続きです〜👇
長々書いてきましたが、
まとめると
私は子供の頃から
「母を大切にしたい」という気持ちと
「母のようにはなりたくない」という
相反する気持ちを常に抱えていて、
ずーっと苦しかった。
その苦しみの大元を辿ると、
「母と妹を守りたい」という
子供の私なりの愛ではあったのだけど、
しかし、あまりに無意識すぎて
そんな願いには気づかずに
大人になるまでの過程で
「私の方が母より賢い」と
母のことをバカにするようになり、
「親らしいことをしてもらえなかった」
という不満でこじらせ続けてしまった。
という感じでした。
で、最初の記事に戻るんですけど👇
実際に自分が妊娠してみて
思ったんです。
十月十日、自分のお腹の中で、
新しい命を育むということは
妊娠初期の、
まだ赤子の形すらしていない
曖昧な存在を拠り所にして
ちゃんと生きているのか？
ちゃんと育っているのか？
いつ流れてしまうかもわからない
そんな不安定な状態から始まり
終わりのない
体調不良に見舞われながら
それでも
「この子が元気であればそれでいい」
とすべての不安と不調を引き受ける
ということだ。
朝起きてから夜眠るまで
自然とお腹をさすり
常に気にかけ、話しかけ
何か異変があれば不安になって
元気だと分かれば安心する
この腹のせいで
食べたいものは食べれないし、
好きなことも制限されるし、
外出しづらいわ、吐くわ、寝不足だわ、
もう10ヶ月間ずっとこんな状態
なんだけど
ぴょこん、ぴょこんと
体内で動くのを感じると、
嬉しくて自分のお腹ごと
抱きしめたくなるくらい。
まだ見たことも、会ったことも、
どんな顔なのか、どんな性格なのか
何もかも分からない存在なのに、
その苦しさを遥かに上回るくらい、
もう既に、こんなに大切で
愛おしく感じる。
これを
「親らしいこと」と呼ばずに
一体なんと呼ぶのだろうか。
今の私と同じことを
当時の母が感じていたかは分からない。
もしかしたら、
つわりも軽くて、不安もあまりなくて、
普段と変わらず過ごしていたのかも
しれない。
でも「今、私がここに存在している」
ということは、今まさに私が
子供を体内に宿しているように、
私も同じ期間、母のお腹にいたのだ。
母も、十月十日という期間
私を守り、与えて、育みながら
お腹に手を当てて話しかけたり
したことがあったのかもしれない。
お腹にいる私の動きが静かで
ちょっと不安になったり、
体調が悪くて大変な日だって
あったのかもしれない。
分からない。
でも、母も同じ時間を
経たことだけは確かだ。
自分の血を分け、肉を与え、
大切に守り育て、
産み落としてもらった。
この事実。
これ以上に、
親らしいことってあるのか？
この事実を見れないなら
親になるなんてやめちまえよ
ウダウダ言っている自分に対して、
強烈にそう思いました。
お正月に母と。
母への不満は、たくさんあります。
相変わらずバカにしてしまうことも、
苦手だなって思う所も。
だけど、
私が母より上に立ちたいのは
そもそも母を守りたかったからで
子供の頃の自分だけが、
「とはいえ、私も甘えたかった！！」
という気持ちをなかなか
手放せずにいたんだけど、、
今回の妊娠を通して、
親らしいことはもう十分
やってもらっていたわ。
と、身体で納得できた。
私の場合はこの
「身体が納得する」というプロセスが
とても大切で、必要だったんだと思う。
やっとやっと、
「母の前ではもう大人でいいや」
と諦めることができました。
いい年こいてw
「親らしいことしてよ！」という
子供じみた甘え方はやーめた！😂
そして、私が
「母のようになりたくない」と思うのは、
それだけお腹にいる子供のことを
大切に思っているからなんだ、と思うと
私だって、すでに
親らしいこと、しているんだな。
ベビたろ、33週になりました♡
「妊娠中は宇宙と繋がりやすい❣️」
分からなかった。
でも今は、なんだかカオスな
今の感情感覚そのものが
「宇宙と繋がっている」ってこと
なのかなと思っています。
ということで、
母エピソードは終わり♡
（まさかの6部作！笑）
長々読んでいただき
ありがとうございました☺️✨
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