『11月に発表会をやる!』
と言う先生に、
『え~~~』
私たちはローテンションの返事をした。
ウクレレ教室に『癒し』を求める私達には、
覚えようという姿勢がない。
努力しないくせに、
先生が披露するかっこいいフレーズには飛びつき、
それだけはマスターしようとする。
『楽してしゃべってええとこ取り』クラスである。
毎回先生は、褒めたりおどしたりしながら
私達をヤル気にさせようとする。
どんな作戦にもビクともしない私達だが、
先生もウクレレで食ってるプロである。
とうとう発表曲が決められてしまった。
がんばってコードを覚えた
小1の男の子の演奏を私達に見せ、
『ええかげん観念せぇ』
とばかりに圧力をかけてきた。
しゃーない。
やったろやないか。
もう逃げられないのである。
数年前から、友達になりたいと思ってた人と
最近ランチに行くようになった。
なかなか声をかけれなかったのは、
多忙で交友関係の広い彼女に遠慮があったからだ。
今まで育んできた友情が
こわれそうになっているという彼女。
第三者の介入によって、
意図的な(たぶん)伝言ゲームで
言ってもいない事を言った事にされる事が続いた。
私はうわさは信じない。
長年、悪意のうわさにくやしい思いをしてきたからだ。
たとえ親友の言葉であっても、
「親友はこう言っていた」
という認識をする。
たとえ悪意がなくても、
真実が曲がらずに伝わることは難しい。
不甲斐なくても、
日々を必死で生きる自分の目を信じなくて、
いったい何を信じるのだ。
夜、出かけようとすると、
玄関わきのうす暗い部屋で
『ガ』が飛んでいる。
外出後、帰宅するとまだいた。
くるくると輪をえがいて飛んでいる。
「よ~飽きんと、暗い部屋でパタパタとガが…」
「…?…暗いとこでガ?」
虫は普通、明るい光に寄ってくる。
壁に止まったその物体を、よ~く見ると、
ちびっこコウモリである。
垂直の壁に、顔をべチャッとくっつけ
困ったようにはりついている。
無抵抗のコウモリを捕獲して、
まじまじとながめた。
めったに近くで見れるものではない。
ちいさいネズミが、ブタのまねをしたみたいな顔をしている。
鼻が上を向いているのだ。
羽は、まさにこうもり傘。
当然コモちゃんと命名し、
ちいさい水槽に
『コモちゃんの部屋』と看板をつけて入れた。
翌日、ルンルンで外出先から帰ってくると、
コモちゃんの部屋はからっぽ
。
たぶん、爬虫類系大っキライの父が見つけ、
気味悪がって大騒ぎしたあげく、外に放したに違いない。
…ちっ。
それからは外でコウモリを見かけると、
(なぜか当時よく飛んでいた)
「コモちゃん?」
と立ち止まる私であった。
ま。
むこうも、自分がコモちゃんだかどうだか
知ったこっちゃないねんけどな。
新しい職場に移った時、
『何でも聞いてください』
と、何でも教えてくれた人がいた。
ふたりともひとつ下の男性。
ひとりは大阪で、ひとりは京都の職場で私を仕込んでくれた。
ふたりから学んだ事は、その後の仕事にずっと活かされる事になる。
疑問には納得するまで答えてくれた。
本当に感謝しきれない。
今年になって新しい職に就き、
とがめるような視線の中で、しなくていい失敗を繰り返した私。
ヘビににらまれたカエル
。
を身をもって学んだが、
何でも聞けない職場で、
厳しく油断なく働く事を学ぶ。
うんざりする時もあるが、
自分にもこんな事ができた。と思える時もある。
『努力』という言葉を、先日テレビでノムさんが言った。
小学校の恩師がくれた色紙の『努力』。
いま心にうかべると、しゃっきりする感じだ。
「わたし『努力』とか、そういうの大っ嫌いやねん
」
と言うてた友人も、
ちゃっかり努力しとったもんなぁ。
昼休みはヤクルトレディがやって来る。
先日は黒酢ドリンクを買って飲んだ。
血液サラッサラや♪
かつて職場で異動があり、専門外の仕事に就いた。
日が経つにつれ、疲労と不満が蓄積する。
そんなある日、白髪のヤクルトレディが颯爽とあらわれた。
流れるショートへアに晴れ晴れとした笑顔。
購入はお断りしたが、よどんだ心にさわやかな風が吹き込んだ。
同じ頃、近所のガソリンスタンドで壮年がフロントガラスを拭いてくれた。
寒空に満面の笑顔。
自分の愚痴がはずかしかった。
一瞬でこっちの心を変えてしまう笑顔。
覚悟の上に咲いた笑顔なのか。
感謝から湧き出た微笑みなのか。
覚悟を決めた人の顔って、やっぱりいい。
地元サッカーチームの監督と選手が、
テレビで紹介されてるのを観てそう思った。
わたしも腹決めるもんね~。
ロハスフェスタへGWに行ってきた
。
太陽の塔の横顔が遠くに見える。
小猿みたいなちびっこ時代に会ったよなぁ。
覚えてる~
?
広い芝生の広場に所狭しとブースが並ぶ。
日差しの中、人混みを食べ歩くには日傘はNGだった
。
やっぱツバのある帽子じゃないと。
北欧のユニフォーム(囚人服?)の古着を買って、
子供達がつくったブレスを買って、
宮bowさんというお箸屋さんに寄った。
お箸が壁一面に並んでる。
どれひとつとして同じ形がなく、左右違う形だ
。
お箸も欲しいけど、今回は大きめのスプーンだけ。
惣菜を取り分けるのに使おう。
スプーンも生きものみたいにぐにゃりとしてる。
きれいに磨かれた表面は手触りよく、
形は持ちにくかったり、持ちやすかったりするので、
へんな愉快な気持ちになる。
他のブースでは、会社勤めをしながら家具をつくる人が
いづれ、これでやっていきたいと語る。
夢や可能性がちりばめられた万博公園。
少子化と思えないほどたくさんの子供たち。
ここから何かががたくさん生まれそうだ。









