子育ては算数よりもむずかしい!?①のつづきです。

 

【前回のお話】

お外でランチ中にかかってきた1本の電話。

そこから始まったカオスの渦に飲み込まれた私は

一体どうなってしまうのか!?

そんな私に救世主が現れた!!

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

私は一体何を求められているんだろう?

私はどう対応したらいいのだろう?

 

と混乱した私。

 

そこにいる子育ての先輩たち。

あと、人間性的にも先輩たち(笑)

 

ことの顛末を話し、

どうしたらいいのか相談してみました。

 

 

まだ詳細はわからないけど、

かつて先輩たちの子どもがいやがらせのようなことをされた場合には

 

「大事なうちの子に何してくれてんねん!

ちょっと今からその子の家に行ってくる!!」

というような感じで、怒りを出す。

 

そしたら子どもは、

あ、お母さん私のために怒ってくれてる!

私、大事にされてる!!

 

って思えて、それで心の整理がついて

むしろ

「そこまではしてくれなくていい!」

って子どもに止められたという話が多々・・・。

 

そうか、

相手に怒ればいいんかおねがいキラキラ

 

と思いきや

その対応が正解というわけではなく、

 

「子どもにどうしてほしいか聞いてみる」

 

というのがポイントだと。

 

 

共感してほしいのか、

怒鳴り込んでほしいのか、

先生に自分では言えないからかわりに言ってほしいのか。

 

何をしたら子どもが安心できるのか、

っていうのが大事なポイント星

 

だから、本人にどうしてほしいか聞いてみるのが

いちばんだよ~っていうアドバイスでした。

 

ただし、

あまりにも頻繁になってくると、だんだん調子に乗って

全部お母さんに言わせよう・やらせようとしてくるので

その線引きは大事だそうです。

 

(あ、こいつ調子に乗ってきとるな、ってわかるらしいwww)

 

そんなかんじで

先輩方(笑)にいろんなエピソードや話を聞かせてもらって、

 

そういえば「私に何を求めて電話かけてきてん」と思ったけど

「じゃぁ、どうしてほしいの?」は聞いてないな。

 

そもそもことの顛末もまだ謎が多いし。

(全容解明を急ぐべし)

 

よし!

帰って娘に詳細を聞いた後、

「どうしてほしいの?」

って聞いてみよう♪

 

と、

算数でいうと

こういう問題の場合は掛け算を使う。

こういう問題の場合は足し算と引き算で解ける!

 

というような虎の巻をゲットして

意気揚々と帰宅♪

 

でも、まずは事情聴取から。

(↑これが大変やねん。おもろいけどwww)

 

私:オレンジ文字

娘(なお・3年生):ピンク文字

長男(ひさ・5年生):みどり文字

 

 

「じゃぁ改めて、最初から順番に教えてくれる?」

 

「うん。5年生の○○ちゃんっていう人がな、

私のアイスのキーホルダーを蹴ってんな。」

 

「ちょちょ、待って。

学校から帰るところからいこ。

はい、

学校出ました~。1人で帰ってたん?」

 

「ううん。△△ちゃんと一緒に帰ってた。」

 

「OK、で、帰ってたらどうなったん?」

 

「帰ってたら、キーホルダーついてるかな~と思ってみたら

なくなっててん。」

 

「落したってこと?」

 

「たぶんそう。気づいたらなくなっててん。」

 

(最初に聞いたときのイメージと全然違うやんwww)

 

「それで、道を戻ってたら5年生の○○ちゃんが蹴ってってん。」

 

「ほんで?」

 

「3回くらい蹴った後、拾って、これ何やろう?って言ってみてたら

5人くらい人が来て囲まれてん。」

 

「誰が?」

 

「その5年の人が。」

 

「(オマエが囲まれたんと違うんかーい!言い方!!)

その5人くらいの人は○○ちゃんの友達ってこと?」

 

「友達かどうかはわからへんけど、5人ぐらいで固まってしゃべってから

バラバラに帰っていってん。」

 

「ほんでどうしたん?」

 

「一緒に帰ってた△△ちゃんが、5年の○○ちゃんにアイスのキーホルダー返して

って言ってくれてん。

ほんだら、持ってない。って言われてんて。」

 

「それで?」

 

「それで家に帰ってきた。」

 

「・・・。」

 

「・・・。」

 

「ちなみにそれは、どこであったん?場所。

帰り道のどの辺?」

 

「自動販売機あるところ。」

 

「都会舐めんなよ。学校から家までの間に

自動販売機何個あると思ってんねんwww」

 

「えっと、あの公文のところの道がこうあって、この・・・ここ!」

(身振り手振り)

 

「(さっぱりわからない)」

 

その後、5分くらいかけて場所特定(笑)

 

「そういえばなんで5年の女の子の名前わかったん?

知ってる子やったん?」

 

「いや、お兄ちゃんが○○ちゃんやって言ってた。」

 

「なおの話聞いて、ランドセルの色とかで○○ってわかった。

○○は5年生でそのランドセルの色で、この道通ってるもん。」

 

「5年生やってなんでわかったん?」

 

「え?だって背の高さが5年生くらいやったもん。」

 

 

!?

 

 

「いや、背の高さだけでは学年は特定できへんやろ?

背が高い子も低い子もおるし・・・」

 

「でもな、背の高さこれくらいやってん。

1年生にしては高すぎるし、6年生にしてはちょっと低いかな~って思うねん。」

 

 

まてまてまてまてまてマジかこいつ。

本気で言ってんのかコレwww

 

 

「5年生で、そのランドセルの色で・・・ってなったら○○ちゃんかもしれへんけど、

違う学年でその色のランドセルの別の子かもしれへんやん?

(冤罪だけはマジ避けたい。ここは慎重に。)」

 

「でもお兄ちゃんが○○っていう名前やって言ってたもん。」

 

「は?俺言ってないし!」

 

「お兄ちゃんが○○ちゃんっていう名前やって言ってたやん」

 

「だから俺言ってないし。

なおが○○っていう名前やって言ってたから、

ランドセルの色とかきいて5年生の○○やって教え立ったんやろが!」

 

「(でた!天然気味の娘と初期のカンニング竹山並みにキレやすい長男の攻防!!)

なおはその子の名前知らんかったんやし、

ひさはその現場見てないのに何で名前わかったんやろう・・・」

 

「あ、△△ちゃん(娘と一緒に帰ってた友達)が

キーホルダーのこと聞きに行ってくれた時に

○○ちゃんって呼んでたんやった。」

 

 

チーーーーン真顔

 

はい出ました。いつもの感じ。

 

 

「・・・な、なるほどね。

じゃぁ、キーホルダーを蹴ってたのは○○ちゃんで間違いなさそうだね(苦笑)」

 

「ほら見ろや!」

 

「ハウス!気持ちわかるけどな。ひさ、ありがとうな。うん。」

 

「ほんで、△△ちゃんは○○ちゃんのこと知ってたから

返してって言いに言ってくれてんな?」

 

「そう。でも、持ってないって言われて、じゃぁ、キーホルダーどうしたんやろ?

って△△ちゃん聞いたら、そこまでは聞かなかった。って言われてん。

ほんで家に帰ってきてん。」

 

 

 

長かった!!

 

ようやくここまでたどり着いた!!

 

ついに私はあの「魔法の言葉」を発することができる!!

 

届け、この想い・・・!!

 

・・・ってプリキュアになるところやったわ、あぶないあぶない滝汗

 

 

万時して言いますよっっっラブ

 

 

「それで、どうしてほしいの?」

 

 

 

③につづく・・・