくるって![]()
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きたねー😵💫
こどもってほんと怖い。。。![]()
シングルス記念日
今日の試合。約2年半ぶりにシングルスに出て勝った。
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2023年の9月に半月板損傷やっちゃって、10月に手術し、翌年2024年春夏の大事なリーグに出ず、秋からテニスの公式試合に出初め(でも点が付かない期間)、去年2025年の春から正式にリーグ戦に戻ってた。
感覚が鈍ってるからもちろんなかなか勝てず、そうすると自分のポジション(チーム内でのランキング)もどんどん下がり、するとパートナーもランクが低いからなかなかかみ合わなくて勝てない。去年はシングルスに出ても勝てる自身がなかったし、そもそもチームにシングルス専門がいたから私の出番はなかった。
そして、この2026年1月1日からついに私のRatingも一つ落ちた。2年間成績が5分に満たないとランクが落ちる仕組み。ほんと下剋上なんですよ、アマチュアテニスの世界も。
しかし、Ratingが下がっても今までいた上のレベルのチームに入れてくれるので、今季の私は2レベルのチーム、それぞれ40歳以上と55才以上のチーム、計4つのチームに入ってる。
こうなると俄然やる気がでるよね。だって、下のチームでは私をシングルスとダブルス両方に毎回使ってくれるから。キャプテンは私をどんどん使ってくれるので、期待に応えていまのところ無敗。今日はシングルスにでてちゃんとチームに貢献できた。
明日は上のレベルの試合。こちらは勝てれば儲けもん、負けてもチャレンジしたってことでポイントが付く。なるべく高得点を稼いでいい試合をしたい。パートナーは良く知ってるRだから楽しみで仕方ない。
今日はそんなワケで2年ぶりのシングルスで6-0 6ー1で40分で終了。下のレベルだからあっさり終わってしまったけど勝ちは勝ち。ケガから復帰してシングルスで手ごたえを感じられたことが素直にうれしい。
勝利のご褒美をもらったからまだPT頑張る。今も月一で我が家でトレーニングを受け、彼女の作ってくれたメニューを日々こなしている。
私を応援してくれるオットとPTのジェナにとにかく感謝。
冬季五輪 ノルウェーの”Leave the(m) kids alone”精神は最強だった
冬季オリンピックが終わって、各国のオリンピアンへの対応の違いが興味深い。
日本は金メダルをとっての帰路も「飛行機がアップグレード無しでエコノミーで辛かった」って選手のインタビューに驚き。昔のJALとかってチャーター便かなんか送ってなかったっけ?日本でのオリンピックの盛り上がりっぷりを見てないからなんともいえないけど、オリンピック選手へのリスペクトってどうなんだろう?アメリカじゃ超特別扱いだけど。アメリカは軍人とスポーツ選手へのリスペクトはすごいからね、そこまでするか?って思うこともあるけど、日本はオリンピアンへの待遇をもっとあげて欲しいなぁと思った。
オランダはスキポール空港に選手を乗せた飛行機が到着したら、放水車からの水しぶきの歓迎を受けたくらい国民が喚起したらしい。
今回もノルウェーがぶっちぎりのメダル数を獲得して世界を圧倒したけど、『なぜこんな小さなノルウェーから冬季五輪のみならず、一流スポーツ選手を産出できるのか?」ってレポートがインスタに上がってて興味深かった。要は、『子供に小さいころからプレッシャーを与えず、楽しんでスポーツをさせる。ピンク・フロイドの歌に倣って”leave the(m) kids alone-子供は放っておけ”の精神があるからだと。待つ、熟成させるやり方だから子供が息切れすることなく思春期を過ぎ、闘争心が自ら芽生えるのをまつやり方だからなんだと。面白い統計が、
”93%のノルウェー人が25歳までなんらかの競技スポーツに関わりつづけ、70%のアメリカ人が13歳までにバーンアウトする”
これ当たってる!アメリカって極端なんだよね。そもそも子供にスポーツガンガンさせるのって、大学への奨学金目的って家庭がほとんどだから。ウチの娘が15歳でドイツからこっちにきてバレエ教室に入ったら驚いてた。たくさんの子が膝にブレイスして痛みと闘いながら踊ってるから。高校のテニスクラブも似た感じ。長男の高校サッカーもしかり。楽しさより『勝つ』事への執着心が先で、ドイツの田舎から来た長男長女はタジタジだった![]()
そしてそのアメリカのオリンピアン達。↑の統計を引用すると、残った30%の、そのまた何パーセントかがオリンピアンだってことか。
スキーのリンジー・ヴォーン、41歳。彼女、冬季五輪直前の大会でACL断裂って大ケガをおしての五輪出場。案の定最初のターンでミスって転倒。またヘリコプターで搬送されて大騒ぎだった。私は失礼ながら「なんでまた彼女が戻って来たんだろうか?」って思ってた。ワイルドカード貰っていまだにあちこちの大会に出ているテニスのヴィーナス・ウィリアムスと比べてしまっていた。そしたらなんと、リンジーはワイルドカードではなく、予選でのタイムできっちりと高得点をマークして堂々と五輪メンバーに入っていたんだって。これってすごい
彼女のエゴではなく、挑戦だったって聞いて感動した。
今回のケガでは脚の切断になりかねなかったんだと。Compartment Syndromっていって、膝回りの骨や筋肉がショックによって酸素が行き渡らずに組織が壊死してしまうところ、医師たちの連係プレーで免れたと。もちろん彼女には最高のメディカルチームが着いているし、ナーシングチーム着きのチャーター機でアメリカに戻ってきた。好待遇で恵まれてる~ってのはもちろんだけど、ケガを克服できるかできないかは彼女自身の力だ。彼女はぜったにまたスキーに戻ってくると思う。アメリカの最先端医療でそれは可能だと思う。
彼女のファイターぶりが格好いい。
そして40何年振りかで宿敵カナダを破ったアメリカのアイスホッケーチーム。五輪最終日の種目で、もちろんアメリカはこのニュースで持ち切り。で、昨日は彼らがホワイトハウスに招待され、トランプと歓談して写真撮影が行われた。ええ~~?って思ったけど、選手のインタビューが良かった。『今は何もかもがポリティカル。だけど僕たちはただのアスリート。アメリカの代表として選ばれて戦ってきた。その結果ホワイトハウスに招待されて大統領と会えるって事はとても栄誉なことだ。いろんな見かたがあるだろうけど、僕らはアメリカ人として誇りをもっているし明日WHにいって大統領に会うことにエキサイトしてる』って。これももっともだ。
アスリートは良いねぇ![]()
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冬季五輪終わっちゃった。
どの国のアスリートもお疲れさまでした。
境界線を大切にしてもらいたい
数年前からやたらと日本に興味津々な娘家族。この3年ほど、毎年日本に長期滞在してる。
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娘の旦那ちゃんは、幼少期にキューバからアメリカに父一人子一人で移住してきた結構な苦労人。ウチの娘が彼と知り合ったのは大学で。まだお父さんが生前に私とオットを家に招待してくれたことがあって、それが最初で最後のご対面。とてもやさしそうな良い人だった。ウチの娘をとてもかわいがってくれていたらしい。その数年後、お父さんはキューバに旅行中に肺がんが原因の合併症で亡くなり、二人の結婚式も孫二人の誕生も知らずに亡くなった。
そんな一人っ子のお婿ちゃんは、
1.娘が賢い←いざとなったら彼女に働いてもらうけど、できれば家にいて子育てとボクの面倒に専念してもらいたい
2.娘には兄弟がいる← タダでサポートを得られやすい。ボクは一人っ子だから
3.両親が健在でしかも離婚していない←これもフリーサポートが受けられやすい
ってのに惹かれたんだと。何度もお婿ちゃんから聞かされている。娘と結婚したら家族から手厚い愛情という名のサポートを受けられるし、自分がたかられる心配がないって思ったんだって。彼は良く「キューバには行きません。だって、僕がエンジニアで妻が弁護士だなんていったら遠い親戚からお金をせびられるのが目に見えているからっ!』と。
が、結婚してウチから15分の距離に住みだして彼が気づいたのが、
『こんなに近くに住んでいるのに、義両親は自分たちの生活に忙しく孫にまったく関心がない』って事実。
私『私は典型ラティーノMomではありません(※ ラテン系ママさんは自身の事より家族の事が第一)。ごめんなさい、それを望んでいるのなら結婚相手を間違えたわね。もちろん娘も仕事を初めて、子どもたちのシッターが必要っていうのなら話は別。私はテニスを止めてでもできるだけサポートに入るけど、フルタイムMomの娘が家にいるのに私が入る必要はないでしょ?』って言ってある。私もオットも、自分の家族(両親や兄弟)とのboundary(境界線)を大事にしていままでやって来た。これが私たちのやり方。
娘はこんな私たちを理解してくれている。『ママとパパは子育て期間が長かった。弟がやっと大学進学で家を出たのはまだ5年前。それまではお父さんの出張生活でロクに一緒に何かを楽しむ時間がなかった。今はクーパーとテニス中心で、彼らの生活スタイルをとやかくいう気はまったくない』と言ってくれたらしい。長男は『もっと関わってあげればいいのに』って、事あるごとに言ってくる。アイツは滅多に家にいない子だったからウチの事情をよく知らないのだよ。
で、数年前から長女家族はドイツ移住を考えたり、日本へも行ったりして『日本って住みやすい』って感じたらしい、特にお婿ちゃんが。
それは、娘の従妹や私の姉など、いろんな人が手助けしてくれたから。アメリカでは義母(ワタシ)はめったに手出ししてくれないのに、日本での至れり尽くせりのおもてなしに感動してしまったらしいのだ。しかも、何をするにも円安でドルの国の人たちは生活しやすい!って思っちゃったわけだ。←あまい奴らだ
可愛い姪っ子のため、従妹の為なら彼女たちが一丸となってウチの娘家族を大事にしてくれるのはよくわかる、短期間の事だし。でもそれに甘えられちゃ困るのよ。このお婿ちゃん、『家族や友達からの手助けを容易く求めるくせに、自分から友達を作ったり、今ある関係を続けるメンテナンスをしない子』なの。ドイツの友達にしても日本の家族にしても、ひいてはアメリカの私の友達関係にしても、どれをとっても一夜にしてできた関係ではないって事。お金で買える関係ではないってことを分かってもらいたい。←これはお婿ちゃんに去年の日本滞在中にさんざん話して聞かせた。
これ、まだこの子は理解してないと思う。なあなあなラティーノの感覚で付き合ってもらってほしくない。
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私の娘は一応日本で生まれて戸籍謄本もある。
先週から彼らはまた4人で日本へ滞在中。今回の滞在目的は、子供たち(孫)の日本国籍収得(?)か何かの手続きに法務省にいくからなんだと。私とオットにはこのへんの事は詳しく話してこないし、私からもあえて聞かない。あの子たちが何したいのかよくわからないし、彼らの行動に一喜一憂したくないから。おそらく、
1.アメリカがこんな状況なのに嫌気がさしていて、子供たちの将来の教育に不安(前から聞いていた。一理ある)
2.日本に行けば親戚っていう頼みの綱がある
って理由で日本移住を視野に入れているっぽい。
そして、それはかなり難しいと私たちはふんでいる。なぜなら、
1.お婿ちゃんの仕事関係での移住ではなく、彼はアメリカ時間で仕事をしなくちゃいけないから
2.親戚関係、特に私の姉と姪っ子を容易に使うな!って娘とお婿ちゃんに口酸っぱくして言ってあるから
これってラティーノ的考えなのか?親戚だったら助け合うのが当たり前って感覚?そういうの、私もオットも超苦手。あと、アメリカ的考えで『お金で解決』みたいなところも嫌。
親としては、娘に教育を与えたからには仕事を持って社会貢献してもらいたい。お婿ちゃんにはその辺、是非とも彼女を後押しして貰いたいのに、どうも自分の精神的支えとなって貰いたいって事に固視している感じ。
もちろん子供を産んで育てることも立派だけど、まだ娘は30代前半。20代、30代の人生経験が40代を作るわけで、若いときに仕事をしっかりしないと女性としてその後がないじゃない?娘には『仕事を持ちなさい』って事あるごとにいってるんだけど、下の子がまだ2歳になってないからまったくその辺考えていないみたい。
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近年私の友達もどんどん家族が増えていってるけど、共通して皆が納得するのが『子供たち家族とは離れて暮らすのが良好な関係を保つ秘訣』って事。
私(家族)とデンマークの義両親との関係が上手く行ってたのはほんと、離れて生活していたからだなってつくづく思う。



